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【UiPath】FORWARD VIに参加してみた

日ごとに寒さが身に染み、お鍋の美味しい季節になりました。皆さまいかがお過ごしでしょうか。UiPathトレーナーのreiです。

10月にUiPath社のグローバルでのイベント「UiPath FOWARD VI」に参加させていただきました。はじめての海外出張、はじめてのラスベガス。不安もたっぷりでしたが、UiPath社の勢いを肌で感じて、UiPath愛が深まる4日間でした。こちらの記事では、思い出をゆるく振り返りたいと思います。

「UiPath FOWARD」は、UiPath社が毎年開催しているイベントで「オートメーション業界最大のグローバルカンファレンス」です。今年は、ラスベガスのMGM GRANDで、10月9日から4日間に渡って開催されました。

私の会社からは、私と部長の二人で参加しました。昨年、上司やUiPath Friends(ユーザーコミュニティー) の皆さんが参加されているのを見て「楽しそう!私も行きたかった!」と思って、今年は思い切って手を挙げたらすんなり参加が決まりました。自己主張って大切ですね。

UiPath FOWARD VI 振り返り

イベントの大まかなスケジュールは、午前は基調講演、午後はテーマ毎の個別のセッション、空いた時間には展示ブースを回ります。夜にはディナーやパーティーが用意されていて、ボリュームたっぷりです。

基調講演は、プロジェクションマッピングとライティングの演出が格好良くて、テンション上がります。日本語の同時通訳があったので、怒涛の英語スピーチに絶望せずに済みました。

テーマは「AI at work」

今年のメインのお話は「AI × Automation」でした。共同最高経営責任者 ロブの講演では「AI活用による変革は、選択ではなく必須」ということを強くお話されていました。今年はChatGPTがバズって、本当にAIが身近になりましたよね。もちろんChatGPTなどの生成系AIとの連携のお話もありました。各種生成系AIとの連携コンポーネントがMarketplaceで提供されています。

共同最高経営責任者 ロブ氏

「UiPath Autopilot」に期待大

最高製品責任者 グラハムの講演では、新機能「UiPath Autopilot」の発表がありました。UiPathの主要製品にAI機能が搭載されます。特に「Autopilot for UiPath Assistant」のデモが面白かったので紹介します。

「Autopilot for UiPath Assistant」のデモ

Forward Japanに行くための準備をするシチュエーションで、グラハムとAssistantがこんなやりとりをしていました。

Graham:(Webサイトの画像を添付)出張の計画を立ててください。
Assistant:出張の計画は以下です。
・パスポートが有効であることを確認する
・自分の役割に応じてビジネスクラスの試合を予約をする
・イベントポータルからANAインターコンチネンタルホテルの宿泊予約する
・お客様との打ち合わせを準備する
・帰国時に経費を提出する
Graham:(パスポートの画像を添付)これは有効ですか。
Assistant:パスポートを更新する必要があります。ServiceNowのチケットをトラベルチームに提出して、パスポートの更新をリクエストできます。

人間とのやり取りの部分は生成AI、実際の処理はRPAが担っているのかなと思います。「Autopilot for UiPath Assistant」を使いこなすことができたら、かなり心強い部下になりそうですよね。実際のデモは下のリンクから見てみてください。

ダニエルCEOの日本愛

共同創設者兼共同CEO ダニエルの講演も印象に残っています。日本法人のCEO 長谷川さんとの出会い、SMBCバリュークリエーションのCEO 山本さんとの出会いについてお話されました。ダニエルは本当に日本が好きで、日本のユーザーを大事に思ってくれていて、それだけでUiPathを推せます(笑)。その後の山本さんの登壇では、世界中から集まった方々が、日本企業の取り組みを熱心に聞いてくださっていて、感動しました。

共同創設者兼共同CEO ダニエル氏
SMBCバリュークリエーション CEO山本氏とダニエル氏

アメリカのたのしいパーティー

イベント中は毎日ディナーやパーティーが用意されていて、参加者の方と交流する機会が沢山ありました。アメリカっぽい派手なパーティーに、これまたテンション上がります。お酒を片手に、海外の開放的な気分でUiPath談義をするのはとても楽しかったです。

ウェルカムレセプション
オートメーションセレブレーション

UiPath Friendsの企画など、日本人向けのイベントも用意されていました。3日目の夜に開催された「Japan Session」では、基調講演の内容のサマリーを日本語で解説してもらえて、とても有難かったです。

沢山の新しい出会いもあったので、このご縁を大切に、お仕事に繋げていけたらなと思います。

Japan Sessionの記念写真

まとめ

今回はじめてグローバルカンファレンスに参加してみて、UiPath社の経営層の方々の声を直接聞くことができたのは、とても貴重な経験でした(通訳越しでも思いは伝わりました!)。世界中からUiPathに期待を寄せるユーザー・パートナーが一同に集まった様子を見て、改めてUiPath社の勢いを感じました。

「英語が話せたら、もっと情報収集できたのにな」という気持ちもありますが、英語が分からなくても、臆せず参加して本当に良かったと思います。翻訳アプリを活用したり、周りの方に助けて頂いたり、あとは簡単な単語とジェスチャーでなんとかなりました。UiPathが好きな気持ちがあれば、沢山の良い刺激を得られるイベントだと思います。

そして、はじめての参加で、不安も沢山ありましたが、無事楽しく過ごせたのはUiPath Friendsの皆さんに何から何まで助けて頂いたお陰です。本当にありがとうございました。

おまけ:そのほかの思い出

夜の空いた時間に、UiPath Friendsの皆さんにあちこち連れて行って頂きました。思い出の写真を最後に載せておきます。

ギラギラしたラスベガスの街並み
どこかで見た幻想的な展示
話題のイベント施設 Sphere
超美味しかったGORDON RAMSAYのハンバーガー

とても充実したラスベガス出張でした。来年も参加できるよう頑張ります!

ここまで読んでいただきありがとうございました。