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Air75とKeychron K3、どっちがいい? ロープロ75%の2機種を比べてみる

こんにちは、今日もキーボードの沼に溺れています、セム(@ssem1622)です。

つい先日、新しいキーボードを買いました。中国の深センから10日かけてどんぶらことやってきたキーボード。日本人が韓国に向けて中国から個人輸入するというなんとも複雑な座組です。

今回買ったのはNuphyのair75。主要スペックはこちら。

  • ロープロファイル

  • 75%レイアウト

  • US配列

  • ホットスワップ対応

えっ、ってか枝豆さん、あなたそういうの以前買ってなかった?という声が聞こえてきます。そうなんです、同じようなスペックのキーボード、実は手元にありまして、以前ゴリゴリと嬉しげにカスタマイズもしてました。それがKeychron K3です。

でも、買っちゃいました。だって欲しかったんだもん。ドル残高あったんだもん。結果、買って大正解でした。

というわけで今回の記事では、この2つのキーボードの比較をしてみたいと思います。YouTubeとか見てても、みなさんこの2機種で迷うみたいですね。そんなあなたの背中をグイッと押していきたいと思います。

Air75とKeychron K3のスペック比較

【共通点】
・75%ロープロファイル
・ホットスワップ対応

【違うところ】
・Air75: メカニカル茶軸
・K3: オプティカル赤軸

結論、もうK3には戻れない。当面は自宅のKeychron K2と携帯用Air75のダブル布陣でいきます。

Air75とK3の比較

同じレイアウトのキーボード、比較ポイントは大きく3つあります。

キーキャップ間のスキマ

K3は結構スカスカにスキマが開いており、手前が高く、奥が低い、厚みに差があるキーキャップが採用されています。また、素材はABS(テカる+音が高い)です。(最近PBTの純正キーキャップが出たらしいですが)

そのため、キーキャップ上で指を滑らせるとパチンパチンという音が聞こえます。電卓弾くときみたいな音ですね。また、キーが戻る時に「カシャ」という音が僅かにします。

一方、Air75はスキマなし、キーキャップ自体に厚みの差はありません。素材はPBT(昇華印刷)で、コトコトという音がします。好きな音です。

わたしが大好きなK2(OEM/PBT)もスキマなし。人によってはスキマがないとタイポが出るっていいますが、どうやらわたしの手にはスキマなしのほうが合っているようです。指を滑らせながら打つのが楽しい!

打鍵感

75%ロープロファイル、同じ配列なのに、打ちやすさがぜんぜん違います。オプティカルの茶軸はどうにもこうにも打てずに1日でメルカリ行きとなりましたが、メカニカル茶軸はいいですね。みんながいいっていう感覚がようやく理解できました。

茶軸が売り切れており、赤軸を買ったのですが茶軸を試したい気持ちがどうしても諦められず、茶軸キースイッチも合わせて買いました。我ながらファインプレー! 到着当日にせっせと換装だん。今は茶軸メインで使っています。

余談ですが、K2の赤軸は素晴らしいからガチでオススメ。

MacBookに載せたときの安定感

ロープロファイルは基本的に南の島で使うためのものなのですが(東京ではK2がメイン)、その場合外部モニターがないので尊師スタイルで使うことも多いんです。

K3(V2)は高さ調整用の足がついてはいますが、MBPの上で安定させるにコツが必要で、なかなかビシッと位置が決まりません。ただ足の分だけ内蔵キーボードとの距離が出る分、発熱防止には一役買っているように思います。

Air75 は、もともとNuphyがMacのキーボードに乗せて使うためのプロダクトを作っているからか、思った以上にピタッとハマります。しかもズレません。

結構がっつり傾けていますがズレません。はみ出さなければ最強でした。

裏には高さ調整用の足はなく、オレンジの磁石でつけるやつしかありません(がほぼ使ってません)。

実は滑り止めのためにあるグリーンの細いゴム、実はあれがミソで、Macbookキーボードの溝にピタッと固定されるという仕組み。K3よりも横幅が広い分、13インチだと少しはみ出してしまうのですが、安定感は抜群です。動かなーいすばらしーい!

ただ、内蔵キーボードとAir75の間にスキマがなくピッタリとくっついているので、熱のこもりを考えるとあまり長時間の利用はできないかもです。尊師スタイルは移動中とかに限定されそうですね。

余談 Air60 or 75?

Nuphyサイトに訪れた人が一度は必ず迷うのが60 or 75? 問題。Fキーほとんど使わないので60%で十分そうとも思えたのですが…

  • 右Shiftが小さい(韓国語入力で多用)

  • ~(半角チルダ)や`(バッククオート)をSlackで結構使う

  • K2と同じレイアウトのほうが迷わなそう

これらの理由から、少しサイズは大きいですが75を選択しました。

総合: Air75の圧勝

上記3つのポイントから、ロープロファイル対決はAir75の圧勝という結果に。K3のときに得られなかった「ずっとさわっていたくなる感覚」がAir75にはあって、時間さえあればずっとさわっています。

そしてはじめてしっくりきたタクタイルのフィードバック、気持ちいいです。これまで荷重が軽いのが正義だと思っていましたが、同じロープロファイルでもメカニカルとオプティカルでは全く別物でした。

もちろんK3も悪くはないんですけどね。手がもっと合うものに出会ってしまった、それだけです。

基本リモートなので一日中なんかのテキストを打っているわたくしセム。いいガジェットに出会えてホクホクしております。さぁ、みんなも沼においでおいで…


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