小洒落たnoteが書きたくなりまして

大半の皆様お久しぶりです。僕は生きています。

連休中に読みたかった漫画や本を読み漁ってたくさん泣きました。

ついでに色々な人の感想や、調べものの末たどり着いたnoteで、本職ではないのに面白い文章を書く人を何人も見かけまして、何か僕も今すぐ発信したい気持ちになりました。
読後の高揚感からくる一種のハイによって起きた衝動なので、恥ずかしくなって後から削除しているかもしれません。

文章は書くのも読むのも好きですが、見切り発車で書き始めてしまったので題材がありません。どうしたものか。

ということで老若男女、みなさん大好きであろう恋愛分野から一つ題材をいただくことにします。

知り合いの先輩で、
「恋愛は意味ない。」
とよく言っている人がいましたが、そういう人以外には興味を惹く文章にしようと思います。(かくいうその人も現象や理論について考えるのは好きな人なので、多少の面白みは感じるかもしれません。)

さて、本題ですが「蛙化現象」という言葉を一度は耳にしたことはあるでしょう。
去年くらいのZ世代流行語ランキングとかに入っていたはずです。
余談ですが、僕は1998年生まれです。
職場で出会う18〜21歳くらいの後輩に対して、
「今時の若いもんは〜」
とつい言いたくなってしまう程の世代ギャップをよく感じて、Z世代らしいな〜なんて思っていたのですが、なんとZ世代とは、
【1990年代半ばから2010年序盤生まれの年齢層の若者】を指すらしく、僕も僕と同世代の友達の皆さんもZ世代なのだそうです。びっくり。

話が逸れましたが、蛙化現象とは簡単にいうと、
好きな人に好意を返された瞬間、相手を嫌になってしまう現象のことを指す心理学用語です。
若者の間で転じて、相手のちょっとした嫌なところを見て一気に冷めちゃう。みたいな意味で使われていたりもしますね。
例えば、箸の持ち方が汚かった!とか、その見た目で字汚いの!!とかですね。

ややこしいので、前者の心理学用語的に使うときは「蛙化現象」、後者の若者言葉風に使うときは「カエル化現象」ということにします。

僕は蛙化現象にはならない(※)タイプです。が、気持ちは分かります。
あんなに好きで好きで、ずっと手に入れたかったのに、本当に手に入るんだ、と感じてすぐに、なんだか嫌になってしまうって経験をしたことある人は多いんじゃないでしょうか。
少しだけ意味を誤用させていただくと、買い物での蛙化現象にはよくなりますね。

所有欲や独占欲が満たされた時に、一気に興味を失ってしまうあの感じ。

なんだか恋愛の蛙化現象とよく似ていませんか?

※(〜現象になる、って言い回し、気持ち悪くないですか?〜現象と同じ状況に陥る、というのが正しい言い回しなんでしょうか。もっと端的でスッと入ってくる違和感のない言い回し分かる方、教えてください。)

そして僕は、カエル化現象にはよくなります。
これは先輩に対しても後輩に対しても恋人に対してもよくなります。

ちょっとした冷めポイントが少しずつ溜まっていって、「うわ、この人と付き合っていくの、もう嫌だ!!」みたいな感覚になります。

もちろんそんなわがままが通らないことの方が多い社会人ですから、その人の良いところを探してみたり、自身の仕事に対するメンタリティを変えようとしてみたり、様々な試行錯誤をして人間関係が駄目になっちゃわないようには努力をするわけです。

しかしこと恋人に至っては、そうはいかないですよね。
この先何年も一緒にいようと思っているのなら、冷めポイントが溜まりに溜まってしまった状態から抜け出そうと四苦八苦するのはとても辛い作業を続けていくようで、そしてだんだん自分の心の狭さがみっともなく感じるようになるのです。
あ、これは一般論として言っているのではないですよ。僕のあるある話です。

ではこの状態をどうやって回避したらいいのでしょう。

そもそもお前の恋愛が減点方式なのがおかしいだろ!自分の性格が悪いんだろ!神経質なんだろ!心が狭いんだろ!恋愛の基本は妥協だろ!
はい、一旦真っ当なツッコミは置いておいてください。そんなことよくわかっていますから。

僕だって目指す人物像は軽妙洒脱な人ですよ。
でもいつまで経っても俗っぽかったり、何かに執着し過ぎちゃったりして、日々内省している訳です。成長するって難しい。
ちなみにですけど、タイトルの「小洒落た」や、「洒脱」の「洒」は、「酒」ではないですよ。一本ない方です、豆知識。知っていましたか?

ところがこんな僕にもこの恋愛苦手な状態から抜け出せる解決策があります。

それは、相手に入れ込み過ぎない、依存などもってのほか、お互いに自立し、自律した、そして尊敬しあっている状態を模索する。そんな相手を探す。ということですね。
ありきたりっぽいでしょうか。
忘れて欲しくないのは、ちゃんと相手を好きだと思っているし、性欲もしっかりあります。その中で、という話です。

そのくらいのちょうど良い距離感、ちょうど良い温度感で互いにやっていけるのなら、相手に求め過ぎず、相手を蔑ろにもせず、着実に歩みを進められるんじゃないだろうか、と思うのです。
減点も加点も大きくはありません。小さく冷めて小さく熱する、感情を疲れさせず、相手を思い続けられるのでは、と思うのです。
机上の空論でしょうか。

昔、「クロスゲーム」というあだち充さんの漫画のアニメの主題歌に、鶴さんの「燃えるような恋じゃないけど」という歌が使われていました。あれ、EDだったかな?とにかく一度聞いてみてください。
いい歌だし、僕の目指してる恋愛ってこれやんってなりました。

つまりですね、尊敬できて、相手も自分も考えは大人で、お互いを好ましく思っていて、そして盲目に愛だけを注ぎ過ぎないように律しあえるみたいな人を見つけるのが僕にとって理想という訳です。
共感できる人はいましたかしらん。
恋愛って難しいですね。

というか恋愛を語ってしまって小っ恥ずかしいですね。友人Y君や、友人H君が読んだら、
「共感性羞恥がすごい。」
って言いそうな内容です。

そのあたりはご愛嬌ということで。

ところでお知らせです。最後まで読んでくれたそこのあなた。
僕にもそんなお相手様に最近、恵まれました。内緒ですよ。祝福は待ってます。
まだまだこれからですが。

なんだか、少し長くなったような気がしますが、また気が向いたら更新したいです。
ごきげんよう。

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