6社を経験した25歳が考える “20代のキャリア” | 仮でゴール設定するのもアリだと思う。

こんにちは、ささきです。

新卒で入った人材ベンチャーを退職をしてから2年以上が経ち、今では海外転職事業の運営で、多くの人のキャリアに携わらせていただいております。

僕は今25歳なのですが、海外転職事業を含めると合計で6社ほどの経験があります。

ざっくりと経歴を説明するとこんな感じです。

■学歴
・学生時代10年テニス(大学は体育会)
・2015年3月学習院大学卒業

■職歴
1. 新卒で1年間人材ベンチャーで働く
2. 逗子海岸で海の家を共同経営
3. toC企業でのCS部門の業務委託
4. 海外転職事業の立ち上げ(現在も継続中)
5. WEBディレクションやマーケの業務委託
6. プライベートでメディア運営(現在も継続中)

天皇皇后のイメージがある学習院大学を卒業して、こんな変なキャリアを歩んでいるのは、おそらく “僕だけ” かもしれないです...笑

そこで今回は、20代で明確にやりたいことが決まっていない人向けに『20代キャリア』について、少しでも皆さまのお役に立てればと思い、noteを書いてみました。

-1- 20代のキャリアについて思うこと

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結論からお話すると...

明確に将来やりたいことが決まっていない20代の方は、30歳までに地力をつけることをゴールに置いてみれば良いんじゃないかと考えています。

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僕が30歳まで圧倒的に地力をつけていることが大事だと思った理由は…

新卒1年目の時に社外の先輩方(経営者の人、年収1000万以上の人、元リクの人など)の話を聞いて、まずは20代でどんな経験ができるかが勝負だなと思ったからです。

具体的には…

・20代のうちにとにかく幅広い経験をした方が良い
・20代の行動で30代以降が決まる
・20代で貯金する必要はない
・ダメなら変えればいいだけ
・基本、日本ではどんなに失敗しても死なないよ

という言葉を多く頂き...

「じゃあ20代のうちに動かないと!」と思い新卒で入った人材ベンチャーを退職して、気づいたら知人と一緒に海の家を共同で立ち上げていました(笑)

20代のキャリアついては、臨床心理学者のメグ・ジェイ氏のTED動画や、藤原和博氏の戦略も一時期話題になっていたので、一度見てみると良いかもしれません。

また『30歳まで圧倒的に地力をつけていること』のみを考えることがオススメな理由は...

『今、明確な夢を決めなくてOK!』だからです

僕は明確な夢が無かったので、このように考えた瞬間にとても楽になりました。(もちろん、夢があれば尚良いですよね。そういう方は羨ましいです!)

ただ、明確な夢がなくても、『自分がなりたい姿』や『人生においての優先順位』を明確にしておくことは重要だと思っています。

ここで言いたいことは...

将来の夢が決まらず悩んでいるよりは、『30歳まで圧倒的に地力をつけていること』を決めて、20代に様々な経験をしていくこともアリではないか?ということです。

様々な経験をしたからこそ見えてくる『将来やりたいことや夢』があると思うので。(実際に僕も様々な経験をさせていただいて、将来の夢候補が複数出てきているところです...)

-2- 『30歳まで圧倒的に地力をつける』ために意識している3つの方針

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ここでは『30歳まで圧倒的に地力をつける』ための方針を経験を元に3つにまとめてみました。

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ここでのポイントとしては…

「自分が何に向いているか」を知るために20代は過ごすべき(→方針1)という点です。

そして「自分が何に向いているか」を判断するために...

裁量権がある環境(→方針2)、質の高いフィードバックをもらえる環境(→方針3)で、モノゴトをやりきる必要性があるからです。

具体的に考えてみると...

もし(方針2)の裁量権が無い環境で働いた場合
・そもそも裁量権が無いため決められた仕事しかできない
・決められた仕事をするため自分の頭で考える機会が少ない

もし(方針3)の質の高いフィードバックをもらえる環境で無かった場合
・間違った方法で仕事をしてしまっているケースが出てくる
・自分で全て勉強しなければいけないので学習するスピードは明らかに遅くなる

→方針2と3のいづれかが欠けたら、20代で成長できる伸びしろが明らかに狭くなってしまいます。

そのため、働く環境を考えるときは上記の3つの方針を念頭に置くべきだと考えています。

-3- 実際に3つの方針を意識して僕が今やっていること

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先ほど紹介した 『30歳まで圧倒的に地力をつける』ための3つの方針をおさらいしておくと、こんな感じです。

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この3つの方針に沿って、現在僕がやっていることは仕事は大きく2つあります。

①海外転職事業
ポジションとしては、法人営業、キャリアアドバイザー、オウンドメディアの編集長をやっています。もともと、カンボジアで人材紹介会社の代表を務めていた方とやっています。

②メディアの運営
WEBマーケティング領域を極める、且つ、僕の人材業界での経験を活かすために、WEBマーケに詳しい人や優秀なライターさん一緒にやっています。(まだまだ立ち上げたばかりですが...)

ポイントとしては2つとも優秀な人たちと仕事をしている点です。(もちろん、人間的にもめっちゃ良い人たちです)

優秀な人たちと働くと、質の高いフィードバックを貰えることはもちろんですが、お互いの役割も明確なので裁量権も大きく仕事ができるのが良い点です。

また、過去には業務委託でtoCサービスでCS担当をやっていたり、toBメディアでWEBディレクションなどもやっていました。

今は①海外転職事業②個人メディアの運営で結果を出すためだけを考えて仕事をしています。

-4- 『30歳まで圧倒的に地力をつける』ために動いて学んだ2つのこと

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ここでは、僕が地力をつけるために動いてきて学んだことを少しだけ共有できればなと思います。

今回は2つピックアップしてみました。

【1】 時間の切り売りをどれだけ減らせるか
【2】 目の前の人に信用してもらうのが一番の仕事

【1】時間の切り売りをどれだけ減らせるか

「自分の時間を売っているだけの仕事」は減らせる方がベターと考えています。

言葉を選ばずに言うと、20代で均等に与えられた時間(資源)を『いかにして将来お金を生むものに変えられるか』が大事になってくると思うからです。

もちろんお金が全てじゃないので『将来を豊かにするための経験』であれば何でも良いと思っています。

例えるとこんな感じです。

■時給が高いシール貼りの内職
→今はもらえるお金が多いが、将来もずっと同じ時間を働かないとそのお金は稼げない

■時給が低くてもWEBデザインが学べる仕事
→今はもらえるお金が少ないが、力がつけば同じ時間でより多くのお金が稼げる

結論:シール貼りの内職よりもWEBデザインの仕事をするべき

シール貼りの内職が駄目だとは全く思っていません、ただ言いたいのは20代の貴重な時間をそこに費やすべきですか?ということです。シール貼りの内職ならおじいちゃん・おばあちゃんになってもできます。

そのため、今自分が...

「目先の報酬や安定だけを見て、シール貼りの内職と同じことをしていないか?」

という視点で考えてみるのもアリです。

それでは次は2つ目の『30歳まで圧倒的に地力をつける』ために動いて学んだことを書いていきますね。

【2】目の前の人に信頼してもらうことが一番の仕事

とてもシンプルですが、仕事で最も大事なことは目の前の人に信用してもらうことだと感じています。

理由としては、目の前の人(一緒に仕事をしている人)に信頼してもらえれば...

新しい仕事が任されたり、報酬が上がったり、知人を紹介してもらえたり、とポジティブな連鎖ができるからです。

実際に何もスキルが無かった僕は、まずは目の前の人に信頼してもらうことだけを考えて、今の仕事にたどり着いています。

僕自身が実際にやってきて、人に信頼してもらうために必要だと感じたポイントは2つです。

①相手の期待値を把握すること
これは結構大事な気がします。相手の立場から考えて、自分に求めているもの何のかを明確にするべきです。わからなければ自分から聞くスタンスは重要です。

個人的に期待値が把握できないと仕事はできないです。逆に期待値を把握せずに仕事をやっている人は、自己満足で仕事をやってしまっている傾向が強い印象です。

②約束は絶対に守ること
すみません、当たり前ですね。

多くの人と働いてきましたが、上記の2点が割とできていない人も多い気がします。

目の前の一緒に働いている人に信頼されないで、どうやって顧客に価値を提供するの?と思ってしまいます。

そのため、①相手の期待値を把握して②約束は絶対に守ることで、人に信頼してもらうことから始めると良いかなと思います。

次は失敗したことについても書いていきますね。

-5- 『30歳まで圧倒的に地力をつける』ために動いて失敗したこと

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『30歳まで圧倒的に地力をつける』ために動いて、失敗した点は...

長くなっしまうので詳細は省きますが、まぁ、メンタルを崩します笑

特に僕は人に相談することがあまりできていませんでした…(考えてみたら、この点は学生時代からあまり変わっていませんでした)

ただ早い段階で改めて『自分が人に相談することは苦手だった』という事実をしっかり認識できたのは大きな収穫だったなーと思います。

そのため、自分のメンタルの傾向をしっかり掴んでおくのは重要だと思います。

実際に下記のように、メンタルを回復する手段を明確に使い分けてる人もいるので、参考にしてみると良いかもしれません。

-6- おわりに|一旦、明確な夢が無くても良いと思う

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長くなってしまったので、最後にまとめると。

『一旦、30歳で地力をつけることをゴールに置いてもいいのではないか?』

ということです。

僕は普段18歳〜65歳、年収でいうと200万〜1800万円までの方のキャリア相談を受けていますが....

キャリアについて迷われている方が本当に多いです。

少しでもキャリアについて迷われている20代の方は、『30歳の時点で地力がついていること』を一旦ゴールにして、下記の方針で自分のキャリアを選んでみてはいかがでしょうか?

【まとめ】
方針1
 -自分に何が向いているのかを知ること
方針2
 -100%裁量権を持ってできる仕事をすること
方針3
 -優秀な人からフィードバックがもらえる環境に身を置くこと

twitterではいつも何も生まないような “くだらない” ツイートをしているので、よかったら見てみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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