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#029 『お金2.0』で考えるパチンコにハマっていた理由

ファームノートでUXデザイナーをやっている秋山ウテです。

同僚の西野さんからの勧めで、『お金2.0』を昨日から読み始めました。

実務家から見た、これからの経済のあり方をやさしくわかりやすく解説してくれているこの本。

まだ、1章も読み終わってない笑ですが、僕自身の過去の遺産を振り返られるいいきっかけになったので、その話を。

”経済”って何?

著者のメタップス社長佐藤さんいわく、

「人間が関わる活動をうまく回すための仕組み」(佐藤, 2017, p.48)

というのが、経済の定義。

経済をうまく回すために、仕組みの構成要素として、

①インセンティブ
②リアルタイム
③不確実性
④ヒエラルキー
⑤コミュニケーション

を挙げています。

まさに、これパチンコじゃん

実は僕21歳くらいまでパチンコにドハマリしていました。
なかなか辞められなかったのですが、著者の佐藤さんがいう、5つの構成要素がバッチリハマっていたわけです。

①インセンティブ
何かをしたら、何かが返ってくるのが明確にわかるのがインセンティブ。
さらに儲かる、モテる、認められる(3M)に当てはまれば、さらにこの経済は発展するようです。

パチンコにおいては、明確に儲かるのがわかっていたので、そりゃあ私財をぶっこんでしまうわけです。

②リアルタイム
パチンコというのは変化の連続です。
とくにエヴァンゲリオンの台にハマっていたわけですが、刻一刻とストーリーが展開していきます。
当時のパチンコの台は、ストーリー仕立てになっているのも多かったので、飽きずに楽しめますね。

③不確実性
みなさんもご存知のように、必ずインセンティブが返ってくるような、そんな甘い話はパチンコに通用しません。
全然ダメな日もあれば、爆当たりしちゃう日もあります。

そんなギャンブル性が僕を、人々を熱狂させるんですね。

④ヒエラルキー
パチンコ店に行った方はわかると思いますが、店内を見渡すと、席の横にたんまり球を積んでいる方や、明らかに負けを越している方、さまざまな方が見られます。

勝っている人、負けている人がわかりやすい構造になっているパチンコにはヒエラルキーが存在しているのです。

⑤コミュニケーション
パチンコにも実はコミュニケーションが存在しているのです。
どこかと言えば、それは喫煙所。

「あの台、全然だよね〜」とか「今日はボロ儲けだよ」などなど、喫煙所ではそんなコミュニケーションが繰り広げられます。
まあでも、僕から話しかけていたので、この要素は必ずあるのかどうかは真相は謎です。

構造を理解しておけば、絡め取られずに済むかも

こんな感じで、経済をうまく回すためのすばらしい仕組みを持つパチンコ。
世の中には、他にもうまいこと僕たちを絡め取る仕組みがいっぱいあります。

絡め取られてハッピーな場合はOKですが、ちょっと痛い目をみそうな仕組みに入ったときは、構造を理解しておけば、脱するいい機会になるかもしれません。

ではでは!

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