個人的にRIZINが面白くなってきた理由

書くまでもありませんが、RIZIN史上最大の波乱が起こりました。

先月RIZIN17に続き会場が爆発したなと動画で見ていて感じます。

真夏の2連戦、結果的に朝倉兄弟が主役になりました。

個人的に今RIZIN発足以後最高に面白いです。

何故か分析してみます。

元々RIZINはPRIDEの後継団体として、ヒョードルや桜庭、ヴァンダレイ・シウバ、五味など旧PRIDEファイターを使っていました。
そんな中で堀口恭司というワールドクラスなファイターが参戦したことと旧PRIDEファイターでは中々盛り上がらなかったことで堀口恭司と那須川天心を中心としたイベントになっていきます。

堀口を中心としたバンタム級は日本MMA団体のチャンピオンがどんどん参戦、堀口と対戦し、皆堀口にぶっとばされました。日本のチャンピオンが堀口に挑む構図になっていました。

そして別階級では朝倉未来が試合を重ねる度に評価と支持を得ていきます。

そして、先月のRIZIN17、先日のRIZIN18で遂に朝倉兄弟が中心に立ちました。

この状況を予測できたファンはどれだけいるでしょうか?
MMA業界は日本ならパンクラス、修斗、DEEPが主流だと思います。
今のRIZINのファイターでもそれらの団体出身者が多いはずです。
そんな国内チャンピオンを闘わせたら誰が強いのか状態で堀口をどの団体のチャンピオンが倒すか、どの団体のチャンピオンがRIZINの中心に行くのかという状態だったのに答えはアウトサイダー出身者が中心に立っている。
恐らく朝倉海が堀口を倒した今でもアウトサイダーを下に見るファイター、ファンは多いと思います。

しかし、結果的に朝倉兄弟が支持を集め、YouTubeでも再生回数を稼いでいます。
この事実は小説より奇なりの状態が面白くてたまりません。

特に兄の朝倉未来にはとても興味深いです。
喧嘩無敗系のファイターは大体微妙なのですが、ガチで強いというのが面白いです。

このままRIZINに残っても面白いですが、海外に出て闘う姿も見てみたいと思います。

最近の格闘技がどうしてもあらかじめ筋書が決まっているかのような運営がRIZINに限らず多かったのでこういう予想だにしない展開はとても面白いです。

年末も期待します。

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