最近は動画投稿が主になりましたが、アップした後に気付くことも少なくないので後日談的なものを載せたいと思います。

　まず本動画はこちら↓

○トレード評価の表現を日和る

　第一感として「マリナーズに何の得があるんだこれ？」というのがあり、ARIの一方的な勝ちトレードだというのが正直な感想でした。一方、MLBフロントのトップ同士の判断を踏まえると、完全否定するのもどうかと思い、評価の部分の物言いを検討していました。つまり、否定的な評価を下すに当たって、どの程度強い表現まで許容されるか、ほぼ動画のアップできる状態で準備しつつ主にSEAファンの方々の反応をチェックしていました。結果的には自分の表現はかなり大人し目なものになりました。

　基本的に外部から球団の意図を探るのは困難なので、今回のようなトレードで年俸や成績面だけで納得できないとどうしても不利と見られる球団のフロントサイドを責めてしまいがちです。ただ、結局のところ、情報の量と質はMLBフロントが一番だと思いますので、MLBウォッチャー的には分かる限りの情報が全てではないという前提の下、推測を交えつつも意図を読み取る努力はしないといけないなと自戒する次第です。たとえば、カルロス・バルガスのスタッツでは知りえないポテンシャルがあるのかもしれません。

　一方、プロスペクト誌ですら大物とランキングの低いプロスペクトのトレードを経ていきなり当該プロスペクトのランキングを上げてくるくらい無節操なので、趣味でやっているMLBファンも同じくらい整合性なく無節操に好き勝手話でもいいんじゃないかなとも思いました。別に深く意図を読み込んで無理矢理納得する理由を見つける必要もないでしょうということです。楽しみ方はそれぞれですので。

　まあ、こんなことを言いつつも、山崎福也の件では、NPBフロント様の意図を読み取ろうという意欲が起きない今日この頃です。

※画像はMLB公式