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プロファイリングかな 推しの子枝門枝【構築記事】

 こんにちは初めまして"しむ"と言います。そうでない方は再び私の記事を読んでいただきありがとうございます。
 今年はこれが最後の記事になります。来年もカジュアルメインで構築記事や雑記を書きつつ、なるべくマイナーカードにスポットを当てて不動在庫を動かしてみたいですね笑

 さて、今回は書き切れてなかった推しの子の構築記事になります。開発側のデザインに沿った構築に近いですが、「黒川あまね」のギミックをいい感じに悪用していると思います。
 もしかしたらレシピを見て肩透かしをされる方もいると思いますが読んでいただけるとありがたいです。
では記事の方へ


デッキレシピ

リンク:プロファイリングかな (作成日:2023/12/13)

デッキコード:VX6J

簡単な動かし方

 基本の動きは「恋に落ちた瞬間 有馬かな」のCXコンボでビートダウンを行い、「“B小町”有馬かな」のCXコンボで詰めます。
 加えて「お仕事デート 黒川あかね」による安定した手札確保とマーカー溜めを行い、「プロファイリング 黒川あかね」で手札を整えます。

  • ゲーム開始時
     レベル0と「恋に落ちた瞬間 有馬かな」のCXコンボセット以外は、基本的に手札交換をします。
     手札に余裕があれば、共鳴用の「完璧なトレース 黒川あかね」や経験用のレベル3を手札に残します。

    • 先攻
       先攻は「新人アイドル 有馬かな」か「“B小町”アイ」でアタックできるように手札交換を行います。

    • 後攻
       後攻は次のターンから共鳴を使用したいので、「“B小町”アイ」が絡む場合には2枚以上でアタックできるように手札交換をします。
       

  • レベル0
     「新人アイドル 有馬かな」「“B小町”アイ」をメインにアタックし、準備が整い次第共鳴を使用します。
     「“B小町”アイ」はレベル0の間に思い出にしたいので、自分からパワーの高い相手にアタックします。

    • 先攻
       基本的には相手の処理されづらい「新人アイドル 有馬かな」でアタックをします。
       ただし手札に共鳴用のカードが無い場合には「“B小町”アイ」で揃えに行きます。

    • 後攻
       前述の通り次のターンから共鳴が使用できるようにアタックをします。「お仕事デート 黒川あかね」の共鳴ができれば、手札は後から返ってくるので、積極的にアタックをします。

  • レベル1
     「恋に落ちた瞬間 有馬かな」のCXコンボで山札を削りつつ、レベル2で必要なカードを手札に加えていきます。
     また「白く眩しい光 有馬かな」の効果で山札の上を確認しながら、クライマックスがマーカーにならないように、「お仕事デート 黒川あかね」にマーカーを溜めます。

  • レベル2
     「白く眩しい光 有馬かな」の効果でストックやマーカーを綺麗に作れることができれば、キャンセル確率の高い山札になるので、その山札のクライマックスをキャンセルに多く回せるようにします。
     自分から山札を削ることは控え、「"B小町"MEMちょ」や「プロファイリング 黒川あかね」を早出しして、耐久や手札調整を行います。

  • レベル3
     基本的には「“B小町”有馬かな」のCXコンボ3枚で詰めますが、上手く手札が揃うのであれば「完璧なトレース 黒川あかね」+「陽東高校一般科 アクア」で詰めることも一応可能です。

採用理由

カードの採用理由について解説していきます。

レベル0(16枚)

  • 新人アイドル 有馬かな(4枚)
     手札を維持しつつ、コストを使わずに山札を削る手段として、採用しています。初動であるため4枚

    1. 自ターン中+2000(ストック3枚以下)
       レベル0でパワー4000を超えることは殆ど無いので、3500出れば十分なパワーです。「お仕事デート 黒川あかね」の共鳴でストックの量もある程度調整が効きます。

    2. 手札バック(山札2枚落下, 相手ターン始め)
       一応、レベル2以上のカードが15枚以上採用されているので、確率的には50%以上で返ってくる予定です。
       

  • "B小町"アイ(4枚)
     今回はレベル0で手札の減らないのメインアタッカーとしての採用しているので4枚。

    1. サーチ(リバース時, 1ストック, 控え室クロック, 思い出)
       手札を減らさずにサーチできる強いカードです。思い出に行くことも、後々のキャンセルに絡んでくることがあります。
       

  • 演技に込める想い 黒川あかね(2枚)
     手札で不要なカードを控え室のカードを交換するために採用しています。便利ですが強いカードでは無いので2枚。

    1. ドキテマ互換
       最初の手札交換でこのカードを引いていれば、レベル0のカードを交換に出すことで1枚多く交換することができます。

    2. ストックへ置く(キャンセル時)
       被ダメージのキャンセル時にストックへ置くことができるので、共鳴コストなどに回せる可能性があります。
       

  • 陽東高校芸能科 ルビー(3枚)
     今回は純粋なクライマックス入替としての採用のため1枚。

    1. クライマックス入替(1ストック)
       必要に応じたクライマックスを控え室と交換しましょう。

    2. 互換
       パワー上昇が無いので相手をリバースさせづらいですが、「お仕事デート 黒川あかね」や「“B小町”ルビー」を移動できると強いです。

  • お仕事デート 黒川あかね(3枚)
     今回のコンセプトで、共鳴を使用して確実に手札を増やします。後列に1枚置ければいいので3枚。

    1. 代替ストック(「お仕事デート アクア」の【起】)
       最大3枚溜められるので、「お仕事デート アクア」の効果を1ストックで使用可能となります。

    2. マーカー(CXトリガー時)
       基本的に不確定のカードをマーカーにしなければなりませんが、「白く眩しい光 有馬かな」を合わせることで、マーカーのカードをある程度把握しながら溜めることができます。
       トリガーしても山札の上を見なければマーカーを溜めなくていい任意効果なのは覚えておきましょう。

    3. 3ルック(1ストック, 共鳴「完璧なトレース 黒川あかね」)
       メインで使用する効果で確実に手札を増やすことができます。手札に余裕が出ることで、クライマックスを使用し易くし、「白く眩しい光 有馬かな」の効果を積極的に使用します。
       

  • "B小町"ルビー(2枚)
     推しの子で唯一の汎用集中です。使用したいタイミングで手札に欲しいので2枚。

    1. キャラ1枚パワー+1000, ソウル+1(CX使用時, 山上公開)
       アタック前に山札の上を確認できる効果は「お仕事デート 黒川あかね」との相性も悪くありません。

    2. 回収集中(1ストック, 自身レスト)
       無難に便利な集中です。

レベル1(7枚)

  • 恋に落ちた瞬間 有馬かな(4枚)
     レベル1でメインの前列であるため4枚としていますが、CXコンボは強制で山札を崩してしまうので要調整。

    1. 自ターン中+3000(他に《芸能界》)
       パワーが7000になるので、最悪CXご使用できなくても、役割を持つことができます。発動条件もあって無いような条件です。

    2. 2枚落下, キャラ回収(CXコンボ)
       この効果だけで手札を一度に2枚整えられる可能性がある強い効果です。ただし2枚控え室に置く部分は強制なので、リフレッシュ後の山札では使用しづらいです。
       

  • 白く眩しい光 有馬かな(3枚)
     メインの動きではありますが、このカード自体でリソースを増やせるわけでは無いので暫定3枚。

    1. 自分の山上2枚操作(アタック時, チョイスCX使用時)
       メインで使用する効果で、山札の上を操作し「お仕事デート 黒川あかね」にクライマックスが入らないようにマーカーを溜めます。
       仮にクライマックスが重なっていた場合は、「お仕事デート 黒川あかね」で山札の上を見なければマーカーを溜めずに済みます。

    2. 島風改亜種(経験2以上)
       島風改と違って自身のパワーも上昇させることができます。

レベル2(4枚)

  • お仕事デート アクア(2枚)
     上位後列として2枚。

    1. レベル応援
       この効果を持つお陰で、2つ目の効果を使わなくても最低限の役割があります。

    2. 「プロファイリング 黒川あかね」(4ストック, 自身レスト)
       早出しをすることもできますが、「お仕事デート 黒川あかね」のマーカーが3枚溜まっていれば、「プロファイリング 黒川あかね」を1コストでプレイできるので、レベル3でこの効果を使うこともあります。
       

  • 本番前 ルビー(2枚)
     相手のコンセプトを崩せる可能性があるため2枚採用。

    1. 思い出助太刀
       アンコールステップや舞台の枚数参照の効果を妨害することができます。

    2. 3000助太刀
       使うとパワーが3000上がります←

レベル3(12枚)

  • “B小町”有馬かな(4枚)
     メインの詰めなので4枚。恐らく推しの子で一番強い詰めです。

    1. クロック回復(CIP, 記憶)
       レベル3として最低限の役割です。

    2. キャンセル時に2点×Xショット(CXコンボ, 経験6以上)
       山札からレベル0以下のカードが無くなることは無いので強い詰めです。キャンセルすれば最低でも2回くらいは捲れるので、アタックよりもダメージが出ることの方が多い気がします。
        

  • “B小町”MEMちょ(3枚)
     便利な効果を多く持つカードで、経験を使用する黄色のカードがあるため多めの3枚。

    1. 早出し(CX2枚以下)
       比較的楽な早出し条件です。

    2. パワー+1000(すべて《芸能界》)
       あって無いようなパワーが10500になる条件です。

    3. 3ルック or クロック回収回復(CIP)
       どちらも強い効果なので、状況に合わせて使える便利な選択式効果です。

  • 完璧なトレース 黒川あかね(2枚)
     「お仕事デート 黒川あかね」の共鳴のために採用しています。基本的に出さないので、必要ならば枚数を削っても問題ありません。

    1. 自ターン中+3000
       これ以外はCXコンボなので、条件を付けて常時でも良かった気がします。

    2. モカ亜種 + アッシュ亜種(CXコンボ, 記憶)
       効果は強いのですが、マーカーの条件が厳しいため、使いづらい効果です。
       

  • プロファイリング 黒川あかね(3枚)
     詰めに使用する「“B小町”有馬かな」を一度にサーチするために採用しています。とりあえず3枚。

    1. 2枚サーチ(CIP, 手札1枚)
       必要なカードを一度に2枚サーチできるので便利な効果です。
       「お仕事デート アクア」で早出しによりレベル2から使えることも強みです。

    2. 疑似チェンジ
       手札の「完璧なトレース 黒川あかね」でアタックできるため、パワーが上がるので、使った方が得な効果です。元に戻れないと損するので、早出しメタ助太刀には注意しましょう。

  • 陽東高校一般科 アクア
     ワンチャンを掴めるカードで、レベル置き場に置いてもいいように2枚の採用です。

    1. キャラ1枚コスト踏倒し, そのキャラを+2000(自分のレベル以下)
       レベル3のキャラを0コストで出せるので、2つ目の効果と噛み合っています。

    2. 逆圧縮互換
       相手のキャンセル確率を下げられる可能性があるので、この効果のために採用しています。

コンセプト

【誤った用途】

 「黒川あかね」のCXコンボセットを採用はしていますが、この動きは基本的にしません。

 今回はあくまで共鳴による安定した手札の確保と、山札からの2枚サーチとして採用しています。
 そのため回収などの際は「黒川あかね」の関係を手札に抱え込む必要が無くなったので、手札やデッキの動きに余裕がでます。

 狙わないだけで、余裕があったり、ドローでパーツが揃った場合には、前述の通り「完璧なトレース 黒川あかね」で詰める場面もあると思います。

【色発生とソウルアイコン】

 今回「黒川あかね」をサブプランとして採用することで思わぬ副産物が生まれ、それが色発生とソウルアイコンの枚数です。

  • 色発生

 上図が最もレベル置き場に置く機会の多い組み合わせになると思います。
 経験を達成させるために、必然的に「黒川あかね」関係をレベル置き場に置きます。その結果、青発生の懸念が無くなり、レベル0の構築に余裕が出ました。

  • ソウルアイコン

 制作者のデザイン通りにデッキを組むと、ソウルアイコンの枚数が少し前に発売したタイトルに比べて少ない気がしました。
 しかし「黒川あかね」を採用したことで、レベル3のソウルアイコンの枚数が増え、ダメージ量やチョイスの対象増加に繋がりました。

調整案

  • 揺れ動く乙女心 有馬かな
     「陽東高校一般科 アクア」と相性のいいカードです。

    1. 1バウンス or 2バウンス(CIP, 手札0 or 1枚)
       ソウル減や舞台の枚数参照のカウンターに強く出ることができます。また疑似的にソウルが上がるので逆圧縮のあとのダメージ量を増やせます。

    2. ストック追加(CIP, 他の《芸能界》4枚以上)
       「陽東高校一般科 アクア」の効果で出した時に、最後の枠に出せればかなりのストック軽減になります。
       

  • センター争奪戦 ルビー
     「“B小町”MEMちょ」のサポートでありながらメタカードにもなるので、何かしら役割を持てるカードです。

    1. 「“B小町”MEMちょ」+1500, 手札アンコール付与
       後列込で「“B小町”MEMちょ」が13000を超えるので、かなり高いパワーラインとなります。

    2. 正面レベル2以上メタ, 手札アンコール(経験4以上, アタック時)
       レベル2"以上"へのアタック時にパワー12500になるので、早出しなどが関係しなく使いやすいです。
       

  • 天才子役 有馬かな
     サーチ時に山札を確認することで「お仕事デート 黒川あかね」のマーカーに入ったカードを確認できます。

    1. フィレス互換
       手札を控え室に置きつつ、狙ったカードをサーチできます。

    2. パワー+1500(被ダメージ時)
       舞台で返ってくる可能性があるシステムカードは優秀です。
       

  • すれ違う気持ち アクア
     控え室のカードを山札に戻せるので、「プロファイリング 黒川あかね」のサーチと相性がいいです。

    1. クロック交換
       リフレッシュで置かれたクライマックスも回収できるので、かなり地味ですが便利な効果ではあります。

    2. 疑似リフレッシュ
       リフレッシュダメージを回避できるので、実質1点回復です。

最後に

 最後まで毎週投稿ができてホッとしています。
 今年の途中から文章部分を相方から任されて、最低限毎月を切らさなければいいとは言われつつも、続いている毎週投稿を途切れさせないようにと書いていました。
 これからもヴァイスシュヴァルツがより楽しくなるような記事を書けたらと思っています。
では、よいお年を。

 図解・解説してほしい構築やカードがあればコメントください。可能な範囲で答えたいと思います。構築ネタのカードなども待ってます。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。もしこの記事や構築が面白いと思いましたら、励みになりますのでスキやツイート等々よろしくお願いします。


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