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かなたとノエルで叶える ホロライブ門ストブ【構築記事】

 こんにちは初めまして"しむ"と言います。そうでない方は再び私の記事を読んでいただきありがとうございます。
 公式が次々に新しいカード情報を出すせいで、書きたい記事と読まれるであろう記事が噛み合いません……

 プレミアムブースター ホロライブプロダクション Summer Collection のカードがいきなり全公開されたので、急遽レシピが送られてきて緊急で記事にしています。
 話題になったのは「Summer Splash Party! 七詩ムメイ」でしたが、今回紹介するのは「Summer Splash Party! 白銀ノエル」です。
 基盤は従来の「舞台の上で 天音かなた」ですが、どのような差別化ができているかを見ていただければ幸いです。
では記事の方へ


デッキレシピ

リンク:降臨カナエル (作成日:2024/03/01)

デッキコード:46WAQ

簡単な動かし方

 レベル1までは「呆然 白銀ノエル」のCXコンボを使用してビートをしつつ、「舞台の上で 天音かなた」のパーツを集めます。
 その後は「舞台の上で 天音かなた」を早出しして耐久を狙い、最後は「Summer Splash Party! 白銀ノエル」を並べてCXコンボで詰めます。

  • ゲーム開始時
     「呆然 白銀ノエル」のCXコンボには拘らず、リソース維持や手札交換ができるカードを手札に残します。
     特にアタックし易く手札が増える可能性のある「山田ハーマイオニー湊あくあ」は引き込みたいです。

  • レベル0
     基本的には「山田ハーマイオニー湊あくあ」や「残酷な事実 アキロゼ」を使用して、リソースを維持しながらアタックします。
     「呆然 白銀ノエル」のCXコンボは無理に狙うのではなく、クライマックスを引いたら使用するようにします。

    • 先攻
       「山田ハーマイオニー湊あくあ」で「残酷な事実 アキロゼ」が引けた場合はアタックします。
       それ以外の場合やこの2枚が対策されているようなタイトル相手にには無理にアタックはせず、次のターンに3枚以上でアタックできるようにします。

    • 後攻
       上記に加えて相手のキャラがいる場合は、「春の空、舞う桜 ときのそら」で対処します。

  • レベル1
     レベル2に向けて「未来へと踏み出す一歩 一伊那尓栖」の加速効果や「呆然 白銀ノエル」のCXコンボを使用して、相手キャラを倒しつつ、「舞台の上で 天音かなた」を早出しするためのパーツを集めます。
     また「呆然 白銀ノエル」のCXコンボは、山札を削ることもできるので、集中やサーチを絡めると、レベル1でリフレッシュできる可能性もあります。

  • レベル2
     「舞台の上で 天音かなた」の2枚以上早出しをして、クロックやリソースを一気に回復し、舞台を獲っていきます。
     レベル3に上がりそうになったら、回復では無く「Summer Splash Party! 白銀ノエル」など詰めに必要なカードをCXコンボで集めます。

  • レベル3
     「Summer Splash Party! 白銀ノエル」を可能な限り並べて詰めます。
     手札コストが不要であり、クロックがあればストックもごまかしがきくので、7ストック溜まっているように意識します。
     ちなみに1枚が「#祭絵 夏色まつり」が変わったとしても、要求ストック枚数に変化はありません。

採用理由

カードの採用理由について解説していきます。
(今回はもっと詳しい方が多いと思うのでサラッと行きます。

レベル0(20枚)

  • 山田ハーマイオニー湊あくあ(4枚)
     中央限定とはいえパワー3500と高く、倒されても手札の増える可能性のあるので採用。強いので4枚。

    1. パワー+3000(中央の枠)
       パワー3500になるので、レベル0としては十分なラインです。

    2. 2ルック(1ストック, 控え室の《ホロライブ》をクロック)
       手札が増える可能性のある効果であり、控え室から任意のカードをクロックに置けるので色発生にも一役買います。
       

  • 春の空、舞う桜 ときのそら(3枚)
     ダメージなどでクロックに置かれてしまった「舞台の上で 天音かなた」のパーツを回収します。
     ついでに相手の先行優位も崩せる効果を持つので3枚。

    1. クロック回収, 手札をクロック
       一旦クロックドローで必要なカードをクロックに置きつつ、ドローした不要なカードと交換することあります。

    2. 谷風亜種
       相手が先行で出した移動できるキャラなどを、控え室に置くことができます。一応、強制効果なのは覚えておきましょう。
       

  • 残酷な事実 アキロゼ(2枚)
     効果により自身も回収できるので、倒される際に領域移動されない限りはレベル0の前列に困りません。引ければ使い回せるため2枚。

    1. 《ホロライブ》回収(PIG, 1ストック, 控え室の《ホロライブ》をクロック)
       効果が控え室の置かれた時なので、複数枚でアタックし易くなります。
       

  • 爆弾処理班 天音かなた(2枚)
     このカード1枚で「舞台の上で 天音かなた」の早出し1セットを揃えることができるんので採用。便利ですが乱用はできないため2枚。

    1. 4ルック(リバース時, 思い出, クロック)
       思い出を増やせることが割と重要で、「異世界転生勇者参上! 美琴」の記憶達成の役に立ちます。
       また山札を崩すことで、「不器用な愛情表現 由夢」の回収対象を増やすことにもなります。

  • 未来へと踏み出す一歩 大空スバル(2枚)
     控え室から回収できるカードが多いため、このCX入替を採用。ある方がCX入替は2枚と言っていたので2枚。

    1. 3枚落下(CIP)
       効果の発動が任意なので、使わなくてもいいのが便利です。
       また山札の上から3枚を控え室に置く効果なので、リフレッシュ前に山札に残ったCXを、リフレッシュ後の山札に戻せます。

    2. CX入替(1ストック)
       必要に応じたクライマックスを控え室と交換しましょう。
       

  • 呆然 白銀ノエル(3枚)
     今回の追加で使いやすくなったので採用。複数枚出しても、使える効果は1回なので色発生も加味で3枚。

    1. 応援+500
       対応のCXを引けなくても最低限の仕事をしている感じがあります。

    2. 3枚まで落下, 《ホロライブ》回収(CXコンボ)
       コストとしてCXを控え室に置く必要がありますが、山札の上から控え室に置く枚数は任意なので、山札を削りたくない場合は0枚を宣言してレベル0を回収できます。
       

  • カチコミ 桐生ココ(4枚)
     「舞台の上で 天音かなた」のパワーラインを上げるために採用。4枚採用されている方が多いので4枚。

    1. 「舞台の上で 天音かなた」+1000(《ホロライブ》2枚以上)
       「呆然 白銀ノエル」と合わせて「舞台の上で 天音かなた」が11500になるので、レベル応援を後列に置いた状態と同じになります。

    2. ドロー5枚集中(1ストック, 自身レスト)
       削る枚数が多いため、リフレッシュなど山札を削りたい理由がある場合は、積極的に使用します。
       

レベル1(5枚)

  • 未来へと踏み出す一歩 一伊那尓栖(3枚)
     CXコンボを使用せずに手札を維持するために採用。クロックコストが重く、多用できないため3枚。

    1. 自ターン+2000(すべて《ホロライブ》)
       パワー6500となるので、2つ目のサーチ効果を使用するために、最低限のパワーになります。

    2. 《ホロライブ》サーチ(加速, 相手リバース時)
       
      加速のコストが控え室からであるため、レベル置き場に置きたいカードや、リフレッシュ後に控え室に置きたいカードを、クロックに置くようにします。
       

  • キミと願うミライ セレス・ファウナ(2枚)
     後列のキャラを揃えるために採用。使用頻度は高くないため2枚。

    1. レベル0リアニメイト(CIP, 手札1枚)
       控え室から出すことが多いのは「呆然 白銀ノエル」「カチコミ 桐生ココ」です。
       またリソース維持や手札交換のために「山田ハーマイオニー湊あくあ」や「爆弾処理班 天音かなた」を出すこともあります。
       

レベル2(7枚)

  • 得意げ 天音かなた(4枚)
     「舞台の上で 天音かなた」の早出しに必須なので4枚。助太刀で「舞台の上で 天音かなた」を守れることも強味です。

    1. 「舞台の上で 天音かなた」早出し(CXコンボ)
       CXの効果処理の順番を変えることで、「舞台の上で 天音かなた」のソウルを調整できるのは覚えておきましょう。

    2. 3000助太刀
       使うとパワーが3000上がります←
       

  • 未来へ一緒に 常闇トワ(1枚)
     色が合うカードの中で最も使いやすいレベル応援かつ、応援以外の役割も持てるため採用。枠の都合で1枚。

    1. レベル応援
       「舞台の上で 天音かなた」のパワーの底上げをします。

    2. ストック追加(CIP, 山札の上がレベル1以下)
       実質0コストで出すことができますが、このストックに置く効果は、全て強制効果なのは覚えておきましょう。

    3. 相手のキャラを移動(自身を控え室)
       相手の後列を前列に引きずり出して、リソース確保手段を断つことができます。
       

  • 研究の成果 博衣こより(1枚)
     3000助太刀のバリエーションを増やすために1枚採用。

    1. 思い出助太刀
       『このカードのアタックの終わりに~』や『《特徴》のキャラが5枚以上なら~』の効果などを防ぐことができます。

    2. 3000助太刀
       使うとパワーが3000上がります←
       

  • はあちゃまビーム 赤井はあと(1枚)
     相手の詰めから守るために1枚採用。

    1. ジャック助太刀(手札の《ホロライブ》4枚)
       「舞台の上で 天音かなた」のCXコンボで手札を増やせるため、普通に使用圏内です。

    2. 2500助太刀
       使うとパワーが2500上がります←
       

レベル3(10枚)

  • Summer Splash Party! 白銀ノエル(4枚)
     「呆然 白銀ノエル」と同じCXで使用できるCXを持つカード。コンセプトであるため4枚。実は完全互換が存在します。

    1. 千鳥ヒール亜種(CIP, 舞台の《ホロライブ》1枚)
       クロックさえあれば、7ストックからCXコンボ3枚が使用できます。

    2. 20枚落下, モカ亜種(CXコンボ
       フレッシュダメージを狙いつつ、アタックダメージを通しやすいモカ効果が付いています。光景効果を使った後であれば更に効果的になります。
       フレッシュダメージはルール処理なので、【自】ダメージ無効効果などの対策にもなっています。
       

  • 舞台の上で 天音かなた(4枚)
     レベル2で出し続けて、回復とCXコンボにより、ダメージとリソース差を付けるために採用。コンセプトなので4枚。

    1. クロック回復(CIP)
       今回はレベル2で使用するメインの役割の1つです。

    2. 合計2枚までストブ&《ホロライブ》回収(CXコンボ)
       早出しのために失ったリソースを一気に回復できます。そして舞台に残るほどリソース差を付けられます。
       

  • #祭絵 夏色まつり(2枚)
     ワンチャンを掴むために採用。「Summer Splash Party! 白銀ノエル」との相性もいいので2枚。

    1. 光景互換
       タイトルにこの効果のカードが基本的に入れ得です。
       「Summer Splash Party! 白銀ノエル」のCXコンボと合わせて、相手の山札をグチャグチャにできます。

    2. パワー+相手の後列×1000(【起】使用時)
       基本的にオマケ効果ですが、「研究の成果 博衣こより」と合わせて役に立つ時が稀にあります。
       

コンセプト

【「かな~」との差別化】

 「舞台の上で 天音かなた」は「未来へ一緒に 宝鐘マリン」「未来へと踏み出す一歩 がうる・ぐら」と一緒に採用されることが多いので、少なくともこの2枚との差別化は必要となります。

未来へ一緒に 宝鐘マリン

 詰めのコストをほぼ自給自足するため、「舞台の上で 天音かなた」の早出しや回復にリソースを割いても、再現性高くレベル3を3枚並べてCXコンボを使用することができます。
 対応もカムバックであるため、キャラ関係のパーツを集めやすく、デッキとしての動きが一番安定します。
 

未来へと踏み出す一歩 がうる・ぐら

 2枚制限なるくらい強い詰めであり、「舞台の上で 天音かなた」のCXコンボでソウルアイコンを持たないカードをストックに置くことで、効果の期待値を上げられるので噛み合いがいいです。
 また対応のゲートはCXの回収しやすさやソウルアイコンの量で、カムバックと差別化もできています。
 

Summer Splash Party! 白銀ノエル

 上記2枚では引いたCXはレベル2まで、キャラと交換するだけであることが多いですが、「呆然 白銀ノエル」のCXコンボがあるため、CXを使用しビートしつつキャラに変換することができます。
 前述していますが、ダメージ効果では無いので「変わった“トーチ”悠二」のようなダメージメタを受けません。
 詰めの最大ダメージ量は控え目ですが、手札を使用しないため、「はあちゃまビーム 赤井はあと」が使用しやすいです。

 以上の点から、意外と「未来へ一緒に 宝鐘マリン」「未来へと踏み出す一歩 がうる・ぐら」とは差別化ができていると思います。

 

【VS想定デッキ】

 エンジョイ勢なりに考えた、意識しているデッキタイプに対しての動き方を解説します。

  • 1点美智留バーン系統
     こちらの山札を崩しながらをCXの枚数だけ1点を刻む詰めを使用する構築があります。そのデッキに対しては、キャンセル確率の高い山札を作らず、しっかりと回復によるレベル2耐久を意識します。

  • スタンバイ軸
     レベル1こそパワーラインで勝つことは厳しいですが、「舞台の上で 天音かなた」の登場後はパワーラインが追いつきます。
     その後は、「舞台の上で 天音かなた」が自分のターン中に処理させないように気を付けつつ、カウンターを駆使して舞台を獲るようにします。

  • 高キャンセル率
     ストックや手札を溜めて、高いキャンセル確率で勝負する構築が存在します。その場合、山札の枚数が少ないことが多いので、「#祭絵 夏色まつり」の光景効果と「Summer Splash Party! 白銀ノエル」を同時に使用し、相手の山札を一気に崩して詰めます。

 

調整案

  • 各種レベル3
     紹介用に伝わり易い枚数にしただけなので、好みの詰めなどを追加するのがいいと思います。
      

  • 秋の小道 桐生ココ
     レベル0からCXが使えるようになったので、2枚以上でアタックしやすくするために採用圏内です。

    1. サイドアタック不可
       しません。

    2. 互換
       「呆然 白銀ノエル」のCXコンボだけでなく、応援との相性もいいです。
       

  • 手作りのお守り 風真いろは
     レベル1でリフレッシュを目指すなら採用。

    1. キャラ1枚パワー+2000(CIP, 山札の上が《ホロライブ》)
       「未来へと踏み出す一歩 一伊那尓栖」との相性がいいです。

    2. 手札バック(相手ターン始め, 山札2枚落下)
       レベル2以上のカードが多いため、高確率で手札に戻ってきます。
       

  • Summer Splash Party! 不知火フレア
     「呆然 白銀ノエル」で応援を持っているので、パワーラインを作るのもありです。

    1. 自分がイベントと助太刀が使用不可
       「舞台の上で 天音かなた」にとって致命的なデメリットになるので、レベル2以降に出すのは避けます。

    2. ストック送り(リバース相手)
       『控え室に置かれた時~』や自身をコストにする効果を妨害することができます。
       

最後に

 緊急で書いた記事でしたがどうだったでしょうか。「舞台の上で 天音かなた」を使用した構築については、私たちも拙い部分だらけなので、今回のレシピはあくまで参考程度で、もっと洗練させてください。

 図解・解説してほしい構築やカードがあればコメントください。可能な範囲で答えたいと思います。構築ネタのカードなども待ってます。

 最後まで読んでいただきありがとうございました。もしこの記事や構築が面白いと思いましたら、励みになりますのでスキやツイート等々よろしくお願いします。

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