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「バーチャルさんはみている」はアイドルバラエティなのかもしれない

1月からTOKYO MXで放送されているアニメ「バーチャルさんはみている」。
簡単に説明すると人気VTuberが出演するショートコーナーが次々と放送される番組なのだが、同じ形式の先駆者でもある「ポプテピピック」と比べると刺激は弱いし、アドリブが入る形で言えば「てさ部」シリーズや「ひもてはうす」の方が遥かに笑いの量は多い。
にも関わらずSNS上の感想を見ると、かなりの人達に熱く支持されている。
その内容を読むとわかるのは、つまりはそれぞれのVTuberのファンにとっては、このメンバーが地上波のテレビで一堂に会していることこそが喜びであり価値なのだ。
要するにアイドルのあり方に近い。
例えて言うなら、ハロプロとスタダと坂道シリーズと48グループが1つの番組にそれぞれコーナーを持っているようなものである。
だとすれば盛り上がるのも当然だし、全体的にユルい空気なのも「あえて」なのだろうということがわかる。
この番組を反応も含めて眺めて見れば、VTuber人気が何なのかが少しは理解できる気がする。

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