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ベランダにコンポストを作った

最近ベランダにコンポストを作りました。

コンポストとは、簡単に言うと生ゴミを堆肥の中で処理して栄養のある土にするもの。「ダンボールコンポスト」なるものを結構自治体とかでも推奨してたりもします。ゴミの減量にちょっとでもなるのかな…。

わたしがなんでそんなことを始めたかと言うと、最近ベランダで緑を愛でているから、そのついでに閃いたのでした。

いただいたチューリップとシクラメン以外はみんな食用だけどね…。

日当たりが良いからか、結構生育してくれて、プランターはすぐにギュウギュウな状態に。新しい鉢を買ってこなきゃと思いつつ、東京では土も合わせて買ってこなければならない。

実家に住んでた頃は、砂利ならまだしも土を買ってくるなんて考えられませんでした。

そこでふと目に入ってきたのが、廃棄をためらっていた発泡スチロール。確か年末にアワビを送ってもらった時の、小さめのケースです。

発砲ケースは綺麗な上にかさばるから捨てるのをためらいがち。いつか何かに役立ちそうな気がして、台所にキープしてありました。「これで腐葉土みたいな感じで土にしたらいいんじゃないか!」と閃いたのでした。

最近マイブームの燻製で排出されるチップのくずも使えそうだし、こりゃいいわ、と思ったのです。。

調べてみると結構いろんな人がコンポストの作り方を書いています。
http://www.city.nagoya.jp/kankyo/page/0000060262.html
http://www.crt-kuki.miyashiro.saitama.jp/people/garden/
https://agripick.com/1548

なんとなく「ピートモスともみ殻くん炭」の響きが絵本のタイトルみたいでかわいい。近所では土自体あまり見当たらないので、実家の方のホームセンターに行ったらめちゃくちゃいっぱい売っていました。200〜300円くらいで小さいのが買えます。

コンポストの土は、要は生ゴミを入れて分解させるわけですからニオイも多少出るし、虫が卵を産み付けるとウジが湧くという恐怖のお告げもあったので、断捨離で雑巾行きが決まったばかりのTシャツをチクチク縫って、手作りカバーも作りました。発砲ケースが小さかったので、レディースサイズでちょうどよかった。

入れると良いものとよくないものもあるらしく、卵の殻とかは良いらしい。あと、生ゴミも乾燥させた方が発酵が早いとのことです。あと、発酵するとはいえ腐ったものはNGだそうです。発酵と腐るのの違いが素人にはよくわからない(「腐葉土」とか言うのに…)けど。

おかげでみじん切りは上手になりました。本当に。
皮とかを細かく切って、その日の生ゴミの大半は新聞紙の上に並べて一晩乾かして、翌朝投入します。

お茶っぱやコーヒーかすが消臭効果があると言うのは嬉しかった。お金はないくせしてコーヒーは豆をミルで挽いて入れているので、ゴミが有益に活かせることは万々歳です。

酸素を取り込むために毎朝まぜまぜするのも、ぬかを育てているようで楽しい。起きて朝一番に植物の水やりとまぜまぜが朝の日課になっています。

分解して堆肥になるには3~5週間くらいかかるそうなので、まだまだですが、ささやかなゴミの減量とみどりのある暮らしを推進します。

地道に模索して生きています。ライティング、デザイン、セールス…etcワンストップでいろんなことをお手伝いできる地域のプレイヤーにサポートいただけますと嬉しいです。