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外付けモニターを今更買ったの記

MacBook用に外付けモニターを買いました。モニターに関して無知だったため、選ぶのが大変でした。色々知見が溜まったので、知見を書きます。

Before / After

とりあえずBefore / Afterです。

Before
After

リモートワークになってからもう2年ぐらいたとうとしているこのタイミングで、なぜ外付けモニター買ったのか。それを今から語っていきます。

Before環境になるまで

Beforeもミニマル環境で良かったです。

仕事の端末がMacBookになったのは、2019年の転職からでした。2020年のリモート勤務開始までは、スタンドなしでMacBook直打ちのストロングスタイルでやっていました。

デスクの上がごちゃつくのが嫌いで、なるべくMacBook一本で仕事したい派でした。

ただそれで1日8時間も作業すると、目首肩腰が無事ではすまなくなるので、スタンドを使うことにして、外付けのキーボードとトラックパッドも買いました。

MacBookの左にiPhoneとApple Watchの充電スタンド、右にiPad Proという配置でした。

外付けモニター買おうと思ったモチベーション

基本的にはこれで良いかなと思ってたんですが、転機が訪れます。

ひと月前くらいに、会社に出社して、オフィスにある外付けモニターにMacBookをつないで作業しました。MacBookが13インチで、会社にあるモニターが27インチでした。

これが思った以上に快適でした。何が良いって裸眼で作業ができるのです。

僕の視力は片目が0.1〜0.3くらいで、乱視が入っています。スタンドを使ってモニターと目の距離をとると、裸眼だと文字が読めなくなります。家ならまあメガネかければ良いんですが、オフィスだとこれにマスクが加わるので、これで一日やれとなると厳しくて、それで外付けモニター使ってみたら、裸眼でも文字が見えてビックリしました。

この経験から、外付けモニターあっても良いなと思うようになりました。

会社のモニター貸出制度もあった

会社にモニター貸出制度もあって、コストを下げるならこれでもいいかと思いました。

が、貸出対象のモニターがDELLの安めのディスプレイで、いくらタダで貸してもらうとはいえ、イマイチなものを家に置きたくないなと思い、自分で買うことにしました。

メーカーを大事に

最近の僕がモノ買うときの傾向として、メーカーをめちゃくちゃ見るようになりました。

モニターを買うときも、製品の細かいスペックより、メーカーをまず見ました。

これは個人的な価値観ですが、有名無名に関わらず、いいモノをつくるという魂みたいなのを感じられるところの製品を買いたいと思っています。

そういう価値観になったのは、たぶんApple製品からの影響が大きい気がします。

僕はただの一消費者で、実際につくってる工程を見ているわけではないので、メーカーの内部でどういうプロセスがあるかは見えません。

けれどそんな素人でも、製品を触ってるだけで、熱や哲学を感じることがあります。そういうときは買ってよかったなと思います。

代表的なメーカーと印象

で、モニターの話に戻ります。

PCモニターつくってる会社はそれこそ山ほどありますが、一番売れてるのはおそらくDELLではないでしょうか。あとはLG、Acer、Asus、BenQ、JAPANNEXTなどです。各社の僕の中の雑なイメージを書きます。

  • DELL: スタンダードな感じ。ハイエンドのラインナップのコスパの良さが目立つ

  • LG: 有機ELっぽい発色が好き。安くはない

  • Acer/Asus: コスパがいいイメージ。クオリティはピンキリ

  • BenQ: ↑より更に安い(というかAcer/Asusが成長して、低価格路線から卒業しはじめた)。性能的にもそんなに悪くない

  • JAPANNEXT: 今回調べてはじめて名前知ったけど、結構いい製品つくってそう。どうしても日本製がいいタイプの人は良さそう

つらつら書きましたけど、正直LGかDELLかで迷ってました。その次にJAPANNEXTがちょっといいなーと思ったくらい。

あと忘れてましたが、AppleもStudio Displayというモニター出してましたね。これはさすがに予算的にムリでした。スタンド付きで26万くらい。

だいたい20万超えくらいで、ちょっと世界が変わる感じがしました。プロのデザイナーさんでやっと買って価値があるくらいのクオリティ。

グラフィック系の仕事をしているわけじゃなければ、出しても10〜20万のラインかという感じはしました。

選択軸となったもの

まずサイズは27インチ。部屋と机がもっと広ければ大型ディスプレイもいいですが、僕のスペースだとこのぐらいのサイズが限界でしょう。

で、基本的にはUSB-Cで接続できるもの。HDMI接続でも変換器噛ませばMacBookでもイケるんですが、できれば余計なものは使わずに、直挿ししたいですよね?

そして画質。MacBookのRetinaディスプレイ並の画質が欲しいと思っていました。

更に、モニターのデザイン。あんまりダサいやつは部屋に置きたくない気持ちがあります。

最後に予算ですが、10万円以下ぐらいのイメージでした。20, 30万出せばエゲツないモニター買えることはわかってますが、個人的にはコンピューター本体ならともかく、付属品にそれだけ出すのはちょっとなあ……という感覚があります。

選ばれたのはLGでした

人にオススメ聞いたり、デスク周り記事読んだりとかで色々調べたんですが、結局会社で使ったモニターが家にあれば事足りるなということに気づき、LGの27型4Kディスプレイの最新モデルを買いました。

デザインもシュッとしてて、好きです。

MacBook立てるやつ

プライベートMacBookと会社用MacBookが2台あるので、これを機に縦置きにすることにしました。

27UP550-Wが到着してから色々予想外だったこと

モニター自体はいい買い物でしたが、届いてから予想外だったことが色々ありました。

まずアダプターがめちゃくちゃデカいです。

デカい

このデカい理由は後で気づきましたが、このモニター、給電機能があって、モニターに挿したケーブルから充電ができます。

僕の買ったモデルだと、USB-Cが1ポート、USB-A端子が2ポートあるので、結構な電力供給をすることになります。

なのでモニター本体の電力というか、給電までカバーするために、これだけデカいアダプターになったんだと思われます。

どういう仕組みになってるのか理解してないですが、モニターにUSB-A経由でiPhoneを挿すと、MacBook上のXcodeで認識されるので便利です。これは嬉しい誤算でした。

あと、モニターとMacBook間を結ぶUSB-Cケーブルはなんでもいいわけではなさそうで、LGの付属のケーブル以外だと、挿しても反応しませんでした。Amazonレビューだと逆に付属ケーブルだと反応しなかったみたいな声もあったので、不安ポイントでした。

僕の場合、M1 MacとIntel Mac両方持ってますが、両方ともLGの付属ケーブルで問題ありませんでした。

買ってから必要性に気づいたもの

モニターを買うにあたって、本体にスピーカーがついていないモデルを選びました。今も基本的に音はMacBookから出しています。スピーカーは閉じた状態でも音が出ますが、マイクは完全に使えません。カメラも当然使えません。

なので、ビデオ会議のためにMacBookを開く必要があります。これはめんどくさい!

というわけで、モニターにつけられるAnkerのカメラを買いました。マイク機能も付いているので、これで解決!

……と思いきや、実際に使ってみると、問題が発生しました。

自分だけで録音しているときは問題ないように感じましたが、いざ相手と話したときに、相手の話した声が僕のマイクに乗ってしまいました。

今までMacBookかマイク付きイヤホンでしかビデオ通話したことなかったので意識しませんでしたが、マイクとスピーカーが一体になっている端末は、自分が鳴らしている音は相手に送信しないように上手く処理しているそうです。

なので選択肢としては2つあって、ヘッドフォンでも買うか、会議室にあるようなスピーカー兼マイクになっている装置を買うかでした。

別に新しく買わなくても、Bluetoothイヤホン持ってるんですが、カナル型で家でずっと装着するものとしては耳が痛くなるので嫌でした。それに有線でつなぐ手段がないのも気になっていました。

元々ヘッドフォンは一つぐらいあってもいいかなと思っていたので、↑これを買いました。当初は有線でつなぐつもりでしたが、Bluetoothでも結構安定していたので、Bluetooth運用にしています。

欲しいのは外付けモニターだけなのに

以上で外付けモニター買った話は終わりです。

本当に使いたかったのは、外付けモニターだけで、あとはMacBookについているものをそのまま使えればよかったんですが、そうもいきませんでした。

数日運用した感じだと、目の負担が格段に減ったのを感じます。これでもう少し戦える……

(了)

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