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賃貸マンションでテレビを壁掛けにしました

※アイキャッチ写真はニューヨークのホテルで撮ったものです

都内の賃貸マンションでテレビを壁掛けにしました。

なぜ壁掛けにしたか


個人的には普通にテレビ台を買って置きたかったのですが、部屋が狭く、
スペースを有効活用したかったので、壁掛けしかない! となりました。
正確に言うと壁掛けにしたのは1年前で、1年ほど使い続けた後、退去時に取り外しました。

色々調べましたが、基本的に賃貸物件で壁に穴開けるのは禁止です。
ただし画鋲で何か貼る程度の穴なら問題ない、と基準が決められているそうです。
そのへんの基準は、判例次第なところがあるので、下記のガイドラインを見るとよいかと思います。

持ち家で、テレビを壁にかけたいのであれば、普通に釘やネジを使って壁にかけるという選択肢が使えます。
賃貸物件でも、敷金が戻ってこない覚悟で釘使ってしまうという手もなくはないですが、あまりいい選択肢ではないでしょう。
また持ち家でも、住宅価格下がるのを気にする人であれば、今回の壁掛け方法は参考になるかもしれません。

壁へのダメージを最小限にするには

賃貸マンションで壁掛けテレビを実現するには、二通り選択肢があると思います。
一つは、突っ張り棒を使って、「壁掛け風」に設置することです。

たとえばこんな道具を買えば実現できるかと。
ただ、スペースの有効活用という意味だと、結局テレビ台と同じくらいテレビ下部に場所とっているので、目的は果たせないかと。

そこで僕はもうひとつの手段を選びました。
ホチキスを使って壁留めする、という手段です。
「壁美人」という商品を、Amazonで買いました。

以下、壁美人の取り付けがどのぐらい大変だったのかと、取り外した際の傷がどのぐらいあったかを書きます。

壁美人を取り付け

壁美人に対して、強度は大丈夫なのか? というのが当初一番の不安でした。
ネットのレビューでは強度十分と書かれていたものの、実際何年も使うとと当然落下するのではないか……という不安がありました。
ただそこは使いながら定期的に強度を確認して、危なそうだったら即外そうと思って、設置することにしました。

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まず壁にこんな感じで黒い金具をあてます。
この際に床と平行にしないと、テレビの角度も曲がってしまうので気をつけてください。

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で、半透明のプラスチック? をあてて、金具の長方形の部分にホチキスを打ち付けていきます。
ホチキスは180度開いた状態にします。

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こういう状態ですね。
僕が持っていたホチキスが、180度開かないタイプだったので、会社にあったホチキスを貸してもらった気がします。
一人暮らしだとそもそもホチキスがない人も結構いると思うので、地味に大変かもしれませんね。

壁に向かってホチキスをひたすら打ち込んでいくだけなんですが、この作業地味に辛いです。
1〜2時間くらいひたすら無心で、壁に200個以上のホチキスの針を打ち続けました。
黒い金具自体が結構重いので、最初の固定は厳重にしましょう。

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完成形がこんな感じです。
配線を隠さないと汚いので、オシャレな部屋にしたい人はあわせて買ってください。

強度はどう?

僕が使っていたテレビは32型でした。
48インチ超えはさすがに厳しいみたいです。
32型テレビを1年ほど壁掛けで使いましたが、ほとんど強度は落ちませんでした。

壁美人を取り外し

さて退去時に取り外しとなったのですが、思っていた以上に取り外しは楽でした。
10分もあれば、外せました。
そして壁の傷ですが!!!!!!!

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わかるでしょうか?
よく目を凝らすと、小さいホチキスの穴が空いていますが、知らないとわからないレベルです。

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ズームにするとこんな感じです。
不動産業者もほとんど何も言わなかったレベルで無傷でした。

まとめ

以上で、壁美人を使って、テレビを壁掛けにしたレポートは終わりです。
かかった費用と時間ですが、

■費用
壁美人: 14,800円
■作業時間
設置: 2時間
解体: 10分

という感じです。

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