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オンゲキの団体戦を主催してみました

初めましての方は初めまして
さとしと申します。
5/7(日)にSGCというオンゲキの団体戦を開催したのでそのまとめになります。初ブログなので読みづらい部分等あるかと思いますがご承知ください。

この記事で書くこと

目次みたいなものです。興味の無い部分は適宜読み飛ばしてもらえればと思います。
今後大会を開催してみたい!と思う方は4,6,7,8,9,10辺りを読んでもらえればと思います。

1.はじめに
2.自己紹介
3.開催に至った経緯
4.ルール決め
5.選手集め&チーム分け
6.大会準備
7.配信準備
8.大会当日
9.反省点
10.終わりに


はじめに

タイトルの通りですが、今回オンゲキの団体戦なるものを主催してみました。

こんな感じのことをやってみました。


自己紹介

オンゲキはSUMMERから始めました
一応それっぽい実力の指標を書くならば、

13+以下全理論値
14+全AB
15以上はたまにAB,理論値は無し
レーティングマスターはギリ取得済み

みたいな感じです。

他ゲーから入ったいわゆる多機種勢ですが、自分にフォーカスを当てるような記事にするつもりも無いのでここでは割愛します。


開催に至った経緯

経緯って書くと物々しいですけど、どうして開催してみたくなったのか。みたいな話です。

・大会の運営みたいなものをやってみたかったから
・オンゲキを多少なりとも盛り上げたかったから
・身内に上手い人いっぱいなのでチャンスだと思ったから

大きく分けるとこんな感じになると思います。
次に何故団体戦という形式を取ったのか、

・BPLS2 SDVXにめちゃくちゃ影響されたから
・実力が超最上位クラスでは無くても、活躍できる場を設けられるような大会にしたかったから
・試してみたいルールの構想を一気に試せそうだから

こんな感じになるかと思います。


ルール決め

構想自体は1月中旬ぐらいから持ってました。
自分が集めるであろう出場者たちのレベルを考えると、14.0〜15.4ぐらいが妥当になるのかなと思って考えてました。

団体戦にする以上、先鋒中堅大将で違う特色を持ったものにしたかったので今回のような形を取りました。

勝敗の決め方
先鋒戦
中堅戦
大将戦

このルールを制定した当初は
「結構引き分けになりそう」
って考えてましたが、結果的にあまりそうならなかったのが意外でした。

大将戦に関して、配点をどうするかは最後まで悩んだのですが
こちらで指定した運営選に比重を傾けるのもなんだか違うな~となり、
自他運営選ともに2点に落ち着きました。

終わってみて思いましたが、チーム同士の実力が拮抗している今回に関しては、かなりいいバランスのルールとなっていた気がします。

先鋒戦の運営選択楽曲は、提出されてきた曲たちがあまりにも殺意にまみれていたのでかなり置きにいった形になります。

大将戦の運営選択楽曲は
・BANに抵触しない
・対戦する2人がほかのチーム宛てに自選として使用していない
この二つを守るように決定しました。(14+はいつのまにか選択肢から外れていました)


選手集め&チーム分け

実のところ自分が作った身内向けのDiscordサーバがありまして、そこのメンバーから

・自分が運営グダっても許してくれそうな人
・大会出て!って言ったらそれなりに練習して準備してくれそうな人

この辺を軸にまず大将を考えました。

そしてまず大将4人にお願いをし、OKをもらった段階で中堅、先鋒に配置できそうな8人に声をかけました。

ありがたいことに声をかけた人は全員OKをもらえたので選手集めはここで終了。
4/30or5/7を開催目標にアポ取りを進めます。この時3/15頃。
上記のうちどちらでも良さそうということなったので配信の同時視聴数が少しでも伸びそうなGW最終日を選択。(みんな遊び疲れて家に居そうじゃね?の気持ち)

チーム決めは、
1.大将同士を脳内で戦わせて、想定される順位を考える。
2.大将の想定順位をもとに中堅想定のメンバーを配置する。
3.全体の調整役として先鋒を配置する。

こんな感じの流れで決めました。
仲の良いメンバーだからこそ、それぞれの実力をかなり正確に知れているのがかなり大きかったです。(まあそれぞれの脳内戦闘の結果と本番の結果はことごとく違ったわけですが・・・)

決めたチームをドレックスに相談し確定、発表としました。
このあたりからドレックスを運営に交えて手伝ってもらってます。


大会準備

というわけで5/7に日程を決めたので会場となるWGCさんを予約。
GWの予約開始自体は4/10ですが、それ以前に何度か店長に相談させてもらいました。

最初の予定ではオンゲキの配置変更等は行わず選手控室兼観戦スペースをWGC UPPER(WGC2階スペース)で行う方針でしたが、店長からの提案でイベントスペース用に一部ゲームの稼働を止め、解体することでそこそこのスペースを確保できることになりました。

店長自身もお店でイベントを行うことに前向きで、当初の想定よりかなり事が大きくなっていく様にかなりビビっていた自分がいたことを覚えています。

ということでオンゲキの真後ろとUPPERの両方を使用することになり、当日のあの感じになりました。

平常時のオンゲキ(裏がDDR)
バーを外されたDDR
解体しフットパネルを奥のsoloの上に格納
ぽっかりと空いたオンゲキの背中
DDRのモニターはsoloの蓋をするように寄せる
step maniaXの解体
フットパネルをDDRのモニターに立てかけるように寄せる
オンゲキを回転させるための準備
オンゲキ回転し後ろに下げ、ノリノリな店長

上記の写真自体は5/3に行われた別のオンゲキ交流会用に準備した風景になります。
初の試みだったこともあり、23:30~26:30ぐらいまでかかったような気がします。久々の肉体労働に体はバキバキでした。(翌朝当然のように9時から仕事している店長、本当に凄い)


配信準備

選手たちの一生懸命な対策と練習を見ていると、やはり生半可なものではダメだという気合が入り、配信のクオリティを上げるべく奮闘。

集計ツール等のスプレッドシート周りはほぼドレックスに一任、
当日の配信で使用するOBSの作成はほぼMaMaさんにお願いする形となりました。(自分はレイアウトを思いついてもそれをOBSに落とし込む力が無かったので・・・)
特にMaMaさんには突然お願いする形となってしまったのにも関わらず、当日の配信管理までやっていただき非常に助かりました。

自分はというと、当日使用するスライドの作成やタイムテーブルの検討に奔走。
この辺り、本当にもう少し前から余裕を持って準備すればよかったと感じました。


チーム紹介
先鋒戦に使用した楽曲発表のスライド


集計結果イメージ


OBS配信レイアウト

あと実は今回のサムネイル、お金を払って外部に作成を依頼したものになります。(めっちゃクオリティ高かったのも納得ですよね)

ココナラというサービスを介して依頼したサムネ



大会当日

本番はあっという間にやってくるもので、100%準備できたのか自信が無いまま突入。

朝一から少し会場設営を行い、配信準備をしていると時間はあっという間に過ぎ、配信開始予定の11:45がすぐにやってきました。

配信スペースは意外とこんな広さ

ギリギリですが、時間に間に合ったので配信開始。

実況は自分、解説はドレックスということで決めていたのであとは流れに身を任せ喋り開始。実況なんてものの経験は当然無いのでノリと勢いで頑張りました。
ただ、なんとなく次のことだけは意識してました。

・出場者は絶対に~選手を付けて呼ぶ
・譜面に関するコメント(難所等)をより多く実況に盛り込む
・短縮言葉を使わない等、言葉遣いをなるべく綺麗なものにする
・とにかく自分が楽しむ

この辺りだけ考えてあとは無限に喋り続ける機械になってました。
(1試合目が終わった時点で喉のライフポイントがほぼ0になっていたので完全にペース配分を間違えたなと思いましたけどね)
もし今後実況する予定の方がいらっしゃいましたら参考にしていただければと思います。(最悪自分に依頼してくれてもいいですよ)

進行していく上で不安だったのが集計結果の作成でして、

1.あらかじめスプレッドシート上に作成してあった関数に点数を入力する
2.できあがったセルをコピーしパワポへ貼り付け
3.パワポを画像化しOBSに差し込み公開準備
4.自分の掛け声に合わせてスライドの公開

こんな感じの作業を1試合終わるごとにやってもらってました。(ほんとMaMaさんには頭が上がりません)

スプレッドシートの一例
当日使用したOBSのシーン

当日までこの流れをどうにか簡略化できないか検討したのですが、結局この方法に落ち着きました。

まあそんなこんなで途中ほんの少しトラブルもありましたがほぼ時間通り進行。
1試合1時間にして余った時間は休憩に回すという選択、選手もアップできますし、実況解説陣も正直これにかなり助けられました。(無かったらぶっ倒れてました)

大会の盛り上がりは、正直想定の遥か上を行きました。
どの試合もどの選手にも見せ場があり、みんな本当に頑張って練習してくれたんだなと感じ、とても嬉しく思いました。
見せ場まとめはそのうちてけしが作ってくれると思うので楽しみにしててくださいね!がんばれてけし!


反省点

そもそも今回のスタンスとして
「できることは全部やってみて、余分に感じたら次回以降削ろう!」
だったので、これ無くてもよかった系の反省は特に必要無いと思ってます。なので、これあっても良かったなと思う部分を挙げていきます。

楽曲発表時の曲名表示
今回の楽曲発表に用いたスライドはジャケット画像のみだったので、曲名を記載したほうがオンゲキに馴染みのない人にもわかりやすい配信になったかもなと少し反省。

会場の様子を映すカメラへの切り替え頻度の向上
これを強く感じたのは特に最終戦A vs Dの最終曲、脳天直撃終了時のAチームの熱い喜びようを見た時です。
団体戦ならではのチームメンバーで喜び合う姿が本当に感動的で、これをぜひみんなに見せたかった・・・という悔しさ。
次回以降はカメラの切り替えやレイアウトを考えクオリティの向上に努めたいなと思わされました。

先鋒戦の楽曲プレイ順決め
これは本当にもったいないことをしたなと思わされる部分で、先鋒戦のプレイ順を
アルファベットが若い順に自選2つを消化→運営選
に固定してしまったことがよくなかったと思ってます。
というのも先鋒戦に出てきた楽曲にとてつもない殺意を感じ、結果として運営選を置きに行く選曲になってしまったため、運営選での逆転がほぼ望めない事態が発生してました。
これは見てる側としても少し面白くないものになってしまったでは無いかと思います。

解決策としては
1.じゃんけんを行い勝った方が自選の曲順を決める(例:3番)
2.負けた方が空いている曲順を決める(例:2番)
3.運営選曲を残っているところに当てはめる(例:1番)
この方法であればどちらかの自選による3曲目逆転が発生する確率も上がり、見応えがさらに増すのでは無いかと思います。

WGC UPPERを映すカメラを用意したい
上の観戦スペース、めちゃくちゃ盛り上がってたらしいので身内で見返す時用に残したいです。外に出す用とかでは無くただただ自分が見たいだけ。

UPPERでの観戦の様子、楽しそう


終わりに

選手からの評判も、見てくれた人からの評判もかなり良かったので、期間を空けてぜひ第2回をやりたいところではございます。
みんな次も出てね。

今回の開催は本当に色んな人に助けられました。
出場を快諾してくれた選手の皆様、お手伝いいただいた皆様、金銭的な支援をしていただいた皆様、開催場所として様々な協力をしていただいたWGC様、本当にありがとうございました。
皆様のご助力一つ一つが無ければ今回の大会は実現しなかったと思います。

あと次回はある程度外からの参加も募ってみようと思うんで興味ある人はご検討ください。

今回の大会で培ったノウハウはもったいぶらずに外に出していくつもりなので、細かい質問とかあればいつでも連絡ください。できる限り力になります。配信で使用したもろもろのリソースも必要であればお渡しします。
DMでもリプライでもなんでもいいので連絡くださればと思います。

みんなでオンゲキを盛り上げよう!!!!

最後にみんなで集合写真

P.S.
本大会にかかった費用をざっくり書きます。(レンタル費用や作業費は水物なのでこの費用で必ず開催できる!ってわけじゃないので悪しからず)

・作業費(筐体の移動や稼働を止めるゲームへの補填)
20000円/1日

・オンゲキ筐体のレンタル(大会用フリープレイ)
当日分
1台700円/1時間×2台×10時間(10:00~20:00)= 14000円
準備期間
1台700円/1時間×2台×3時間 = 5200円

・WGC UPPERレンタル料
大部屋
1000円/1時間×10時間(10:00~24:00)= 14000円
中部屋(値引きしてくれたので普段は倍かかります)
500円/1時間×4時間(20:00~24:00)= 2000円

計55200円

WGCでの大会開催を検討している方は一つの目安にしてみてください。

おわり

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