やりたいことが見つかった話
やりたいことが、やってみたいことが、見つかった。
日曜日、ゆるやかに貯まってきた通帳の残高を(それでもきっと一般的には全然少ない)、これを何に使うんだろう、使いたいんだろうと考えながら眺めていた。
高い服やバッグにはあまり興味がないし、旅行は好きだけどそんなに頻繁に行く訳じゃない。転職を考えてた筈なのに面倒くさくなってきてるし、今の仕事は今やる分には平気だけど一生は捧げられない、そんなに好きじゃない。
などと、ぽたぽた取り留めのないことを考えている時に急に思いついたのだった。
大きいとこで言うともう一度大学に通うとか、仕事を辞めてワーホリに行くとかそういうの、勝手にないものとしてるだけで(普段思いつかないだけで)選択肢なんて無限にあるんだよな。
そしてそんな仕事!人生!みたいな大きなことじゃなくて、一見些細なことが自分にとって大きなこと、転機になることもあると思う。あってほしいと思う。
ある程度年齢を重ねてきてオセロみたいに黒から白へ変わりたいとは流石に思わなくなったけど、もう少し、もう少しだけ日常を愛したい。
こんなそわそわした、駆け出したくて仕方ないような気持ちは文章を書こうと思った時以来で、それ自体が嬉しく楽しい。
まだ始めてないし、始めないとその大変さもわからないくらい0からのスタートだし、実際やり始めたら「無理だ!」となって続かない可能性も十分にあるんだけど、今だけはこの喜びに浸っておく。
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