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【課題対応】会話の評価

書き起こし終了後の課題は、ネイティブとの会話を改めて評価する、というものでした。もう、何回聞いたか分からないぐらい聞きまくった会話。まだまだ聞き直しのフェーズが続きます(笑)改めて、自分のアウトプットにここまで向き合った事ないなぁ、と実感しつつ作業開始です

まずは具体的に発話を特定した上で、できていた点と改善したい点をピックアップ。改善したい点は、どのように発話していたら良かったかも具体的に英作文して行きます。本課題は1度の提出では終わらず、もっとバリエーションが出せないか?もっと違う言い回しがないか?と2度3度とフィードバックをいただき、OKをいただく頃には色々な言い回しが出来上がっていました。

ライティング・スピーキングともに、英語の発話においては「日本語→英語」への変換作業を経ている事が圧倒的に多い私。特にテンポが求められるスピーキングにおいては、日本語的な文章構成が多いことに気づきました。

例えば「最近学校に通い始めたので、家でも英語を勉強しています」という事を伝えたい時、私の英作文はこの日本語のニュアンスからスタートするので、文章構成としては「Recently, I started ,,,」と始まって行きます。そして話しながら、startの後に前置詞はいるっけ?「通う」はどの単語がふさわしいのかしら?とあたまの中は作文に大忙し状態。まさに私の課題である「文章の生みの苦しみ」が繰り広げられているのです

コーチからのアドバイスを踏まえて、よりコンパクトで分かりやすい表現がないかとあたまを捻ってみたところ、出てきました。「Now, I'm a student.」と言えば、ニュアンスとしては全て解決!難しい文法もないので生みの苦しみもありません。コーチからもこの発想の仕方はすごく英語っぽい、とのフィードバックをいただきました。言語をそのまま変換するのではなく、状況を言い換える、という感じでしょうか?シンプルに言うってこういう事か!と今までで一番腑に落ちました

最後は次元別の評価軸にて3段階での自己評価です。ここに到達するまでにしこたま通話を聞き直し、感想・評価をアウトプットしてきた事もあり、この評価策定はブレずにすんなり行う事ができました

ここまでの作業を通して感じたことは、一つのアウトプットに対し多面的に客観的に捉える事の大切さ。せっかちな性格ゆえに、これまで色々な課題やワークを「こなすこと」に意識を持って行かれがちでした。それでも引き出しを増やすには現状把握と繰り返しの深掘りの工程は不可欠で、且つ自分ができない事への手当ては実は一番ムダがない手順かもしれません

こんなに自分のアウトプットに向き合ったのは期間的にも掘り返す深さ的にも初めてで、スピード感を好む自分としては正直少しもどかしさもある時間でした。そうは言っても、理解を深める、広げるの手応えは確実にあり、改めて語学学習におけるコツコツの大切さを身に沁み入らせる時間となったのでした

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