年賀状の準備を始めた。
年賀状の要素1。それは私にとっては写真。去年は夫婦で映った写真を使ったけど、今年は、ペットの金魚を写した写真にした。金魚が三匹いるので、満足のいく写真を撮るのに一苦労したが、なんとか撮れた。
年賀状の要素2。あいさつの言葉。最初、「昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願いします。」と書いたけど、よく考えたら、年賀状を出す相手が、日ごろお世話になっている人というより、年賀状でしかつながってない、親戚とか古い友だちが多いのに気がついて、はて、どうしたものかと。それで、今年もらった年賀状を見てみたら、圧倒的に多かったのが、「皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします」だった。なるほど、年賀状しか付き合いのない相手には、「今年もよろしくお願いします」よりもいいかもしれない。これが今の年賀状のあいさつの言葉のトレンドだと知り、さっそく取り入れた。
年賀状の要素その3。差出人。うちの年賀状は、普通に、郵便番号に住所、夫と私の名前。子供はいないので、それだけ。
これも、もらった年賀状を見直してみると、結婚していて子どもがいる友達でも、一人の名前しか載せてない人もいる。妻や母を卒業して、また「個」に戻ったんだなあ、としみじみ。うちは将来どうしよう。でも、親戚宛には、夫婦の名前を載せるかな。友だち宛にはどうしようかな。いろいろ考えさせられる、年賀状作りだ。

ここで一首。

今年から差出人はわたしだけ母を卒業して賀状書く