踵の痛みと腰痛との関連について

興味深い論文を見つけたので、簡単にまとめながらシェアしたいと思います。

素人が苦手な英語を必死に読んでの独自解釈ですので、間違いがあれば優しく教えてください笑

Low back pain and disability in individuals with plantar heel pain.

足のメカニクスの破綻は腰痛と関連があることが分かっている。

足底筋膜炎患者は足の構造の破綻が見られることが多い。

となると、足底筋膜炎患者は腰痛を有する確率が高いのでは?という研究ですかね。

結果としては足底筋膜炎患者のうち74%が腰痛持ちであった。

踵を痛めている人と痛みのない人では、痛みのある人のほうが5.2倍腰痛を有する確率が高い。

足底筋膜炎に限らず、足部疾患を持っている人は足部のアライメントが崩れている可能性があり、足部のアライメントが崩れるとその上の膝や股関節、腰にも負担がかかるから注意しましょうね。という話なんでしょうね。

この論文では、足底筋膜炎→腰痛という論調で書かれていた印象を受けましたが、逆に腰痛を持つと足底筋膜炎の発症率が上がるという下降性連鎖の可能性も考えなきゃいけないのかなぁと思ったりします。

多くの専門家の方は当たり前に行いますが、局所が痛いからといって局所だけを見るのではなく、全体からの関係性を見ていく必要がありますよ。という学びでしょうかね。

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