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代表の著作「不登校そうだんしつ」より、内容のご紹介です。

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子どもたちのほとんどは「友達が欲しい」と思っています。
しかし、どうしても「友達」というものに対して自信を持てない子は多いです。
学校へ通っていない引け目を感じていたり、そもそも友達関係で嫌な思いやストレスを抱えた経験があったり、またはそんな自分自身に対してもどかしさを抱いていたり…。
様々な理由で自信を持てていない子は、まだまだ心のケガが治っていない状態です。
そのような状態で「友だちを作ること」に、あまり焦らないで下さい。
「友達」というと同世代、同級生のイメージがまず浮かびますが、そもそも同世代と合わない・同世代を苦手にしている子は意外と多いです。
同世代の中で居心地が良くない子は精神年齢が高いケースが多く、年上の人と接する方が楽な気持ちで過ごせたりします。
そうした子を「友達を作らせよう」と同世代がたくさんいるグループに放り込んでも、かえってストレスがかかって回復が遅れるリスクもあります。
わざわざ苦手な同世代ではなく、まずは少しでも楽に過ごせる年上や大人と接する機会を作り、そこで回復を図る方が負担は少ないでしょう。
今は友だちができなくて淋しいでしょうし、それを見ている親としても気持ちが焦るのは仕方がありません。
けど、ここは焦らない、焦らせないことが大切です。

同世代と話を合わせなきゃと思えば思うほど、無理をしてしまいストレスになってしまいます。
合わないんだったら、合う人を見つければいいと思います。
その人が異性であったり、年が離れていても構いません。
しっくりくる人と友達になれたらいいですね。


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