劇場稽古。と、袖中。
おはようございます。池治です。もうすっかり寒くなってきましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
11/30(火)の稽古場の様子をお届けします。
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この日はなんと、本番の劇場である高槻現代劇場の中ホールを使わせて頂いての通し稽古でした。
とっても大きなホールなのですが、なにより高さが高いんです。舞台上を熱量で埋め尽くしたいとき、いかにこの高さを活用するかが肝。ハートも大事ですけど、やっぱり物理的に舞台上が埋められていると「おっ」となりますよね!稽古場ではあまり使えなかったZ軸を意識し、視覚的なアプローチもしていきたいなあと思いました。
さて、次は袖中の写真を公開しちゃいます!
袖で待機している役者たちはどんな表情をしているのでしょうか……!!
↑隙間を縫ってシーンの相談をしていたり…
↑着替えを手伝ってもらったり…(小野さんの衣装がとっても素敵なんです)
↑舞台上の芝居を観察していたり。
↑↑カメラを向けるとすぐさま反応。集中しつつも余裕は忘れません。
以上、袖中写真集でした📸。
ここからは僕の独り言みたいな感じになるんですけれど、最近自分と役との境目が希薄になってきているんですよね。それも、役に引っ張られる形で。今回僕が演じる「高平隆太」は、若くて打算的で上昇志向が強い人物。と同時に、少し無遠慮な部分も存在します。どうやら僕はそんな彼の無遠慮な部分を引き継いでしまっているようで、わざわざ言わなくても良いようなことも言うようになってしまったんです。無遠慮というより素直、正直と言ったほうが近いかもしれません。日頃から思ってることがすぐ顔や口に出るようになりました。だからどうなんだとかは無いんですけれど、なんだかそれが楽しくて。この虚構と現実の入り混じる、侵食してくる感じが自分は好きなんだなと、そう感じる日々でございました。
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12月へと入り、稽古もいよいよラストスパートです。より良い作品をお届けできるよう座組一同頑張って参ります。
ではまた次の稽古場ノートで!!
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