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一歩踏み出す勇気がなくても半歩は踏み出した方がいい理由

軽慮浅謀(けいりょせんぼう)
→ 浅はかな考えや計画のこと。

浅はかな考えや計画というと、私がstakを始めたのも今思えば浅はかな考えかつ浅はかな計画だったように思う。

というのも完全にノリで、こんなモノが世の中にあったら楽しいだろう、ワクワクするだろうという主観的である意味で傲慢なところからのスタートだった。

いろいろと偉そうに講釈を垂れているときもあるが、私自身も全くできていないことは多々あるというわけだ。

ただ、それが悪かというとそうでもないと思うのである。

stakを始めたことは完全にノリだったことは素直に認めるが、だからといって途中で投げ出そうと思ったことは一度もない。

なにかを始めるときに大切なこと

浅はかな考えや計画というが、では逆に浅はかでない考えや計画というのはどういったものなのだろうか。

しっかりした考えがないといけないと思っている人、細かいところまで計画を立ててからでないと行動が起こせない人は、おそらくなにも達成したことがないことが多いはずだ。

その理由は本当に簡単で、行動に起こすことをしていないからである。

いろいろと考えているうちにネガティブなことばかり考えるようになったり、細かいところまで計画を立てているうちに無理だと思うようになる。

すると結局できない理由をつけて行動を起こすことをやめてしまうという人を散々見てきた。

そういった人たちのたちが悪いのは、人にどうすればいいのかを聞いてきて、それはいいと納得していたにも関わらず、実行に移すことがない。

逆の立場だったら、どう思うだろうか。

そんな人を引き続き応援しようと思うだろうか。

またなにかアドバイス的なものを求めらたときに、協力的な対応をしたいと思うだろうか。

結局、行動を起こさないということは、自分自身の可能性に蓋をするだけでなく、その後に拡がる可能性があったかもしれない道も塞いでしまっていることに気づいていないのである。

なにかを始めるときに最も大切なことは、すぐに行動を起こすことだということは何度も何度も主張している。

それでもこうして言い続けるのは、実際に本当に行動を起こす人というのがあまりにも少ないからである。

口だけは立派で、あれをやりたいとか夢を語る人はいくらでもいるけれども、じゃあ実際になにをしているのかと問うと、今はまだ準備中だとか、お金を貯めているなどと言い訳をする人が多い。

あえて、言い訳と書かせてもらったが、本気でやりたいことではないから行動に起こさないだけだ。

恐怖心は杞憂に終わることが多いという事実

くり返しになるが、口だけは達者な人というのは本当に多い。

そして、素直に人の意見を聞き入れるという人も少ない。

もちろん、私のいうことのすべてが正しいなどとは思っていないし、何者でもないということは十分に理解している。

けれども、少なからず行動は起こしてきた側の人間だという自負はある。

そうでなければ、stak, Inc. という会社を立ち上げることもなかっただろうし、多くの仲間と出会うこともなかったはずだ。

それから、このことは頭の片隅に置いておいた方がいい。

誰かに相談をしたときに受け入れた方がいいと思ったアドバイスについては、素直に実行した方がいい。

その理由は、アドバイスをした側の人は、自分がいったことを素直に実行してくれたらどう思うだろうか。

この人は自分の意見を素直に受け入れて実行してくれたのだから、もっと親身になって協力しようとなるはずだ。

もっというと、自分がしたアドバイスが元でその人が上手くいかなかったなんてことがあったら申し訳なく思うだろう。

つまり、その人が上手くいくように引き続きいろいろと一緒に試行錯誤してくれることが理解できるだろうか。

自分自身の小さなプライドで上手くいっていないなと感じる人が本当に多い。

自分が本当にやりたいことがあるならば、小さなプライドないの一番に捨てなければいけない。

小さなプライドが邪魔して動けない人は、恐怖心を覚えて踏み出すことができない人よりも上手くいかないことが多いということを覚えておいて欲しい。

加えて、恐怖心のほとんどは杞憂に終わることが多い。

というよりも、なにかを始めたときに自分が思いどおりに描いたとおりに進むことなどほとんどないと思った方がいい。

考えすぎて動けない人、計画を練りすぎて動けない人は、こういうところでもディスアドバンテージとなる。

その理由は簡単で、ピボットすることが遅れるし、臨機応変にアドリブを効かせて回避ができないからだ。

恐怖心はアドリブ力を活かすことで、いくらでも回避できるのである。

なぜモノづくりの素人にstakがつくれたのか?

stak, Inc. という会社は、機能拡張モジュール型IoTデバイスのstakの企画、製造、販売、運営を行っている。

stak, Inc.

ただし、IoTデバイスをつくることを目的として設立した会社ではない。

創業は、Needol(ニードル)という会社で、2019年2月に社名変更をしている。

そのきっかけになったのが、stakというIoTデバイスを世に出そうと決めたからである。

つまり、stakを世にリリースしてから、3年目に入ったというところだ。

stakの特徴を書いていくと下記のとおりだ。

  • 機能が拡張していく仕様になっている

  • 工事や付帯設備が要らない

  • API連携を推奨している

1つずつ説明していくと、通常の商品は買ったら終わりだ。

stakは買った後にもワクワクしてもらえるように、次々にデバイスが登場していくということを前提につくられている。

2019年2月にリリースした段階では、LED照明とリモコンの2つの機能を備えたモジュールが登場している。

遠隔で操作ができたり、ルーティンで設定することで、自分好みに快適に空間にいることができるというものだ。

ここに、カメラ、スピーカー、フレグランス、モバイルバッテリー、センサー、虫よけなどなど、誰でも簡単に取り付け取り外しができるという構想だ。

2つ目の特徴として、取り付けるときに工事は全く不要で、E26の電球ソケットがあれば設置可能だ。

インターネット環境は必要だが、それ以外に必要なものはなく、セットアップもシンプルだ。

なにかしらの機器を設置すると、コンセントからの配線やアダプタが邪魔になったりするが、stakにはそのストレスもない。

3つ目のAPI連携の部分については、要するに自分たちのデバイス、つまり商品だけではなく、他社の商品ともストレスなく連携できるような設計を積極的に展開している。

とまあ、文字にすると難しくなってしまうので、興味のある人は動画を見て欲しい。

あなたの家をぷちスマート化するIoTデバイス 「stak」

(※音が出るので注意)

広島のオフィスに来たいという人がいればいつでも来てもらっても構わない。

そして、偉そうに書いているが、stakを世にリリースすることができたのは、完全にノリが良かったに尽きる。

深く考えすぎることもなかったし、細かく計画を練ったわけでもない。

ただただ、こんなIoTデバイスが世の中にあったら面白いよねといったところからスタートしている。

とにかく、行動を起こしたから今があるというわけだ。

まとめ

とはいえ、今だったら絶対にやらないということも多々ある。

時間とお金が思っていた何倍もかかったし、よくここまでやってきたと自分自身が思うこともある。

まだまだ中途半端で自分自身の描いていることの1%も達成できていないとも感じている。

だからこそ、2022年は一気にアクセルを踏んでいて、なにをするかは間もなく公開できるだろう。

一歩踏み出さなくてもいい、半歩踏み出せば世界が変わるということを私自身が証明してみせようと思う。


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植田 振一郎 Twitter

株式会社stakは機能拡張・モジュール型IoTデバイス「stak(すたっく)」の企画開発・販売・運営をしている会社。 そのCEOである植田 振一郎のハッタリと嘘の狭間にある本音を届けます。