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イクメン、カジメン。

「パパ、イクメンですね〜。」

「凄い、そんなこともしているんですね。」

息子と市の児童支援センターに行くと、周りはママと子どもの中で、自分たちは明らかに異色の組み合わせで、よく驚かれます。

1歳になる前から息子と2人で行動することも多く、その中でも土曜日に児童支援センター(入園前の子ども連れが主には対象で市が運営する場所)はわりと行きます。

ママが習い事あったり、美容院行ったり、平日ではあまりできないことするため、半日または1日子どもと過ごしたり...

一方で、妻が用事ある際は、平日に有給で会社休んで行くことも。

お弁当なんかも作り、自分と息子の分を作って、意気揚々と出かける。

息子は、ママとパパがいたら、どちらかというと、ママによく近づいていきますが、ありがたいことに僕にもかなりなつき、(ママがいなくても)それはそれで問題なく、パパ〜!と空気読んでw、仲良くしてくれるわけです。

特に平日で会社休んで児童支援センター行くときは、土曜日なんかと違って、完全にパパはいなく、ママオンリー。

(土曜日は、パパとママの組み合わせでの方々が多い。)

そんな中での1組、パパと息子の組み合わせ。周りからすれば、異色の組み合わせ。

チンパンジーの檻の中に、一人オランウータンが紛れ込んだ感じ。

好奇な目でチラッと見られながらも、適度な距離感で話しかけられないという寂しさ。

あまり気にせずに、息子と遊びますが、よく通っているので、職員の方々とは仲が良く、話しかけられたりもしますが、この会話がやっぱり楽しい。

何が楽しいかというと、同世代の子どもを持つママの考えや意見がわかるから。

職員の方が周りのママを巻き込んで話が弾むのですが、今、どんなことをしているのか、子育ての悩みなんかも共有する。

そして、言われるのが、息子と支援センターでいて、ママがいなくても、成り立っていること。

平日なんかでも家事や育児は、基本的にはしますが、それがめちゃくちゃ賞賛される。

おおお、

おおお、

これがいわゆる、イクメン、カジメン効果か。

と同時になんだか違和感。

なぜこんなにも賞賛されるのか。

確かに褒められるのは嬉しいのですが...

うーん。

自分は家事・育児に参加するのは、単純に家族の一員として、家庭のことには参加したいと思うから。

仕事は、どちらかというと、家族のためにというよりも、

自分がしたいことをやらせてもらっていて、

社会に対して、会社に対して、貢献したいから、という側面が強いから、

家族のためにやっている感がなく、家事・育児に参加しないと、過程に参加している感覚がないから。

あとは単純に子どもに対して、自分が親という立場で、実際に何かしてあげたいと思うから。

家事も少しでも妻が他のことができるように、やるようにする。

(一方で料理は趣味なので、やらせてくれないとストレスがたまる)

でも、なんか、負担に感じることはなくて、家族のために単純にすることのひとつなので、やることが普通という感覚。

だからこそ、自分にとって普通のことをしているから、

それに対して、賞賛されるのに違和感を感じるのだと思う。

いつから、こんな考え方になったのか、分からないけども、それが自分の感覚。自分の親はスポットでは料理やアウトドアに連れて行くなどしてくれてたけども、家事についてはそこまで積極的でなかったから、それが反面教師になっているのかもしれない。

(よく母の不満を横で聞いていたから)

褒められると、どうしたら良いかわからないタイプなので、そこはママ同士で話すように、その話題で盛り上がっていきたいなと思う。(料理のことや家事のことなどで)

ちなみに、僕の家庭は、夫婦共働きではなく、パパのみ働いてる。

(息子の成長は日々変動するので楽しみが多いですが、家事って割とルーティンが多く、それ自体に楽しさをあまり感じるのは難しい。さらには遊びたがりの息子と関わりながら、家事って、暴れ回る馬に乗りながら、何かをするような感覚。結構難しい。)

仕事は変動することが多く、毎日変わるから面白いけども、家事はルーティンが基本なので、楽しみながらってするのは結構工夫がいるので、育児・家事に専心する専業主婦って本当に凄いと思う。

いつまでも、家族の一員として家族のためにできることを考え、

そして、妻にはリスペクトを持つことで、家族の一員として家事や育児に積極的には関わるのは普通という感覚を持っていたい。

※あとは、単純に妻が都度必ずお礼を言ってくれることと、僕が作る料理については、むちゃくちゃ美味しそうな顔をして食べるので、単純に嬉しいですね。



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