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海外レーベルからリリースする良い点・悪い点をまとめると、、(後編)

自分の経験をふまえて、海外レーベルからリリースする良い点・悪い点をまとめました。今回は後編です。

前回の記事では下記のポイントから良い点のみを記載しましたので、
今回はそれ以降を書きます。

良い点
(1)音楽活動の実績となる。
(2)レーベル探しが音楽の幅を広げてくれる。
(3)マスタリングをレーベル側が実施してくれる。

悪い点
(1)デザインが好みに合わない。
(2)契約書のサインが不安。

なんとも言えない点
(1)レーベルから出しても、制作のクォリティーは高まらない。

悪い点から、、

(1)デザインが好みに合わない。
   レーベル側が楽曲のジャケット画像、サムネイルを用意してくれま
   す。それが必ずしも自分の好みではない場合があります。これが一つ
   目の悪い点です。自主配信であれば、自由にデザインコントロールで
   きますので。
   レーベルのデザインが気に入らない場合、自分で画像用意して「これ
   を使ってほしい」と言うことはもちろん可能だと思います。
   もちろん可能なのですが、、、私はレーベル側のデザインを採用しま
   した。ジャケットが悪いので聞かないという判断にならない程度のク
   オリティであれば問題ないし、レーベルは動画も制作してくれるので
   トータルでは納得できるからです。
    アーティストのイメージを形成する上で、デザインコントロールは
   非常に重な要素であることは間違いないと思います。
   限られた時間を楽曲、デザイン、プロモーション、どこに注力するか
   は全てアーティスト次第であり、活動の醍醐味であると思います。

(2)契約書のサインが不安。
   契約書を英文で読みつつ、DeepL翻訳(おすすめです)や、Google翻
   訳を使って、内容を理解します。それでも、
   「本当に契約にサインしてしまって大丈夫なのだろうか、、」
   という不安は最初はあると思います。大手の日本のレーベルと違って
   外国の小さいレーベルです。携帯電話や部屋探しの契約とは違いま
   す。色々、迷うこともあると思います。
   こればかりは契約書の内容次第なので、明確なアドバイスはできませ
   んが、自分で内容を理解して、必要ならば担当者に聞くしかありませ
   ん。不安を100%解消させるのも一つですが、自らの責任の上で、ど
   こかで折り合いつけてサインする、自分はそうしました。

最後に、、、なんとも言えない点

(1)レーベルから出しても、制作のクォリティーは高まらない。
   レーベルからリリースすると自信にはなりますが、制作のレベルは、
   その曲を作った時から変わっていません。
   またスキル向上のためにレーベルからアドバイスをもらえることは
   (私の場合には)ありませんでした。
   当然ですが、時間をかけて継続的に制作すること、情報収集して知識
   を深めることのみが、制作のクオリティーを向上させます。

自分の記録として自戒を込めて書きました。もしも参考になれば幸いです。

本日、私の曲がドイツのレーベル「TRXX」から各種サブスクリプションにて聴けるようになりました。

DeepDubstepです。ぜひチェックしてみてください。

それでは、より良い音楽ライフをお過ごしください。
ありがとうございました!

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