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学校伴走コンテンツライブラリをつくる

こんにちは!タノ🦒です。
今日のテーマはコンテンツライブラリについて。

学校を『誰もが明日も通いたい場所』にするためのロードマップ、考え方やコンテンツが見れるサイトを作ります。教育技術や授業スキルではなく、根本の設計を問い直して変えるためのものです。

今回noteで発信するのは、作る際の思考の流れです。整理するためと、読んだ方がどう思うのかを知りたくて記事にしてみました。

学校の改革では、たくさんの失敗例もあります。
失敗というより『なかなか上手くいかない』事例。

・1人でずっと頑張る
・独断で突っ走る
・意見が多様すぎてまとめられない
・話したけど実行に至らない
・管理職にひっくり返される
・試しにやったけど続かない
・逆に業務が増えてしまった

など。

学校は万単位であります。
効果的な打ち手はそれぞれに微妙に異なります。
ですが『こうすると上手くいかない』は大体同じ。

車の運転に例えると、目的地のルートは様々。
車のタイプやスピードや人員も違うかと思います。
高速道路は混んでいるかもしれませんし、事故があるかもしれませんから、どれが1番早いルートかは、分かりません。

でも、運転手が飲酒してる、地図とカーナビもない、目的地が決まってない、ガソリンがないなどがあれば、『そりゃ目的地にはつかないよね』となります。大体事故る。

組織・業務改革みたいな文脈の場合は、
・独断で進めたら反発が起きる
→私はこっちにこのペースで行きたいのに
・先に方針を決めないと迷走する
→目的地はそもそもどこなの?
・時間づくりをしないで新しいことを増やす
→ずっと運転し続けるの?

のような感じです。

このような『こうすると上手くいかないよね』を潰しながら、取るべき打ち手を取っていく。
感情やモチベーション、技術的なこともたくさんありますが、具体的には以下の流れです。

①1枚のフローチャートで全体を視覚的に把握する
→今私たちはどこにいるのだろう?
②しくじり例を元に本質を捉える
→何に今困っていて、何が必要そうか?
-提案のカベ-
③本質を捉えた上でチーム作りをする
→ビジョンを描く・行動指針・叶えたいこと
-実行のカベ-
④キックオフを行い実行に移す
→プロジェクト・時間づくり・試行実施
-仕組みのカベ-
⑤日常の仕組みにする
→校内研究・教育の質を上げる

こんな流れです。

そのための、
↓ドラフトのフローチャートがこちら

このフローチャートを元にそれぞれのフェーズで、
具体的に何をやれば良いのか?

理屈と感情のバランスが大切で、
授業と同じで、
『この実践が良いらしいからやってみた』は大抵上手くいきません。
理由は目の前の先生(授業なら子ども)の感情や状態にハマっていない時にやってしまうからです。

今の状態を把握しながら、生理的にOKな状態を把握しながら進めて行く。
(※進める時には『まずやってみよう精神は大切』)

話の導入や場の形1つとっても、1つ1つの設計がとても大切で、難しい。
でもこれができると一気に持続的に変わっていく。

この感覚が本当にすごいのが大ちゃんこと大野さん。

そのあたりの感覚を
noteの記事にまとめてくれてます。

noteの記事

大ちゃんは、できる!と思わせてくれます。
それは関わった方々が、心の内の思いが湧き上がるからだと思います。

『なんとかしたい』『こうしたい』という願いを、
1つ1つ人の手で叶えて行く。
1人ではできないことを、少しずつ、少しずつ。

フローチャートとコンテンツを結びつける。
その際にノウハウだけではない具体的な考え方を明確にする。極論『この台本通りに進めたら基本OKだよ』レベルにしたい。

今の現在地はどこですか?
それなら〇〇をまずしてみましょうか。
先行事例はこの辺りがありますよ。
やってみたいことはありますか?
その思いをみなさんと共有しましょう。
他のみんなは何を考えるか聞いてみましょう。
話し合いの場を設けましょう。
その時の立て付けやテーマを一緒に考えましょう。
管理職にこんなふうに相談してみましょうか。
学校中にキーマンはいますか?
キーマンを頼って事前のチームを作りましょうか。
チームと管理職で話して裁量をもらいましょう。
みんなの話に沿うように提案をしてみましょう。
『ここだ!』と思ったらアクセルを踏みましょう。
無理が出そうな時はブレーキをかけましょう。
小規模のプロジェクトでまずやってみましょう。
壁にぶつかる時はまたビジョンに返りましょう。
良さそうなものは日常に取り入れいきましょうか。
校内研究に組み込んでみましょう。
学びの形や教育活動をアップデートしましょう。
仕組みにしてしまいましょう。
教育課程が変わってきましたね。
どんなことが変わったか振り返りましょう。
今の現在地はどのあたりですか?

こんな感じの流れでしょうか。

これらの事例、ノウハウや考え方をまとめたら、
点ではなく、線の、面の何かになりそうです。

テクノロジーも味方してくれそうです。

公立学校向けの連絡ツールtetoru。
テトルは連絡にかかる費用が無料です。

しかも校務支援システムの先駆けc4thとの連動。
さらに口座振替や教育委員会からの一斉連絡も実装する予定とのことです。

公立学校においては、
これ一つで解決できることは多そうです。

実践と仕組み化を一気にできることが、
テクノロジーの良いところです。


使いやすく、便利で、だれでもできる。
それが日常になる。

具体と抽象を行き来していきたいです。

canvaを使った実践などは超具体ですよね。
ビジョンなどは超抽象。
これを行ったり来たりしながら実現に進む感じ。


必ず実現させます。
今と未来の担い手に届きますように。


タノ🦒でした!

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