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初めてのりなるり生誕

2023.06.03 ukka Presents Birthday party「結城りな生誕ソロライブ ”What is”」及び「幸せの葵るり 〜かわいいが大渋滞!?♡〜」に参戦しました。

2021年に加入した結城りな・葵るり(通称:りなるり)の初めての生誕ソロライブ。
実は私はこの日りなるり生誕に行かない予定でした。

前日、台風による大雨の影響でありとあらゆる交通網が狂っていて、夜行バスで遠征してくるはずだったオタクがほぼ全滅している様子をTwitterで見た。
寝て起きたらどうにか解消されててくれと祈っていたけれど、起きてみたらやっぱり即通常通りとはいかなくて、大阪の友人は遠征を断念、名古屋の友人は午前中の新幹線が欠便となり、開演時間に間に合わないかもという話になっていた。

そんな暗雲立ち込めるTLを見てたら衝動的に「あ、行こう」と思った。
自分1人行ったところで……とも思ったけど、渋谷に行ける身体があるのにこのまま部屋でじっとしていたくなかったし、1つでも空席を埋めたかったし、そして私なりに少しでも書いて残せるものがあるんじゃないかと思った。
起床から30分で身支度を済ませて家を出た。


あ、ちなみにサムネイルになっている2枚のカードは、左がりな生誕、右がるり生誕の入場特典のカードです。

結城りな生誕ソロライブ ”What is”
#りなはたち

セットリスト

01. 会いたかった(AKB48)
02. ニッポン笑顔百景(ももいろクローバーZ)
03. トリセツ(西野カナ)
04. 制服と太陽(欅坂46)
転換VTR
05. リンドバーグ
06. 恋、いちばんめ
07. 頑張ってる途中(私立恵比寿中学)
08. スマイル(森七菜)
09. Love so sweet(嵐)
10. プロミスザスター(BiSH)
11. イチリンソウ(山本彩)
12. チャンスの順番(AKB48)
13. コズミック・フロート
<アンコール>
EN1. ultra soul(B'z)
MC(撮可)
EN2. YOIMIYA(ばってん少女隊)
EN3. AM0805の交差点

ライブレポ

上手側後方で見てた。

開演と同時にステージ後方のスクリーンに映像が映し出される。
赤ちゃんから現在に至るまでの写真だったかな、それらがバババーっと流れていく映像だった。
おお、生誕ライブらしい生誕ライブだ、って思った(単純すぎる感想)。

ライブ前、生誕生写真の赤チェック衣装があまりにAKB48オマージュなので「もしかして1曲目『会いたかった』あるんじゃない?」って話してたらドンピシャだった。『会いたかった』のイントロがかかった瞬間「本当にキター!笑笑」と思って沸いた。
48グループを1ミリも通ってきてないオタクだけど楽しかった。

『会いたかった』の終わりに下手側のお立ち台の上に正座したりなちゃんを見た瞬間「あっ、この動きは!?」って次の曲を察した、予想通り『ニッポン笑顔百景』だった。

1人で『ニッポン笑顔百景』を歌い切っててすごかったし、小噺のところは言い切った後オタク達が「フゥ〜!」って沸き散らかして楽しかった(一緒に言った)。
あとこのとき使ってた扇子には「にっこり」って書いてあったのが遠目にも分かって、りなちゃんらしいな〜とニコニコした。
後のMCで扇子について、「昨日かばんに入れてたら雨に降られてちょっと文字がにじんじゃったんだけどギリギリ生きてて良かった」と言ってた。「ギリギリ生きてた」って。笑

トリセツ』は「これからもどうぞよろしくね」って言葉がすごく良いなぁと思いながら見てた。2021年のグループ加入時に「結城りなです、よろしくお願いします」ってお披露目されて2年弱経って改めて「よろしくね」って歌ってくれるの、なんか、すごく良かった。
「爪がきれいとか 小さな変化にも気づいてあげましょう」でネイルアピールしてたような気がする。

制服と太陽』では手書き?の歌詞付きの映像が後ろで流れていて、空とか学校だったかな。その歌詞のひとつひとつが「りなちゃんが辿ってきた道」のように感じられてエモーショナルだった。

ここの歌詞は特に「うわあ」って思った。
高校3年生の夏、ukkaのオーディションに飛び込んだりなちゃん。
そのまんまの歌詞すぎる。

アイドルにも、大学生にもなったりなちゃん。
見えないところで相当の努力をしてきたのだろう、なんて、言葉に書くのは簡単だけど。
2021年11月の新体制お披露目ライブ。
その2ヶ月後には、大学受験があったはずだ。
それがどれほど大変だったか、想像してもしきれない。だからこそゾッとした。これまで見てきたライブの裏に、どれほどの……って。
想像できないのに想像してしまう、それくらい『制服と太陽』は18歳〜現在までの結城りなちゃん等身大の曲だった。

曲が終わるとりなちゃんが舞台袖にはけて、転換VTR。
オーディションのワークショップの映像が流れる。ピンクのゼッケンに「リナ」と書かれている。懐かしい〜と思ってたらあっという間に映像が終わり、同じピンクゼッケンをつけたりなちゃんが再登場。

リンドバーグ』のイントロに乗せて「夢だったアイドルになれました!」と高々と宣言するりなちゃん。
それから「オーディションではつらいこともあったけど、みなさんと、私自身で、乗り越えて今ukkaの結城りなとしてここにいます。私の名前、たくさん呼んでください!」
で、『リンドバーグ』が始まった。

私は自分の物語をしっかり言語化できる人が好きなので、このりなちゃんの語りはグッときて泣いちゃった。スラスラ言ってたわけじゃなくて、噛み噛みだったのも含めて、ライブ感というかりなちゃんらしさというか。
「みなさんと私で乗り越えてきた」って言葉が、すごくすごく気持ちが伝わってきて良かった。

その言葉に応えるりなちゃんコールはめちゃくちゃ全力で(泣きながら)叫んだし、めちゃくちゃ楽しかった。
「呼んでおくれよ」\りなちゃーん!/
「僕の名前を」\りなちゃーん!/
のところもそうだし、
「闇に触れる指先 照らすストロボライト 瞬く間に駆け抜ける あの子はスローモーション」で延々とりなちゃんコールをし続けるところも。
最後の「oh,yeah イッツマイリンドバーグ」を全員で歌うのはエモーショナルが過ぎた。やっぱり泣いた。

『リンドバーグ』の「君のためなのさ」の指差しする振り付け、一回目が客席中央付近にいた空りな推しのオタク友達にズドンと刺さったのが見えて、それからそのオタクが崩れ落ちるのが見えた。
りなちゃん、こういう特大レスを躊躇なくやるタイプの子だけど、今日はその中でもひときわ強烈なレスだった。
4回ある「君のためなのさ」指差し、4回ともしっかりりな推しを狙って撃ち込んでるんだろうなっていうのが目に見えて伝わってきて、指差しもらった人一生嬉しいだろうなぁとか、推しがいのあるアイドルだなぁとか、他推しから見てても「うわー良い光景!」って思った。

恋、いちばんめ』はまずその選曲にびっくりした。
え、それ、1人で歌うの??!
ukkaの楽曲の中でも難しいと言われてる曲だけど、りなちゃんは1人でそれを歌いきった。(もちろん、サビとか一部歌わずにメンバーのオケが流れた部分もあるけど、それにしたって。)
普段歌ってないパートも含めてりなちゃんが1人で歌っているのを見て、このパートをこんなふうに歌えるんだ、低音も全然外さずキメててすごい、って何度も思った。
りなちゃんの歌唱力の高さを改めて実感した1曲だった。

この流れでエビ中の『頑張ってる途中』はズルい。笑
エビ中曲は何かしらやるかなと思ってたけど選曲が良い!
自然と踊ったしコールも言えた。身体が覚えてるもんね、コール。
「頑張ってる途中 頑張ってる途中 頑張ってるとチュウしたくなるよ」\オイオイオイオイ!/
全力で声出した、楽しかった。笑
周りもみんな楽しそうに踊ったり声出してて、めちゃくちゃハッピーなフロアだった。

映像が途切れちゃったのはいつだったっけ、ライブ中盤くらいのときだった記憶。
スクリーンに映し出されていたのはukkaのアー写だったと思うんだけど、その一部がブラックアウトしてしまっていた。
それ以降映像はなかった……というか、使えなくなったらしい。
『制服と太陽』の映像を見てる限り他にもいろいろ凝った映像が用意されてたはずなのに、不慮のトラブルに見舞われて残念だった。
ただ、りなちゃんはそんな素振りは全然見せてなくて、ライブ中は(カッコよくキメるところは別として)常に笑顔だった。
なので見ているオタク私も、スクリーンが使えなくなったことは最初こそ気にしたもののすぐ気にならなくなって、パフォーマンスを集中して見ることができた。

映像トラブルに対しては一切動揺を見せないりなちゃんだったけど、自分が歌詞や音程を間違えたときは(あっ!ごめん間違えた!)って顔に書いてあったし右手で謝罪のポーズをしてて分かりやすく態度に出してた。
見てるこっちからは「え、今の間違えたの?」って思うような細かい部分も含めて、何回かそういうシーンがあって、素直な子だなぁと逆に好感度上がった。可愛かった。

MCはほぼなしで、その代わり曲前にちょこちょこ喋ったりはしてたかな。
曲をたくさんやりたいっていうセトリ意図が伝わってきたのと、なんとなく「茜空ちゃんの影響かなぁ」と思ってたら後のMCで「お姉さんメンバーの生誕ライブに憧れて……」って話があって、想像が確信に近づいた。

『スマイル』の前には「次の曲はジャパンで……あっ、普段(リナイトジャパンのことを)ジャパンって呼んでるんですけど。スタコミュってアプリがあって、そこで私週一で不定期にラジオ配信してて。そこでリクエスト募集した中から1曲を今からやります」ということを言っていた。
"スタコミュ"の説明は丁寧にするのに"リナイトジャパン"のタイトルは最後まで言わなかったのジワジワ笑っちゃった。

スマイル』はタイトルからしてりなちゃんにぴったりな曲だったし、森七菜とukkaは(前体制のときに)ドラマ『この恋あたためますか』で共演している縁も思い出されて、なんだか優しい気持ちになった。

プロミスザスター』ではめちゃくちゃBiSHを意識した歌い方だったのがカッコ良かったなぁ。似合ってた。
普段のukka曲では聴けないようなりなちゃんの歌声を聴くことができて、こういうのも生誕ライブならではだよなって思った。
アンコールの『ultra soul』のときもカッコいい歌い方だったけど、同じカッコよさではなくて、それぞれで歌い方を変えているのが多彩だった。

本編ラストは『コズミック・フロート』。
フロアの盛り上がりは今日一番だった。盛り上がるというか、燃え上がっていた。いや、私がめちゃくちゃ盛り上がって燃え上がっていたので、周りもそうだと錯覚しただけかもしれない。周りのことはあんまり覚えていない。
今日一番楽しかった。りなちゃんもたくさん煽ってた気がする。はしゃぎすぎて記憶ないけど。曲が終わった瞬間汗が吹き出た。

アンコールの待ち時間は短くて、赤チェック衣装のまま再登場。

アンコール1曲目は『ultra soul』。
前述の通り、りなちゃんはカッコよく歌い上げてました。
定番の「ウルトラソウッ」\ヘイッ!/もめちゃくちゃ盛り上がって楽しかった。笑

撮可タイムは動画もOKとのことだったので動画で撮りました。
↓が可愛くてお気に入り。

ここでようやくちゃんとした?MC。
「1年前は、生誕ライブはやらなくてもいいというか、やれるかな?と思ってた。ukkaに入ったばかりだったし。でもありがたいことに、生誕ライブやってほしいって言ってくださるファンの方もいて。
それから、お姉さんメンバーの生誕ライブを見て、憧れて。私も自分にしか表現できないものがあるのかなとか、自分ならどうやるかなと、だんだん想像するようになった。私AKBさんがほんっとうに好きなので、1曲目に『会いたかった』をやるのとこの赤チェックの衣装は2秒で決まった」

1年前の4月はきっと大学生活が始まったばかりだし、ukkaのグループとしてのライブを形成している時期であり春ツアーを通してukkaの曲を自分のモノにするために必死な時期だっただろうと思う。
そこから1年経って「生誕ソロライブをやるだけの余裕が出てきた」というのは、りなるりの成長が目に見えた成長

MCで話したんだったか、合間合間に話したんだったか覚えてないトーク集があるのでまとめてここに書いておきます。

髪を切った話。
「髪切ったの!気づいた人いる?」
ちらほら手が上がる。
「いつ気づいた?最初?今?!」
私は気付いてなかったので「今!」って答えました←
「ネットサイン会のときには切ってたのに、『髪切ったね』ってDM3人からしか来なかったの!3人???って🥺」
ぴえん顔りなちゃん可愛かった。
「髪切ったらドライヤーが楽になったの。あるあるだよね〜」

生誕グッズの帽子について。
りな「生誕グッズはキャップです。私もデザイン考えたんですけど、ひきにくさん(マネージャー)に、『りなちゃんはちょっとセンスがないですねぇ〜(裏声)』って言われて没になりました(ぴえん顔)」
マネージャーからそんなバッサリ切り捨てられることある???
「でも、デザイナーさんに作ってもらったこのデザインを見て、あ、これはお願いして正解だったなって。私の案なんてぽいぽいぽーいだった(ゴミを丸めて捨てる仕草)」
ボツ案、逆に見てみたい。

その後、帽子を見せて被ろうとするも、衣装の赤チェック帽子を被っていることに気づくりなちゃん。
「あっ、被れない🥺 こうすればいっか?」
帽子on帽子にするりなちゃん。
🍊「可愛いよ〜!」
りな「可愛い?ありがとう😆」
ごめん、これは完全に特典会でした。可愛かった。

写真撮影。
りな「みんなで写真撮ろうぜ〜!」「写真の方、お願いします!」「みんな写れるかな?……あっ、みんな(しゃがんでて)優しい」「オッケーかな?」
オタク「ポーズは?」
りな「あっ!ポーズ忘れてた。何がいい?ハタチ?20?手はどっちだ」
オタク「右が2!」
りな「みぎがみぎ?」
オタク「wwwww」
オタク「右が2!」
りな「ああ!右が2ね!」
りな「撮るよ〜……あっ、掛け声どうしよう?はいチーズがいいよね?」
りな「はい、チーズ!」
📸
撮るまで1人でずっとわちゃわちゃ喋ってる感じが小動物みというかなんとも言えない可愛さに溢れてて良かった。

「リナイトジャパン」のジングル収録。
りな「リナイト〜」オタク「ジャパーン」 
の流れで、「通常」「イケボ(ウルトラソウル意識)」「オペラ」「囁き」の4パターンだったかな?もう1種類くらい会った気もする。オペラめっちゃ楽しかった笑った。
りなちゃんも「いい感じ!」「これもいいな〜」って楽しそうにしてた。
あと逆verで、オタク「リナイト〜」りな「ジャパーン」も録った。
どれが採用されるかは配信のお楽しみとのこと。

最後の挨拶。
「今日は台風で、飛行機とか新幹線とか止まってたり……。遅れてきた人もいるだろうし、来れなかった人もいて、その分も背負って来てくれてる人もいると思います。私もその分、楽しいライブになるようにと思って、楽しくやれました。来てくださって本当にありがとうございました!」
私がまさに「背負って来た人」だったし、来れなかった友達の顔も思い浮かんで、そういうファンの気持ちも汲んでくれる優しさとそれを言葉にしてくれる誠実さがすごく素敵だなってグッときた。

MC終えてアンコール2曲目はばっしょーの『YOIMIYA』。
スタプラ楽曲の中からアンケートで選ばれた2曲(エビ中『ハッピーエンドとそれから』/ばっしょー『YOIMIYA』)のどちらかをライブで披露します、どっちをやるかは当日のお楽しみ、と言われていたのだけど、
本編でエビ中の『頑張ってる途中』をやった時点で『ハッピーエンドとそれから』はやらなそう、という予感があったので『YOIMIYA』は予想通りだった。
ばっしょー本家の『YOIMIYA』は歌声にエフェクトかかってる感じ、無機質な感じがあって、"あっちの世界"みが強いけど、りなちゃんが歌う『YOIMIYA』は対象的で、しっかりとりなちゃんの歌声で、人間の歌、"ナマっぽさ"、"現世っぽさ"を感じてそれが良かった。
新しい『YOIMIYA』の一面が見れたなぁと。

そしてラストのラストは『AM0805の交差点』。
ukkaのオタクならこの曲がりなちゃん曲であることに誰も異論はないであろう曲。これを最後に持ってくるの、「オタクが求めているもの」完全一致でセトリ構成が百点満点だった。

『リンドバーグ』『恋、いちばんめ』『コズミック・フロート』でも思ったけど、自前曲はカバー曲と違って他のメンバーの歌声もがっつり覚えてるからこそ、どのパートも当たり前のように歌えてるりなちゃんを見て「すげぇ」って何度思ったか分からない。
あとやっぱり歌い込みの量が違うんだろうな、どのカバー曲も良かったけど、オリジナルの4曲が一番練度が高く安定感もあり、りなちゃん自身も自信に溢れたパフォーマンスだったように思った。

『AM0805の交差点』のラストでガチ恋口上を叫んでるオタクがいたけど、りなちゃんはたぶんそれに気づいてなくて「ありがとう〜!」って元気よく手を振ってて、それに反応して沸いたオタクの声にガチ恋口上がかき消されていくのがなんとも愉快だった。
ガチ恋オタクがんばって〜(野次馬)。

幸せの葵るり 〜かわいいが大渋滞!?♡〜
#るりかわ大渋滞

セットリスト

01. さくらんぼ(大塚愛)
02. 恋するフォーチュンクッキー(AKB48)
MC
03. ネコちゃんになっちゃうよ〜(クマリデパート)
04. wonder little love
転換VTR
05. 現役アイドルちゅ〜(=LOVE)
06. アザトカワイイ(日向坂46)
07. すきっ!〜超ver〜(超ときめき♡宣伝部)
MC
08. 裸足でSummer(乃木坂46)
09. 私の一番かわいいところ(FRUITS ZIPPER)
MC(撮可)
10. 私、アイドル宣言(CHiCO with HoneyWorks)
<アンコール>
EN1. ガールズルール(乃木坂46)
EN2. きっかけ(乃木坂46)
MC
EN3. Killer Lips

葵るりインスタストーリーより

ライブレポ

下手側後方で見てた。
開場中のBGMはスタプラ曲が使われていて、いぎなり東北産の『あざとわざとエキスパート』やAMEFURASSHIの『Tongue Twister』が流れてた記憶。アメフラは意外だったのでツイートした。
エビ中はなに流れてたか忘れちゃったけど、オタク友達と「るりちゃんがエビ中で歌うとしたらラブスマとか似合いそう」って話をした。
まぁ結局エビ中曲やらなかったんですけど。
本編でやったスタプラ曲は『すきっ』のみで、それもショートverだった。

ステージの中央には「りな」って胸元に書いてあるタキシードサムのぬいぐるみが置かれてた。先日りなちゃんからもらったものらしいけど、ライブ中このぬいぐるみについての言及は最後までなかった。

ライブ前、るりちゃんの生誕生写真を見ながら「生誕衣装はこの生写真とは別だよねえ、楽しみ〜」なんて話してたんだけど、まさかグミニケーションTシャツで登場するとは思わなかったよ。笑
グミオタク・葵るりちゃんの一番好きなグミ「果汁グミ ダークチェリー味」にちなんでか、ハーフツインの髪にさくらんぼの髪飾りを付けているのが遠目にも分かった。個性が強い。イヤリングはデザインまでは見えなかったけど大ぶりの赤だったから、あれもさくらんぼだろうな、って思ってたら後で写真見たら正解だった。

1曲目、大塚愛の『さくらんぼ』。
2曲目、AKB48『恋するフォーチュンクッキー』。
どちらもアイドルソングのド王道な曲で、るりちゃんが好きそうな可愛い曲。ライブのコンセプトが一発で伝わる良い選曲だなって思ったし、当たり前なことを書くけど可愛い曲を可愛く歌ってるるりちゃんは可愛かった。曲が似合ってる。

最初のMCで衣装の紹介。
「グミニケーション」と書かれたTシャツは以前日本グミ協会からもらったもの。
スカートは「食べたグミの袋でお母さんが作ってくれました」とのこと。
えっ???「食べたグミの袋でお母さんが作った」???
まさかのワードが飛び出して、狂気を感じてワロタ。母は偉大。

余談だけど最近のるりちゃんのTikTokやインスタの投稿にグミスカートが度々映っていて地味にツボ。部屋に吊るしてあるの、あれ……笑笑

そして首から下げたネックレスを掴んだかと思えば「好きなグミ入れて来たんですよ〜。今から食べまーす」と言ってステージ上でるりを食べるグミちゃん。
「そんなに見ないでくださいよ〜(もぐもぐ)」
自由奔放、ただし単なる自由というよりはだいぶ癖の強いフリーダムさ。絶対頭のネジどこか1本外れてるだろ。
るりちゃんに「見ないで」って言われたからオタク私は素直にるりちゃんから視線を外してグミを食べました。

🍊

そういえば愉快ヤッカイなオタクたちが開演前に
「俺の嫁!俺の嫁!葵るりさ〜ん!!!」
「いやいやいやいや俺の嫁!俺の嫁!葵るりさ〜ん!!!!!」
って叫んでたんだけど、MCでその件について「開演前のあれ……俺の嫁?も聞こえてましたよ笑 私は誰の嫁かな〜?」っておどけて笑ってたのが可愛かった。まんざらでもなさそうだった。

クマリデパートの『ネコちゃんになっちゃうよ〜』は歌い始める前に「リベンジ」だったか「念願」だったか、そんな意味の言葉を言ってた。
1月のクマリデパートとの対バンライブでカバーする予定(おそらくレッスンもしてた)が、るりちゃんだけ欠席してできなかったやつ。
ukkaのメンバーの中では一番似合いそうだったるりちゃんがネコちゃんやれなかったの世界の損失だったのでリベンジしてくれて良かった。
確かこのときだけ猫耳装備だったはず?
可愛さが曲に似合ってるだけじゃなく、歌声も曲に馴染んでるなぁって思った。

そしてukka最新曲『wonder little love』。
私は最新曲ってあんまり生誕ライブで歌われないイメージでいたので「おお、まさかの!」って驚いた。
グループで歌ってるときのるりちゃんの「絵空事叶えたいな」パート好きなんだけど、ソロで歌った歌詞違いの同パート「幻想譚を飛び出したんだ」も良かった。
空ちゃん(推し)パートのオチサビ、「ワンダリルラ 朝露を掬うような」をるりちゃんが歌い、それに向かってケチャするのはなんだか不思議な感覚でドキドキした(悪い意味ではなく)。

転換VTRに入る前に「100の質問のつもりだったけど時間の都合で30になっちゃったー」と言い残して、るりちゃんは一旦退場。
質問文がスクリーンに映ってたと思うんだけど、フロアの最後尾付近にいたオタク私からは全く見えず。
質問と回答、あんまり内容を覚えてないんだけど、オシャレなコワーキングスペースみたいなところで喋ってる映像だったはず。
「すきな食べ物はグミ、一番はダークチェリー」って答えてたのと、
質問内容覚えてないけど「一途が一番」って答えてるシーンがあって、その言葉に(悪い意味で)心当たりのあるDDが何人も頭に浮かんで、周りのオタク友達と顔見合わせて笑っちゃったのは覚えてる。
ていうか「一途が一番」の印象が強すぎて他を全部忘れました。笑

そして再登場したるりちゃんはグミ衣装から着替えて王道アイドル衣装。
白×赤を基調として、フリルもふんだんに使われていてボリュームたっぷりな生誕衣装はいちごのショートケーキを彷彿とした。つまり甘い。可愛い。

甘カワ衣装になって早速『現役アイドルちゅ〜』『アザトカワイイ』『すきっ!〜超ver〜』って可愛さの詰め合わせセトリ。
たぶん私の好きなアイドル像とるりちゃんの好きなアイドル像って対極と言っていいくらい真逆なんだけど、だから『現役アイドルちゅ〜』『アザトカワイイ』は原曲聴いたことなくて初めて聴いたのがこのるり生誕になった。

現役アイドルちゅ〜』はるりちゃんのために作られた曲なのかって思うくらい、るりちゃんのイメージにぴったりハマった歌詞を可愛く歌い上げるるりちゃんが良かった。
「ねぇねぇ 教えて! るりちゃん、今日も可愛い?」\可愛いよー!/
「いつまでも好きでいて 約束よ」\好きだ!/
「一生 私のこと好きですか?」\大好きだ!/
私は初見だったので何一つ言えなかったというかコールすら知らなかったけど、ちゃんとコールを入れてるオタクたちがいてるりちゃんのやりたかった(見たかった)景色だったんじゃないかと思う。
自分がコールを入れられない場面でも、他のオタクが全力でコールをしてるフロアは楽しくて大好きだ。

アザトカワイイ』はコールがわかりやすくて、「ウォウウォウイェイイェイ」のところでるりちゃんがコールを求めるような仕草をしてたと思うんだけど、それに乗っかってどんどんコールの声が大きくなっていく、一体感が生まれていくのが楽しかった。
セトリの選曲、可愛さも重視しつつ、コールや手拍子で盛り上がれる曲を選んでる感じがあって、フロアと一緒に作り上げるライブが好きなんだろうなって思った。

すきっ!〜超ver〜』は今回唯一のスタプラ曲で、スタダオタクたち(私含む)がオオッとどよめいてた。
普段6人がソロパートを歌い繋いでいる曲を1人で歌って踊るのは絶対に大変だったはずで、それにこの曲ってリズム取りにくそうだなって思うんだけど、それでもるりちゃんらしく、ひとつひとつのパートを一生懸命歌う姿は素敵だった。

るりちゃんが歌うと、その場面が想像できるような、主人公が自分でヒロインがるりちゃんで、って物語が始まる錯覚をかき立てる歌だった。

ここのMCで何話してたっけ、衣装の話してたかな。
あ、あと生誕グッズのタオルの話?たぶん。
去年ukkaのグッズで名前タオルが出て、それをライブで掲げたり、自分の名前が入ったタオルを使ってくれるのが良いなと思ったからタオルにしたとのこと。
名前の周りにはるりちゃんを構成するいろんな言葉が並んでて、「グミ」「沼」「るーすき」とかとか。
るりちゃんって語り出すと止まらないし早口な印象(というか事実そう)があるけど、その印象と「タオルを文字で埋め尽くす」って発想はなんだか通じるものがあるというか、るりちゃんそのものだなぁと。

日常使いのデザインにしたりなちゃんの帽子、
推し活に全振りしたりなちゃんのタオル、
こうも真逆の選択をするりなるり、だからこそ光る個性が見えて、本当にいいコンビだなぁと思った。

MC終わりに水を飲みに後ろに行ったら水を零してしまったるりちゃん、「(ステージとタオルが)びしゃびしゃ!」ってめちゃ困ってて笑った。「びしゃびしゃ!」の言い方が可愛い。
タオルは交換すればいいし床はふけばいいしそこまで困らなくても、って思って見てたんだけど、実は次がタオル曲だったようで。その段取りが狂って慌ててたんだと気付いて微笑ましかった。
スタッフさんがすぐステージ脇からタオルを差し出して交換してくれて、仕切り直し。

そんなわけで『裸足でSummer』はタオル曲。
客席の半数?それ以上?が持ってる葵るり生誕タオルがぐるぐると宙を舞うフロアは楽しかった。
私はタオルを持ってき忘れた(起床30分で家出てますからね)ので、拳をぐるぐる振り回しながら、るりちゃんの歌声の合間に「ヘイ!」「ヘイ!」叫んで楽しみました。コールと言うか合いの手。楽しい。
あ、もちろんこの曲も初見でした。

私の一番かわいいところ』はさすがに知ってた!あ、でもフルで聴いたのは初めてだったかも(TikTokに流れてくる部分しか知らん)。
これもるりちゃんに似合ってたなあ。
一番好きだったパートは「そして何年たってもそう思えるように」。
まだアイドル歴2年弱のるりちゃんが歌うこの歌詞が、「何年も先」のことを約束してくれるような歌に聞こえて嬉しかった。

そして撮可タイム。
ステージ袖からオモチャの魔法のステッキ?みたいな物を持ってきたから「魔法少女的なモチーフなのかな?」と思ってたら、ステッキからシャボン玉が出てくる仕掛け付きだった。
どうやったら可愛く映える写真を撮ってもらえるか、という自己プロデュース力が高くてさすが。
「可愛いよ〜」って声に「知ってるよ!」って返してたの、ほんとるりちゃんらしくて笑った。このままのキャラで育ってほしい。

私、アイドル宣言』を歌う前にるりちゃんが
「私がアイドルになって良かったって思った時期に出会った曲です。私が好き人なら刺さる歌詞があると思います。……たぶん。私は刺すつもりで歌いますから!」
って言ってて「刺すとか物騒なこと言ってる……笑」って笑ってたらさらに追い打ちで「ズッキュン刺さってください!」って高らかに言い放ってからパフォーマンスへ。
るりちゃんのキレ味のある言葉選び(パワーワード)好き。

『私、アイドル宣言』これも初見。
普段コールはMIXは言わない派(覚えられない派)なんだけど、るりちゃんはこういうのも言ってほしくて選曲してるのかなぁなんて思って、うろ覚えのMIXを叫ぶなどした。
曲振りで言った通り、なるほどアイドルのファンへの気持ちを歌った曲。
「推しにしちゃってくれませんか?」は、「いやるりちゃんはこんな控えめな言い方しないぞ、いつももっと推し圧強いぞ笑」と思いながら聴いてた。笑
「でもね絶対絶対見返すんだ」は剥き出しの本音って感じがしてグッと来た。

どの曲だったか忘れたけど、るりちゃんが「次の曲は盛り上がってほしいけどここってジャンプ禁止なんですよね〜」って言ってて。
え?!聞いてない!アナウンスなかったよ!!りな生誕でコズフロめちゃくちゃ沸き散らかして飛びまくっちゃったけど!?AM0805でマサイ(連続ジャンプ)してるオタクいたけど?!ってオタクたちと顔を見合わせて笑っちゃった。
禁止って知ってたらやらなかったよ!!!

本編が終わって拍手が鳴り止まない中、例の「葵るりは俺の嫁」さんがまた「葵るりさ~~~ん!」って叫んでからアンコール発動してて笑った。
あれで茜空推しらしいので空ちゃんにバレてほしい。

ガールズルール
私は行く予定じゃなかったから一切の予習をしてなくて情報も全然追ってなかったんだけど、この曲は事前に予告があったらしく、「ガチ恋口上を言ってほしい」というリクエストだったらしい。
オタクたちが張り切って叫んでたのがめちゃくちゃ楽しかったから即その中に加わって叫んだ。
ただ私は他推しなので「やっぱり○○可愛いよ!」と「それは○○に出会うため!」の名前呼ぶところ(○○)だけは何も言わないでおきました。オタクの変なこだわり。
ていうかそこにこだわるくらいなら「なになに?!」側やればよかったな。ちょっと反省。
全力のガチ恋口上をぶつけられたるりちゃんは、後のMCで喜んでる様子もあり、ご満悦なご様子だった。

最後の曲の前に挨拶。
「アイドルになって良かったって思わせてくれたのはみなさんです! これからもっともっとukkaとしても葵るりとしても上に行けるよう頑張っていきます。みなさんの日々のモチベーションにukkaや葵るりがなれるように、またみなさんに会いに行けるように、頑張っていくので、これからもukkaと葵るりの応援をよろしくお願いします」

曖昧な記憶なのでこの通り言ってたわけじゃないけど、印象的だったのは「ukkaと葵るり」という言葉を繰り返し言ってたこと。
グループだけでもなく、個人だけでもなく、その両方で上を目指していきたいのだと、良い意味で欲張りな子だなと思った。
ukkaの姉メンはあんまり欲を表に出さないタイプで、ガツガツしていない、それもまた良さではあるんだけど。るりちゃんのこの欲深さはukkaにとってプラスに作用していくんじゃないかな、と思った。きっと。

「次が本当に最後の曲です」と言われてオタク恒例の「ええ〜!」と返したら、「でも最後はみんながきっと一番待ってた曲だよ? 一体になって、団結して……団結? (言葉)合ってます? みんなでまとまって、グルグルしてほしいです!」と返ってきてワロタ。
「グルグルしてほしい」そんな面白い匂わせ方あるかい。笑

ライブ前、生誕委員から「『Killer Lips』のオチサビで振ってください」と配られていたサプライズ用の白サイリウム。
アイドルオタクであるるりちゃんは、きっとそれも分かっていたんだろう。
だってきっと、誰よりもその光景を見たがってたのも、るりちゃんのはずだった。

Killer Lips
歌い出し「Oh Boy」からるりちゃんの甘い歌声が炸裂してて可愛かった。
「Chu chu chu……」キス顔が可愛くてあざといなぁ。
グループで歌ってるよりもソロで歌う方が甘く可愛い曲に聴こえるのが、るりちゃんの歌声の持つ魅力だなぁと思った。

そして1番終わりの間奏で予想外の出来事が。
るりちゃんがステージ後ろに下がったかと思ったら、白サイリウム2本を持って戻ってきた。まさかのサプライズ被り。めちゃくちゃ笑った。
ステージ上で一生懸命白サイリウム2本を折るるりちゃん。慣れない手つきが可愛くて愉快。
「折るタイミング早くない?」ってオタクの誰かが言ってて笑った。確かに。
でもこの後、オタクはオチサビの直前で折ればいいけど、るりちゃん本人は歌わなきゃだもんね。笑

白サイリウムを持ちながら2番を歌う。絵面が面白すぎる。可愛いよりも楽しい気持ちが勝る。
「Destiny! 胸のベルが聴こえるの 24/7 君のことが大好きよ」周りからパキパキとサイリウムを折る音が聞こえてきて、私も1本パキンと折った。

いつもならオチサビ前半だけがるりちゃんパートだけど、今回は全部るりちゃんのパート。
ご要望通り「みんなでグルグル」全力でやりました。周りもみんな同じ動きしてて楽しい。白サイリウムで埋め尽くされた景色、綺麗だったかな?


最後にるりちゃんの生誕祭後のブログより。

>入場特典の絵はひとつひとつ手書きです。世界に一枚のあなただけに送るかわいい絵です。なんの絵か予想してみてね。わかるよね??????

🐢🤍

終わりに

セトリを決めるときにりなるりが相談したかどうか分からないけど、りな生誕が『AM0805の交差点』、るり生誕が『Killer Lips』ってそれぞれファンから見ても「この曲はりな/るり曲だよね」って共通認識として持ってる曲をラストに選曲してるの、美しい構図だなぁと思った。

当日の朝、突発的に行くことを決めたりなるり生誕だったけど、結果的に「りなちゃんとるりちゃん、2人にとって初めての生誕ライブを見れて良かったなぁ」という気持ちになりました。
「ukkaの結城りな」「ukkaの葵るり」になってくれて本当にありがとう。
その言葉に尽きます。

おしまい。

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