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AMEFURASSHI #BGS ライブレポ

2023.12.22 「AMEFURASSHI 5th Anniversary Live “Bad Girls Story”」に参戦しました。

タイトルの通り、AMEFURASSHIの結成5周年を記念したワンマンライブであり、2023年の集大成ライブでした。
今年は4月の終わりにTikTokでダンス動画がバズったことをきっかけに、ファンが一気に増え、7月には新宿BLAZEでのワンマンライブ「梅雨祭2023」をSOLDOUT。
そのライブのラストに発表されたのが本ライブ。会場は「品川ステラボール」。オールスタンディングでフルキャパ入れると1800人超となる会場で、AMEFURASSHI史上最大キャパです。
本ライブをSOLDOUTさせるべく9月からはフリーライブツアーも実施。毎回新規ファンが100人超来るという盛況ぶりで、最終日11.19のららぽーと豊洲でのフリーライブでは1300人超の動員を達成。
本ライブも11.26、開催約1ヶ月前という早さでSOLDOUTしました。

躍進の1年となった2023年、そのラストライブの参戦レポを書きます。


セットリスト

01. BAD GIRL
02. Fly Out
03. ALIVE
04. ARTIFICIAL GIRL
05. Batabata Morning
06. グラデーション
07. Magic of love
08. Tongue Twister
09. MOI
10. MICHI
MC
11. DISCO-TRAIN
12. ミクロコスモス・マクロコスモス
13. 月並みファンタジー
14. Rain Makers!!
15. Lucky Number
幕間映像
16. UNDER THE RAIN
17. Drama
18. Blow Your Mind
19. Love is love
20. メタモルフォーズ
21. DROP DROP
22. SPIN
<アンコール>
EN1. 轟音
MC
EN2. Colors
EN3. Staring at You
<Wアンコール>
MC

ライブレポ

下手側3列目で見てた。
オルスタだと思ってたら前方6,7列くらいまでが椅子席になってて、その後ろがスタンディングエリア。なのでフルキャパの1800ではなく、1200〜1500キャパくらいだったんじゃないだろうか。それにしたってこれまでのAMEFURASSHIのライブと比べたら過去最大キャパなわけで。
後から後から入ってくる人の多さ、埋まっていく後方エリアを見て……ワクワクが止まらなかった。

開演前、ステージ後方のビジョンには数字が表示されていた。

一番右は秒針のように動いているんだけど、でも今現在の時刻ではないし、これは最終的に何の数字になるんだ?と周りのオタクたちと話していた。
ちょいちょい見てるとおかしなことに気付く。
あれ?数分しか経ってないのに、「20時」だった部分が「21時」になり、また数分後には「22時」になり。分数も当然60分経ってないわけで、計算合わないな?
そう。時刻を表しているように見えて、時刻通りには動いていない。ってことは……?
「もしかして、今日の日付じゃない?」って誰かが言った。

その予想通り、「20:23:11:22」で秒針は止まり、ライブが始まった。

真っ白な新衣装に包まれて横1列に並んだ4人。Dropツアーファイナルの『ARTIFICIAL GIRL』初披露シーンと景色がダブった。ジャケットを羽織ってたから「白衣装の冬ver」って思った。
1曲目はライブタイトルの通り『BAD GIRL』。
原曲ともMaozon REMIXとも違うアレンジで、4人がソロパートを歌い繋いでいく姿を見て泣きそうになった。ダンスはなく、手振りだけ。
ステージ後ろのビジョンに流れた映像には『BAD GIRL』のMVでも使われていたモチーフ=蝶が舞っていて美しかった。ステージと映像、その両方によって完成されたパフォーマンスだと思った。

2曲目は『Fly Out』。この1年、ライブの1曲目として歌われることが多かったAMEFURASSHIの名刺曲。
元々力強くカッコいい曲だけど、今日はいつもに増して自信に満ち溢れた表情でパフォーマンスしているように見えて、それがすごく良かった。
目標としていた「1000人キャパでのワンマンライブ」、そのステージに立って感動で涙が溢れる、そんな光景があっても十分ドラマチックで良いと思うのだけど。そういった素振りも見せずパフォーマンスに対してまっすぐな姿がカッコよくて惚れ直したし、オタクはちょっと泣いた。

あと、愛来が目の前通ったときにチラッとだけ目が合った気がする。出席確認的なやつ。

3曲目、『ALIVE』。
もうこの曲やるの!って嬉しくもびっくりした。
メンバーも客席も一斉にうちわを取り出して、振り回していく。
前2曲がコールが入る曲じゃなかったので、ここで声を出したことで一気にフロアのボルテージが上がってく感じがして楽しかった。メンバーもたくさん煽ってきたし、私も周りもめちゃくちゃ声出した。
基本的に推し(愛来)ばかり見ているオタクなんだけど、このときは目の前にきたメンバーを見て、煽られて、声出して、ぶつかり合っていく感覚がめちゃくちゃ楽しかった。

4曲目『ARTIFICIAL GIRL』で、やっぱりDropツアーファイナルのことを連想した。
あのときもステージ後ろにあるビジョンを効果的に使っていて、その頃から「魅せようとしてるもの」はブレてないんだよな、って思う。

ライブでも1曲目にやることが多く、「Drop」というアルバムでも1曲目なので、この曲には「はじまり」のイメージが強い。だからここまでがオープニングブロックって位置づけなのかなと感じた。

私がいた下手側はサビでもえちんとゆづが来る場所で、2人がずっとくっついてイチャついてた印象しかない。笑
愛来とはなちゃんはもえゆづ程くっついてなかった印象。
愛来がはなちゃんからのアプローチを一回拒否してからハグするシーンが今日のライブ中あったんだけど、この曲のときだっけ?違ったかも。

『ARTIFICIAL GIRL』の終わりが真ん中に4人固まるフォーメーションだったから、『Love is love』かな?と思ってたら『Batabata Morning』のイントロと同時に可愛い目覚まし時計(もえちん)が飛び出してきて「わあっ!」ってなった。
後ろの映像も曲に合わせて可愛いテイストだった記憶。

下手側で愛来とはなちゃんが顔を突き合わせるシーンがあって、愛来がそこでよく変顔してるのだけど、今日は思いっきり「あかんべー」ってやってるの見えて笑っちゃった。はなちゃんは困り顔だった可愛い。
今日は5周年ワンマンで気合入ってるだろうしバチバチのパフォーマンスで魅せていく(=リリイベみたいにふざけ合ったりしない)のかなって思ってたんだけど、こうしてお茶目なところも見れて嬉しかった。笑

グラデーション』は6月の豊洲リリイベのアンコールで歌われてからもうずっと私の中で泣き曲になってて……今日はギリギリ泣かずに見れたけど、歌詞が本当に沁みた。
今日は初参戦の人が多いという配慮もあってか、サビでの愛来からの「真似してみて」「がんばれー」って声掛けがいつもより多かった&優しい言い方だった印象。

Magic of love
ライブで見る『Magic of love』が大好きなのでやってくれて嬉しかった。オタクはずっとニコニコ振りコピしながら「ダラディギドンドン」に合わせて「どんどーん!」ってコール入れてました。楽しい。
「キミニカケル」の指差しでは結構後ろに向かって前のめりに「キミ!」って指差ししてるシーンが多くて、そういう丁寧なファンサしてる姿も良かった。

「ライバル登場で 危機的状況 ヤバイ!」って歌詞のとこで愛来の表情の演技が良かった。眉間に皺寄せて険しい顔。ドラマのワンシーンかと思うような。「ヤバイ!」って顔に書いてある。笑
けど、これを愛来のビジュでやるのは間違ってると思うんだよな。あなたほどの美人、早々いないんだって自覚あります???(なさそう)(その無自覚さが愛来の良さでもあるんだけどさ)

Tongue Twister
開幕、もえちんの「早口言葉言う準備できてるか〜?」って煽りに「イエーイ!」って返したら愛来に「言ったね?」って言われてドキッとしたけど、結局オタクが言わされるターンは来なくてホッとした。笑
早口言葉パートではずっと「オイ!オイ!」と「フゥ〜!」を繰り返し言ってはテンション上げまくってた。
早口言葉パートの押し付けはほとんどなくて、このまま全員歌割り通りに終わる……かと思いきや、最後の最後に愛来がもえちんを指名。もえちんのワタワタする姿を見た愛来がニヤニヤしてたのをオタクは見て楽しんでました。笑

タンツイ終わりに「ヒュー!」ってオタクたちが楽しくなってたとこに即『MOI』入れてくるセトリ、楽しくて超良かった。
『MOI』やるのすごく久々だから振付覚えてるかな〜って心配だったけどやってみたら案外染み付いてて覚えてるもんだったから楽しかった。
3連続『MOI』くるかと思ったけど、さすがに今日は1回だった。笑
私の隣のオタク、久しぶりのアメフラ現場なのに私より踊れててさすが〜って思いながら一緒に踊った。

『MOI』はリリース当時頻繁にやってたし振りコピするのが当たり前って感じで当時からのオタクはみんな振り付け覚えたと思うけど、最近ファンになった人たちからすると滅多にやらない曲だから「みんな踊ってー」って言われても絶対無茶よな、と思ったりした。笑
それは別にセトリを批判したいわけじゃなくて、新規ファンと既存ファンできっとライブの見え方が違うんだろうなって思って。
私はもう新規ファンと同じ立場にはなれないから、『MOI』だけに限らずその「初めて」だからこそ感じられるワクワク感とか驚きとか、そういうのを今日のライブで体感できる人たちがいること、ちょっと羨ましいなって気持ちになった。

MICHI
バタモニ〜から『MICHI』辺りまでが楽しいブロックだったな、と振り返ってみて思う。色で言ったらオレンジとかそういう、「陽」なイメージの曲たち。
サビの振り付け「ばってん下上右左」をメンバーが言うところ、普段そんなに言ってる人いないと思うんだけど今日はオタクたちも「みぎ〜ひだり〜」って言ってる声聞こえてきて私も言った。楽しかった。

『Magic of love』でも書いたけど、『MICHI』でも指差しする振り付けで愛来が後方エリアに向かって「キミ!」って指差しレスしてるのを下から見上げる形で見てて、オタクはニコニコした。
昔は「愛来推しはレスを期待しない」とオタク同士で言うくらいレスがあまり来ない人だったの、たぶん最近ファンになった人に言っても信じてもらえないと思うけど。ほんとだよ。笑
ここ1,2年くらいで客席への視線も意識するようになった、その成長を改めて実感して嬉しかった。

確か『MICHI』のときだったと思うんだけど、メンバーがビジョンの後ろに隠れて、ビジョンの中でメンバーが歌いながら着替える映像(ジャケットを脱ぐ)が流れた後、出てきたメンバーは映像と同じでジャケットを脱いだ姿だった。
ジャケットを脱ぐだけとはいえ、衣装チェンジを曲中に、ビジョンを駆使してやるのエンタメ感があって良かった。

間奏のアドリブパートは定番の名前コール。
4人の名前を順番に言う、いつものやり取りだけど今日この人数で言うと迫力が段違いで興奮した。ここにいる1000人以上、全員がAMEFURASSHIのファンでAMEFURASSHIのライブが見たくて来たんだって、このとき一番実感したかもしれない。すっごく嬉しかった。
愛来の見せ場「ハンハンハーン⤴」で私含めたくさん赤いペンライトが盛り上がってる光景も嬉しかったな〜〜〜

『MICHI』が終わってようやくMC。
SOLDOUTのお礼と自己紹介。

あと煽りのやり取りもこのときだったかな。
「もっと声出せるでしょ?」\イエーイ!/
ゆづ「萌花、聞こえないよねー?」
萌花「うん、聞こえない〜」
しょんぼり顔になるもえちん。
「イヤモニしてるから大きい声じゃないと届かないんだよね」
「ほら、萌花にも届くように声出して!」\イエーイ!/
もえちん、わざと聞こえなくて不貞腐れたような表情つくってて笑った。演技派。

DISCO-TRAIN』は後ろのビジョンに線路の映像、電車に揺られて街の景色、街に過去のCDジャケットが看板のように飾られた映像が流れていて、隣のオタクと「エモっ」ってこそこそ話した。粋な演出すぎ。

『DISCO-TRAIN』最近なかなか見る機会が減ったから、こうして大事なライブで見られて嬉しかった。この曲のダンスに愛来の手足の長さが映えるから好き。
久々に踊ったのでオタクは振りコピちょっと間違えました(反省)。

ゆづラップパート前に愛来が「ゆ・づ・きー!」って言うの大好きで、今日もバチバチに煽っててカッコ良かったからテンション上がった。
私は一緒に言うようにしてるんだけど周りで言ってる人いなくて寂しい。みんなで言おうぜ楽しいよ。
ゆづラップラストの帽子投げは上手側に飛ばしてて珍しかった(いつもは基本下手側)。

そんな『DISCO-TRAIN』の電車が最後にたどり着いたのは青いジャケット、「AMEFURASSHI SPECIAL EDITION Vol.1」つまり1stシングルのジャケット。

グループ名がまだ「アメフラっシ」表記だった頃。そして紙ジャケットだった。

隣と「わー!!エモ!!!」って興奮してたところに『ミクロコスモス・マクロコスモス』のイントロ、ひゃー!!!!!ってなった。さすがに声が出た。私も周りも。

アメフラっシの最初のオリジナル曲、『ミクロコスモス・マクロコスモス』。
見始めて最初に思った感想。
パフォーマンス、えぐっっっ。
前回見たときのミクマクってどんなだっけ?こんな感じだったっけ?絶対違うよね、と頭の中でぐるぐると考えた。
これまで見たことのあるどのミクマクよりも「洗練された」って言葉が似合う、クールでカッコいい、そしてどこか妖しい、大人なミクマクだった。

ミクマクのときの愛来の目、死んだような目って書くと語弊があるかもだけど、生気を失って遠くを一点見つめる表情が曲に合っててすごく好きで、その目を久々に見た瞬間「あ〜〜〜これこれこれ!!!!!」って内心めちゃくちゃ興奮した(声には出してない)。

月並みファンタジー
イントロで悲鳴出た。今日イチのサプライズセトリ。
ミクマクはグループ最初の曲ってこともあったし「昔の曲もやる」って聞いてたからほぼ確実にやると思ってたけど、こっちは1ミリもやると思ってなかった。私だけじゃなくて、周りみんなそうだったと思う。ミクマクが始まったときとはまた違う歓声が上がってた。
でもミクマクから繋げるならこの曲、っていうセトリもすごく納得で。

この曲もまた、以前見ていた頃とは見違えるほどに洗練されてた印象を受けた。
椅子が出てきて、4つ並べて、そこに横たわる愛来の美しさよ。横たわってるだけなのに芸術品なのよ。
椅子を斜めに置いて4人それぞれ椅子に腰掛けて身体反らせてたシーンは下手側から見ると綺麗に揃っててほんっっっと美しかった……主に愛来を見てましたが、曲線美。でした。指先から足先まですべてが美しかった。芸術。
この曲もまた、以前見ていた頃とは見違えるほどに洗練されてた印象を受けた。

これは余談なので読み飛ばしてもらっていいんだけど、
2020年、第1回スタプラフェスで各グループ持ち時間15分のOAの中でアメフラっシは『月並みファンタジー』をやった。この当時はコロナ前で4人体制になって間もない頃。『メタモルフォーズ』もリリース前。
セトリは『あんた飛ばしすぎ(ももクロカバー)』『月並みファンタジー』『雑踏の中で』。定番のアゲセトリという選択肢もあった中で挑戦的なセトリ、悪くはなかったのだけど、「魅せたいものに対して表現力が追いついてない」とも思った。
たぶんこの頃からグループとして「魅せる」パフォーマンスに舵を取り初めていたんじゃないかって、コロナ以降の音楽性を見て想像してる。
で、だ。
今日の『月並みファンタジー』を見て、その当時のことを思い出して、「ああ、ちゃんと魅せたいパフォーマンスに対して実力が追いついてるな」ってその成長を実感して、すごくすごく嬉しかった。
今日の『月並みファンタジー』をもう一度横浜アリーナで見たい。
余談おしまい。

Rain Makers!!
普段MIX言わないオタクだけどさすがに言った。昔からのオタクたちが元気そうにしてるのを見るのが楽しかった。
ラブリーパートのもえちんを見ながらひっか(=大平ひかる、元メンバー)のことも思い出したりした。
名前コール(ソロパートの前に先出しするやつ)ははな→愛来の順番で、合ってるかちょっと不安だったけど言ってみたら合ってたからホッとした。はなちゃんコール薄かったから次披露される機会があったらはなちゃん推しがんばれ。

これは次に『グロウアップ・マイ・ハート』くる流れだろと思って隣のオタクに「肩貸そうか?」って聞いたのにグロウやらなかったどんまい()

開演前と同じ時計が映し出されて「20:21:08:08」からの「11:11:11:11」。
1つ目は『Lucky Number』の初披露日、2つ目は『Lucky Number』を象徴する数字「1」。

▲2021/08/08当時のツイート

5周年ワンマンってこともあって、こういう思い出を丁寧に回収してくれる演出が嬉しい。

『Lucky Number』で見る愛来の横顔が大好きなんだけど、今日は愛来が上手側にいたときに下手側から見た横顔が美しくて惚れ惚れしました。良い角度で見れて満足。

ラキナンのサビでの愛来の定番煽り「振付が分からない人もピース出したらいいよ!」を今日も言ってて、私のいた場所からは後ろの客席が見えないけど、今日初めてラキナンを見た人もピースしてくれてたらいいなって思った。

『Lucky Number』が終わると4人がスーッと退場して、後ろのビジョンに過去振り返り映像が流れた。BGMが『Over the rainbow』だった記憶。
最初期のミクマク衣装のメンバーが映った瞬間「ひゃー!」ってなった。若いというより幼い、ちいさくてかわいい生き物すぎる。ちいかわ。
はなちゃんの幼さが特に際立ってて、さすがに「可愛い〜!」って声出た(他のシーンでも声出てましたよ)。
結成1年目の時期は写真たっぷり、そこから少しずつ時が進んで、直近2年くらいの駆け足感はちょっと笑った。成長速度よ笑 ギュン!って速度で大人になるから「え、もう!?」って面白かった。

映像が終わってメンバー衣装チェンジして登場。『SPIN』のMV衣装に近い黒衣装。

UNDER THE RAIN
最初、照明が暗めで、でも愛来が正面だったのでその表情がうっすら見えた。顔を少し歪ませて、泣いてるのか泣きそうなのか、必死で泣き止もうとしてる?泣くの堪えてる?そんなふうに見えてもらい泣きした。
けど、愛来ソロの番になって愛来にスポットライトが当たった瞬間、見えた顔に歪みはなく、凛々しく美しい愛来の顔だった。震えた。カッコよすぎる……ビジュアルが良いという意味ではなく、プロのアイドルとしてステージに立つ人間としての矜持が見えて、本当にカッコよかった。

最初にもらい泣きしてからずっと涙が止まらなかった

それは、これまでずっと、未来を信じて自らを鼓舞するように歌われてきた『UNDER THE RAIN』だったのが、今日ようやくその「未来」にたどり着いて歌われた『UNDER THE RAIN』だったように感じられたから。
言葉のひとつひとつに自信がみなぎっているように感じて、どの歌詞も胸に響いたし、4人が本当にカッコよくて、キラキラしていた。
後ろで虹の映像流れてたのもこのときだっけ?そういう、「雨上がり」の眩しさを感じた『UNDER THE RAIN』だった。
ずっと泣いてたけど、愛来パート「君をいつか笑顔にできますように」だけは笑顔でいようと思って、でも結局泣き笑いになった。

Drama』もすごく自信を持ってパフォーマンスしてる感じがカッコよかった。これが私達の代表曲です!って。
フリーライブではGODIVA飲んだり、おふざけDramaが多かったから、久しぶりにパフォーマンス特化のDramaが見られるかなーと思いながら見てて、実際ほとんどはそうだったんだけど。
2番頭のあいらもえかチャンスで2人がハグ→もえちんが愛来を離さない(逆だったかも?)まま歌ってて、ジタバタしてたの可愛かった。笑
あと3回目のカニダンスのときだったかな、愛来が上手側の客席に笑顔でレス送ってたのも見えて、パフォーマンス全振りでもなく、でもふざけすぎてるわけでもない、良い塩梅のDramaだったなと思った。

後のMCで「GODIVA飲んでる私達を知って来た人は驚いたかも」って話が出たときに、Drama見てて私が思ってたことだーってちょっと笑った。

Blow Your Mind
このあたりからバチバチ「魅せる」ゾーンだった印象。『Blow Your Mind』『Love is love』『メタモルフォーズ』3曲ともカッコよかった。
『Blow Your Mind』のゆづパートで愛来がしゃがんで蹴り上げるところ、めちゃくちゃカッコよくて大好きだった!

さっき「くるか」と思ってこなかった『Love is love』、今度こそキタ!と思った。笑
4人とも強い女の顔してて大好き〜〜〜!愛来の強い顔が好きなのはもちろん、もえちんも強い顔してるの見ると普段とのギャップもあってドキッとした。
『Love is love』では間奏にダンスパートが足されてたのもめちゃくちゃカッコよかったね……惚れ惚れした。

『Love is love』の間奏の尺は伸びてたものの全体のアレンジとかは変わってなくて、他の曲でも『BAD GIRL』以外は素の音源だったな、とふと思った。あとどこだっけ、曲の前にダンスシーン挟んだ曲もあった気がするけど。
こういう大一番のライブでは音源と違ったアレンジに変えるパターンって結構王道な演出だと思うんだけど(梅雨祭もそうだし、先週見たばっしょーワンマンとか、エビ中の曲繋ぎとか)、あえて手を加えないのって音楽を作ってる人とライブを作ってる人が一緒(=佐藤守道さん)だからこそというか、自分達が作ってる音楽に自信があるからなのかなって思った。
手を加える必要ないくらい原曲が既に最高で完成形だっていう。
それでいて、後ろのビジョン映像との融合だったり、フォーメーションの変更だったり、音楽以外の部分の演出の違いでまた新しいステージを魅せてくれるのもめちゃくちゃ良くて。
そんなグループを推しているが誇らしいというか、「うちの推し最高だなァ!」って嬉しくなっちゃった。

(まぁ結局のところ、アレンジがあろうがなかろうが、演出が変わろうがいつものままだろうが、オタクは全肯定しちゃうんですけどね。はい。)

メタモルフォーズ
1000人以上いるフロアで声出しながら飛ぶメタモル、めちゃくちゃ楽しかった気持ちよかった〜!
今日は前方椅子席を選んじゃったから、Zeppみたいな大きいライブハウスでみちみちのスタンディングでメタモルやったらどういう感覚になるんだろ、って想像したし、そういう未来を想像できる「今」になったことがすごく嬉しかった。
演出的には梅雨祭のメタモルの方が最高だったので、まだまだ進化していける曲だなと。

DROP DROP』が始まったとき、私の中ではまだ中盤〜後半に差し掛かるくらいのイメージでいたから「え、こんな中盤にドロドロ使っちゃうの?もったいない!」って思ってたんだけど、終わってセトリ見たらめちゃくちゃ終盤で笑っちゃった。
ライブが楽しくて体感秒すぎるのよ。

ライブ前、『DROP DROP』の歌詞を見ていて

ねぇ聞いた?
続いていた道もう存在しないみたい
じゃ私は私の道を
ただ作っていくだけ

『DROP DROP』

歌い出しのこの歌詞、今日のライブで聴いたら泣いちゃうかもな……と思ってたんですけど。
いざライブで見てみたら、その前のセトリがバチバチのパフォーマンス曲でブチ上がってたというのもあって、いつも通りそのカッコよさに沸いてるオタクでした。いや〜〜〜だってめちゃくちゃカッコよかったもん。1ミリも涙ぐむシーンじゃなかったわ。

そして今日一番のハイライトは『DROP DROP』からの『SPIN』。最高。
ドロドロ終わった直後『SPIN』のイントロがめちゃくちゃブチ上がって、え、なにこれ最高!めっちゃアガる!!!ってなってたらあっという間にフィニッシュ。
スタプラフェスで見たときはそこまで曲の良さにピンと来てなかったんだけど、今日は夢中でその魅力にのめり込んでた。ドロドロからのセトリっていうのも絶対良かった。

SPINの終盤、下手側で踊ってたはなちゃんがめちゃくちゃカッコよくて躍動感のあるダンスと髪を振り乱すようにして踊る姿がめーーーちゃくちゃイケメンで、「えっ?EBiDANの方混じってます???」ってなったけどよくよく見たらはなちゃんだった(それはそう)。
あれ見たら惚れて落ちる女オタク何万人といるだろ。早く映像を全世界に公開してくれ。

あっという間に終わってしまった『SPIN』、そして曲終わりと同時にスッといなくなるメンバー。怒涛の流れに、ちょっと放心状態。
オタクが「アンコール!」って叫んでたけど、「え、アンコール?衣装チェンジじゃないの?」って思ったんだけど、しばらく待ってみても幕間映像とか流れなくて、「まじか、今の本編終わりだったのか……」とようやく現状を理解した。

そしてアンコールはグッズのバスケユニフォームで登場。
アンコール1曲目は『轟音』……『轟音』だー!???!

『轟音』はメタモル以前の曲(音楽性が変わる前の曲)の中で一番好きな曲で。「年1回、梅雨祭で見れたら満足」って思ってて、今年の梅雨祭でも無事見れたのでもう年内はやらないだろうな〜また来年見れたらOK、って思ってたのにまさか今日見れるとか聞いてないじゃん!!!!やったー!!!!
って驚きと同時に爆アゲになりました、轟音のオタク私。

『轟音』はボール投げタイムだったけど、その中でもしっかりがっつり歌ってくれて腕挙げて飛んで推しパートケチャして盛り上がった。楽しかった〜!

『轟音』、下手側でもえちんがソロパート歌ってることに気づいてびっくりした。あれ、もえちんにソロパートがある!??!?
(説明:『轟音』は元々もえちん以外の3人でパフォーマンスしていた曲で、4人で歌う場合もえちんはユニゾンパートだけ歌ってた)(フォロワー曰く、過去にももえちんソロパートありの『轟音』を披露したことがあった気がする、とのこと。詳細不明)
もえちんパートをわざわざ割り振り直したってことはワンチャン今後も梅雨祭以外でも轟音やってくれるって期待していいですか????

そして『轟音』中、普段のサインボールよりもちょっと大きめの、バスケットボールを模したボールをテニスラケットで打ち込んでいく4人。
前方にも手投げしてくれる愛来さん優しい。必死に取ろうとしたオタク友達が椅子に座り込むのとか見てゲラゲラ笑ってたオタク私。なお自分のところにきたボールは綺麗に弾いてGETならずでした。しゃーなし。
基本的には後方めがけてたし、そっちのほうがご新規さんたくさんいるところだろうからそれでいいと思う。ので、GETできなくても病んでない。
あと愛来は2階席を狙って何度かチャレンジしてたらしく、たぶん1回成功したっぽい。よっしゃあ!ってなってた。後で播磨がGETしたとツイートしてたので、その辺に入ったっぽい。

アンコールにして2度目のMC。

「グッズ着てきたよー」「同じ着方してる人いる?」「愛来はガチバスケ部感あるよね」って流れからパーカー&ユニフォームの人探したり、
「はなちゃんのタンクトップオンリーはさすがにやってる人いないね」
「ほら、男の人今すぐ脱いで(タンクトップになって!」
「いやいやいやwwwそれはさすがにwww」
ってなったり。
もえちんは無言でユニフォーム脱いでパーカーオンリーになってた。

「リングライト付けてる人〜?わぁ綺麗〜」
「タオル買った人ー?掲げてー」
って一通りグッズの確認をした後、
「今回も売り切れがあったみたいで……だから今回は『なんで付けてないの』とは言えなかった。こちら側の問題です、申し訳ございませんっ」
って、7月の梅雨祭のMCでグッズ持ってる人が少なくて責めたMCを蒸し返してて笑った。

そして1人ずつの挨拶。

ゆづから「ここまで続けてきてよかった」って言葉が出てきたときに、ああ私ずっとずっとこの言葉を聞きたかったんだな、って思った。
なかなか上にいけない、前に進めない時期を見てきた。「前に進んでいきます」「ついてきてほしい」「もっともっとたくさんの人に届けたい」そう言ってもがいていた、あの当時は言えなかった言葉。
「ここまで続けてきてよかった」と言えるくらい、今の自分たちに自信が持てているってこと。「自分たちのパフォーマンスは、多くの人を喜ばせられるものなんだ」って自信。
話したのはゆづだけど、きっと4人とも、そうだと思えたから。嬉しくて嬉しくて涙が止まらなかった。

「私達のライブを見ることは、みんなの悩みの根本的解決にはならないかもしれない。でも、私達を見て、一歩勇気が踏み出せるような、そんな存在でい続けたい。みんなが辛いとき苦しいとき私達の顔を思い出してほしいし、私達が思い出すのはみんなの顔だし、そうやって勇気を送り合える関係でいたいです」

ゆづのこの挨拶がざくざく刺さって泣いてたんだけど、そしたらふと上手から視線を感じてそっち見た、愛来が真顔でじーっと私を見てた。たぶん。
え???ってびっくりして、涙でぐちゃぐちゃな顔のまま愛来と見つめ合った。愛来は笑ったり何かリアクションしたりすることなく、そのまま10秒くらい、ずっと、見つめ合った。
……夢?

はなちゃんともえちんは「きっかけの場所、オーディション会場だった品川ステラボールにこうして立てるなんて10年前の私は思ってもみなかった」「思い出の場所でライブができて嬉しい」って話をしてたと思う。
大きい会場でできるってこともシンプルに嬉しいけど、そうやって特別な場所に立てるっていうのも会場の規模とはまた別に嬉しいことだなって思った。

愛来の挨拶は
愛来「品川ステラボールはオーディションで立った場所で……誰かツッコめよ!」(※4人の中で愛来だけオーディション組ではない)
はな「いやー本当かボケかどっちか分からなくて……」
愛来「なんでよ、分かるじゃん!ツッコんでよ!」
萌花「……なんでやねん!」(間合いが最悪)(語気も弱い)
3人「・・・」
萌花「えーーーん愛来にスベらされたーーー;;;;」
ゆづ「なんで自分からスベりにいくの!」
愛来「危ない、また私がスベるところだった」
……これ本当に5周年記念ワンマンのラストのメンバー挨拶か?っていうボケの大渋滞。
これのインパクトが大きすぎたせいで、前後の記憶(もえちん&はなちゃんの挨拶、愛来のこの後の挨拶)覚えてないのよ。笑

4人の挨拶の後、新しい告知として3月15日に次のワンマンライブが開催されることが発表された。
会場はEXシアター六本木。
「ここも私達にとっては思い出の会場、そんな場所でできることが嬉しい」と話していて、終演後調べたら3Bjr(AMEFURASSHIの前身グループ)がワンマンライブをやったことがあるらしかった。
愛来「平日……だけど3月だしまだシフトとか出してないよね?来れる?」
ゆづ「今すぐ予定に書いて!メモして!あ、分かった、みんなスマホ取り出して。今。カレンダーに書いて。ほら」
さすがゆづ、圧が強い。笑
私は言われて秒でスマホのカレンダーに登録→ゆづに向けて👍ってしたら👍で返してくれた。わーい。

愛来「ラスト2曲になりましたが、次に歌う曲は私達の気持ちを歌詞にした、私たちが作詞した曲です」
AMEFURASSHIの既存曲にメンバー作詞の曲はない。つまり、新曲!やった!ってすぐに気づいて嬉しくなった。

Colors
後ろのビジョンに歌詞が映されてて、メンバーと歌詞を交互に見ながら聴いた。私の好きだった歌詞はゆづラップパート、の「いつか報われる 足りない絵の具を探している 作り上げた変幻自在のキャンパス まだ道の途中」のところ。
アメフラ初期の『変幻自在』コンセプト大好きだったから、歌詞に入れてくれたの本当に嬉しかったし、「いつか報われる」は今日のゆづの挨拶「ここまで続けてきてよかった」を思い出して泣いちゃった。
「自分を信じて歩き続ける 君と 君と 君と 君と 生きていく ありがとう」
ラストのこの歌詞も嬉しかったなあ。「君と生きていく」って特大の愛の言葉じゃん。4人がまっすぐ歌う表情を目に焼き付けながら、私も大好きだよありがとうって思った。

そしてアンコールラストは『Staring at You』。
最後はこの曲って信じて疑ってなかった!信頼〜!
4人がキラキラしてて、笑ってて、ステージと客席で一緒に星をつくって。またひとつこの曲に思い出が増えたことが何より嬉しかった。
キラキラした4人を見ながら、「君こそ希望なんだ」って歌われた歌詞が本当にその通りだなって、歌詞を強く強く噛み締めた。まあ私は愛来にペンライト向けてたんですけど(推しだからね)。でも気持ちは4人に対してだったよ。

4人が退場して終演アナウンスかかったけど、誰かがアンコールを言い始めて、私もそれに乗っかることにした。終演アナウンスしてる人と段取り組んでるスタッフさんには申し訳なかったけど、「声量で潰せば勝てる」と思って声を張りました。

目論見通り勝負に勝って(?)、4人が出てきた。
Wアンコールのお礼と「この後打ち上げあるからさ」って言葉で、あぁ曲はやらないんだな、と理解。でも出てきてくれただけで嬉しかったからそれでも良かった。最後は『Staring at You』で満足だったし。
誰だったかが写真が撮りたい、と言い出して、もえちんが「そう、ずっと思ってたの。撮らないのかな、撮りたいなって」「段取りにないことをしてすみません」と上手側にいるっぽいスタッフさんに謝るメンバー。
ちょっとだけわがままを言える、そしてそのわがままを許してくれる、メンバーとスタッフさんの関係性もあたたかくて好きだな。

はな「この後打ち上げあるんだから!」
愛来「ラストオーダーの時間になっちゃう!私ポテトなかったら死んじゃう!」
ゆづ「今日は腹八分で帰ってもらって、満腹になりたかったら次の3/15も来てね?ってことで」
オタ「おお〜」
愛来&はな「え??何言ってるのかよく分かんない」
ゆづ「え!?は!?」
ゆづがいい感じの例えで話をまとめようとしたのに食い意地張った2人には伝わらなくてゆづが悪い雰囲気にされたの可愛そうだった。笑
オタクたちにはちゃんと伝わってたよ、ゆづ悪くないよ。笑

おわりに

ライブ前、「あの曲とかあの歌詞とかボロボロに泣きそうだなー」っていろいろ考えてたけど、 終わってみたら、多少涙腺にくる曲はあったもののほとんど笑顔でいられて、純粋にライブが楽しくて良かった。 「いつも通り」「AMEFURASSHIらしさ」の延長線上にあるライブだったの、すごく良かったな。「好き」が一層強くなるライブだった。

これを書き終える今、もう2024年になってしまってるんですけど、2024年もAMEFURASSHIにとってますます飛躍の年になりますように。
そう願っているし、きっとそうなる、と確信を持って言える2023年締めくくりのライブだった。

おしまい。


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