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百田夏菜子ソロコン2023に参戦しました

2023.12.23 百田夏菜子ソロコンサート「Talk With Me Xmas Night ~シンデレラタイム~」に参戦しました。

百田夏菜子の2年ぶり2回目のソロコン。
前回のソロコンの感想はこちら。

最初に書いておきます。
今年に入ってとびっきり嬉しい出来事もあったけど、このレポnoteはあくまで「2023年末に行われた百田夏菜子ソロコン当日見て感じたこと」を書きました。

「今思えばあの時のあれってそういうことだったのかも……」みたいな余計な深読みは一切書いてません。(そもそも1ミリもそんなこと思ってない)
あの日あの場で私が見て感じたそのまま、です。
もちろんいろんなことを忘れたり記憶がごっちゃになって間違ってる部分もあると思いますが個人の主観レポなので多めに見てください。


セットリスト

01. クリスマスしよ♡(新曲)
02. ニュームーンに恋して
03. ゲッダーン!
04. それぞれのミライ
05. Doubt(新曲)
06. 一味同心
07. サイレント・イヴ(辛島美登里カバー)
08. わかってるのに
09. 空のカーテン
10. ukiukihuman!(新曲)
11. ヘンな期待しちゃ駄目だよ…?♡
12. Kanako’s プライド(ピアノ演奏)
13. 今日の君へ(新曲)
14. 太陽とえくぼ
15. ひかり
<アンコール>
EN1. サンタさん
EN2. 渚のラララ

▲音楽ナタリーの公式レポ

ライブレポ

下手側の4階席で見てた。天空〜〜〜〜!
アリーナもスタンドも後ろ1/3潰すくらいだったら400レベル潰してほしかったです、席が埋まってるならともかく席空いてるのに天空席に配置されるのさすがにちょっと悲しかった……

気を取り直してライブの感想を書きます。

開演前、センターステージに薄い膜が張ってあって、そこにずっとクリスマスツリーが映し出されてた。
前回同様ここから始まるんだろうとは思っていたけど、始まってびっくり。百田夏菜子がめっちゃ高いところにいる!!!
ステージ中央からせり上がったリフト、人1人分しかない幅の小さな四角の中心に立つ百田夏菜子。
え、何それ、神様……?
こんな天空席じゃなくて下から見たかった、下から見上げたかったすぎる。神様……(拝む)

そんな高いところから始まった1曲目は『クリスマスしよ♡』。
白いフリフリのドレスも可愛くて、曲も可愛くて、一気にキラキラした空間になる。
「プレゼント私なんて言っちゃう」この歌詞、百田夏菜子本人が書いたってほんとうか???オタクが見た夢では???目の前で歌われても尚、現実のことだと信じきれない、ふわふわした感覚。
歌詞に合わせて、ステージに映されていたプロジェクションマッピングみたいな映像も変わっていく。ケーキとか、ガラスの靴とか、プレゼントとか。そのスケール感の大きさにとにかく圧倒されたし、ディズニーのエレクトリカルパレードを見てるみたいな、魔法のような夢のようなキラキラ感だった。

2曲目は『ニュームーンに恋して』。
(ライブ以外であまり音楽を聴かないオタクなので)既存曲だって知らなくて「これがパンフレットに書いてあった新曲!?」って思いながら歌詞じっくり見てた記憶(恥)。
魔法のような膜が消えて、百田夏菜子を乗せたリフトが降りてくる。神様のようだった百田夏菜子は小さな少女になって(そう見えたのは私の席との物理的な距離のせいもある)、それでもやっぱりキラキラと煌めきを放っていた。

1回目のMC。
前回のソロコン同様、客席に語りかけるような話し方。
「前回自己紹介やったっけ?」「あ、前回はまだ声出せなかったんだっけ」「そっか〜。今回やる?」「やっとこうか〜」
自然体な感じが可愛くて優しかった。うるさいオタク(私)は4階席からでも「やってー!」とか「やったー!」とか声出した。

それから、年末の平日月曜日という日にこれだけ人が集まってくれたことへの感謝と、「今日休んで来てくれた人ー?」という質問。
挙手したオタクがあまりに多くて、「え、そんなにいるの!?」と驚き笑う百田夏菜子。よっぽどツボったらしく、ライブ終わりにもまた同じ質問してて可愛かった。
私も有休取った身だったので全力で挙手したし、推しに喜んでもらえて嬉しかったわーい。
昨日一昨日はももクリもあったので「ももクリも2日間来てくれたよって人ー?」という質問にも結構な手が挙がっていて、「え、スケジュール私と一緒ってこと?笑」と、これにもケラケラ笑ってて可愛かった。「リハーサル→ライブ」×3公演のスケジュール、絶対大変なはずだしオタクと全然一緒じゃないはずなのに、そんな素振りは微塵も見せずにケラケラ笑ってるのが百田夏菜子という人のすごいところなんだよなあ。

「次はももクリでもやった曲だけど、今日はクリスマスアレンジで」と言うからどの冬曲が来るかと思いきや、まさかの『ゲッダーン!』!
ももクリでゲッダーンやったときもレア曲すぎてびっくりしたけど、それがまさかソロコンでもやるとは……予想外すぎてめちゃくちゃびっくりした。
個人的にはゲッダーンをライブで見るのは一昨日(ももクリDAY1)以来2回目なので、一昨日覚えたてのコールをここぞとばかりに言えて楽しかった。笑
曲は前フリで言ってた通り、シャンシャンとした音が鳴ったりしてて、クリスマスバージョンになってた、可愛さとキラキラ感が足されてた。
トロッコに乗ってメインステージに移動しながらのパフォーマンス、だったはず。

「次の曲は私が初めて作詞をした曲です」と言って『それぞれのミライ』。
何よりも「女優の顔」だった。
その印象ばかりが記憶に残ってる。
スクリーンに映されたその顔を見て惚れ惚れした。歌だけでなく、表情で、その曲の世界を表現する。百田夏菜子のパフォーマンスを見ているはずなのに、でもそこには違う誰かを映して、演じているように見えた。
その顔が堪らなく美しく、そしてももクロのライブで笑う姿とのギャップにドキドキした。

メインステージの真ん中後方の扉からスッといなくなって、その間何してたっけ、バンドメンバーが何か弾いてたっけ?
そう長い時間かからず、白から黒へと衣装を変えた百田夏菜子が再登場。
そうそう、白い衣装の右肩に黒い衣装チラ見えしてたの気になってたっていうかそういうことだと思ってたんですよ。だからサプライズ!驚き!っていうより「キター!」って高まる気持ちが強かったな。

そしてそのまま完全新曲『Doubt』。
披露前だったか後だったか忘れたけど、「怒りとか悲しみとかモヤモヤとか、そういう歌詞を書くためにいろんな映画やフィクションを見た」「書いているときは何とも言えない気持ちになりながら書いてた」というような話をしていた記憶(うろ覚え)。
パンフレットでも「フィクションから歌詞を書いて、それを歌で表現する難しさ」的な話をしているので、たぶんこれが『Doubt』のことなんだと思った。

んで、この『Doubt』がめーーーちゃくちゃ好みのバチバチカッコいい楽曲で最高だった!
音楽のジャンルに疎いので違ってたらごめんなんだけどロック感じってこういう曲を言うんだよね???攻撃的なサウンド、めちゃくちゃ大好きでした。
そしてその歌詞が「自分の利益ばかり考えて他人が傷つくのはいいのか」「他人の幸せを願えないのか」「人を傷つける悪魔にならないで」「言葉で傷つけて、後ではい元通りとはならない、修復不可能」的な内容だった。
一見攻撃的な曲なのに、その歌詞を読むとそれは「傷つけられた誰かを守るための戦い」なの、推しメンカッコよすぎる大好きすぎる……!
曲調も歌詞も良すぎて興奮しっぱなしだった。

「言葉で傷つけて、後ではい元通りとはならない、修復不可能」って歌詞、百田夏菜子って「言葉の人」だからこそ、その歌詞の重み、説得力をすごく感じた。
言葉の使い方を誰よりも知ってる人だからこそ、心無い言葉に思うこともあるんだろうな、と。

他の歌詞はうろ覚えなんだけどこれは絶対忘れないって思ったのは
「他人事 自分事
 自分 他人事」
っていう歌詞。この並びで2行でスクリーンに出てて、インパクトあったから覚えてる(間違ってたら笑ってくれ)。
あと「悪魔」と「ジェラシー」が赤文字だったことも覚えてる。

ダンスは椅子を使ってたのと、ダンサー2人も一緒に踊ってたはず。椅子の背もたれ側に顔向けて椅子に跨ってたのってこの曲だった、よね?たぶん。そういう挑発的で激しいダンスもこの曲のカッコよさをさらに引き立ててて好みだった。
でも、一番はやっぱり歌詞が大好きすぎたなあ。

もし今後公式Youtubeとかでライブ映像を出すなら『Doubt』がいい。ダンスがめちゃくちゃカッコよかったから絶対映像映えする。

『一味同心』は、今日特に聴きたい・やってほしいと思ってたし、でもそれ以上に「絶対やってくれる」と信じてました。
やってくれて信頼しかない推しメンありがとう〜!
『一味同心』の歌詞ほんとうに大好き。

1人じゃないそれだけで
強くなれるよ
光だけが育ててさ
ここにいるわけじゃないよ

『一味同心』

この歌詞をグループで歌ってるシーンも大好きだけど、ソロで歌っているとまた違った感動があった。「1人じゃないそれだけで」ステージに1人きりの今歌うからこそ、その後ろに浮かび上がる3人の姿。
今日このステージで聴けて良かったなと、胸がいっぱいになった。

再びセンターステージに移動して、「このブロックではペンライトの光を消してほしい」と言われて一斉に赤を消灯する客席。
昨日一昨日のももクリではスクリーンにペンライトOFFの指示があったのだけど不完全に終わってしまった部分もあり、今回は本人からの呼びかけの後「まだ消えてないよ」「結構厳しくチェックするからね笑」と追撃もあった。笑
その甲斐あって、ほぼ全員が消灯。天空から見てて「うおーすげえ」ってなった。

サイレント・イヴ
センターステージの真上にあるライトが2つ、ステージ全体を三角錐のような広がりをもって照らしてて、それがまたツリーのようだったし、その光の中で雪が舞っていてすごく幻想的な光景だった。
遠目では雪がどういうカラクリになってるのか全然分からなくて、なんだかもう魔法にかかったような、その美しさに、ただただ圧倒された。

わかってるのに
メインステージの中央ではパーカッションの人が太鼓を叩いていて、センターステージからその人に向かって歌いかけるような歌だった。
「わかってるのに」と繰り返す、その言葉は誰かに向けての言葉であるから、客席を飛び越えて向こうステージに歌いかける、というのはすごく情緒的で素敵だった。
メインステージの真ん中のビジョンと、その反対側、潰された後方客席のところにある大きなビジョン、それぞれに太陽と月(どっちがどっちか忘れた)の映像が流れていて、メインステージ両脇にあるビジョンに百田夏菜子が映される度に「太陽と百田夏菜子」「月と百田夏菜子」というになっていて「う、宇宙〜〜〜!!!」って思った。
「太陽を背にして歌う百田夏菜子」とか、もう。もう。堪らんかった。宗教画かよ。あのシーンのキャプチャをポスターサイズで売ってくれたら家に飾って毎日拝むんですけど……?(グッズ化待ってます)

空のカーテン』はピアノ一本で。
これまた歌も世界観もすごかった……。
薄い布(カーテン)を持って踊るダンサー2人が美しくて、歌に耳を傾けながら、じっとダンサーを見ていた。正面スクリーンにはオーロラの映像、天井にも光の幕がゆらめいていて、前2曲とはまた違った幻想的な空間になっていた。
どの歌詞だったか忘れたんだけど、中盤〜終盤くらいに歌った歌詞の一文がすごく甘い歌い方でクラクラした記憶。

終盤だったかな。
ダンサーがカーテンを百田夏菜子に巻きつける。そのカーテンを手にして、ふわりと一振り。その後カーテンを優しく抱きしめてから、そっと手放す。
ミュージカルのようなその光景が、ただただ美しかった。

オチサビはピアノの音すらなく、アカペラだった(オチサビ全部だったか、後半だけだったかも)。
「心配ないさ 勧め 君は君」
優しさと力強さと言葉の説得力に、わあっと号泣した。泣いた直後にピアノとコーラスが入って、曲がクライマックスへ向けてさらに力強くなっていく。
「泣いてもいいんだよ 逃げるな そこから見える朝日が未来だ」
この歌詞を聴きながら、ずーっと泣いてた記憶。百田夏菜子の歌に、言葉に、抱きしめられているような気持ちだった。優しく、力強く。ずっと。

MCで話しながら、トロッコ移動。
そういえば、トロッコを動かしてるスタッフさんがトナカイ、誘導してるスタッフさんがサンタの衣装だったの、役割と衣装が合ってて良かった。 芸が細かいな〜と思って見てた。笑

新曲について、「ここで見た新曲を帰っても聴きたいよね」的なこと言い出して(え、それは配信あるってこと!?)と喜びかけたら 「いや、何もないのよ、ごめんね、とりあえず今日のために作ったからさ。なら言うなってね。ごめんね」 って言われて膝から崩れ落ちそうになった。
かなしい。音源配信、待ってるよ、ライブ音源でもいい、待ってるよ……。

その後、「みんなで踊りたかったから『ukiukihumanウキウキヒューマン』という曲を作りました」というふざけたコメントに笑った。タイトルのセンスよ。笑
そんな新曲披露の前に振り付け講座。
「窓拭き〜窓拭き〜」「クルクルクルクル」「ウキウキウキクラップ」「さっきより早くウキウキウキウキ、ココクラップシナイッココクラップシナイッ」
クラップまで繰り返すのかと思ったオタクが多かったらしく「ココクラップシナイッ」をリズムに合わせて早口で言ってたのが可愛くて愉快だった。

ukiukihuman
ダンサーさん大量に出てきてメインステージ横に広がってみんなで楽しく踊った。歌詞は全く覚えてないんだけど、ふざけた曲名とは打って変わって、ちゃんとした歌詞だった記憶(メモ取ってないから一切覚えてません)。
パンフレットでAnna先生(振付師)との対談で「新曲の振付をアンちゃんに付けてもらった」「あれで良かった?」「良かった!」的なやり取りがあって、どの曲かは書かれてなかったんだけど、たぶんこの曲だな、って思った。笑

ヘンな期待しちゃ駄目だよ…?♡
オタクたちから悲鳴があがった、笑
個人的には今日一番のサプライズ曲だったというか、百田夏菜子がこの曲を選曲するイメージがゼロだったから「え、今これ、現実???!」ってなった。

いや〜〜〜〜可愛すぎて……とろけた……
「ひゃ〜〜」とか「はぁあ〜〜」とか声にならない声がずっと漏れてた。
「私のほっぺ…つねってみて…?」のときビジョンにアップにされた顔が、可愛すぎて凶悪だった記憶。ウィンクしてたっけ、違ったっけ。クラクラしすぎて覚えてないや。
天空席で、ビジョンすら遠かったからまだ生きてるけど、もっと近くであの可愛さ浴びてたら命なかったと思う、っていうか私より近い距離で見たオタクたちなんで生きてるの???????しぬだろ

曲が終わりメインステージ真ん中から百田夏菜子は退場、
スクリーンには時計の映像→デビュー当時とか10代の百田夏菜子の映像が流れてて、その声がどれも高いのなんの。笑
舌っ足らずな声が可愛すぎてオタクは終始ニヤニヤしちゃった。
歌唱シーンが多かったと思うんだけど、自分でセレクトしたんだとしたら恥ずかしくならない??ってくらい昔の映像が中心で、誰かに選んでもらったのかな〜とか思いながら見てた。

衣装チェンジして再登場、ソロでピアノパフォーマンス。
「前回のソロコンでもやり直したし今回もうまくいかなかったらやり直してもいい?」的な話をしてたのってこの辺りだったっけ。
私はどこミスしたのかもよく分かってなくて普通に「すご……」って思いながら楽しんでたけど、なんか1回やり直したときあったはず。
2回聴けてお得だったので🆗です(推し全肯定オタク)。

新曲『今日の君へ』。
申し訳ないけどこのときのパフォーマンスをほとんど覚えていない。
なぜなら、歌詞を書き取ることに必死だったため。

歌い始める前、
「『明日があるんだから、明日頑張ればいい』って考え方と『明日があるか分からないから、今日を頑張って生きる』って考え方があると思うんだけど、私はどっちかっていうと『明日があるか分からないんだから、今日を頑張って生きる』と思ってる方なのね。でも、そうやって私がやってると、家族とかは『明日やればいいじゃーん』って言ってくれるんだけど。笑 私は『今』が大切だと思う人だから、そうやって『今』頑張ってる周りの人、モノノフさんに伝えるとしたら、って思いながら書いたのが次の曲です
これはメモしてないからうろ覚えだったり人の感想ツイートだったりから要約した内容なんだけど、そんなことを百田夏菜子は話してくれた。

それを聞いて、「次の曲は、次の歌詞は、私たちに向けた言葉なんだ」と思ったし、同時に「音源化の予定がない」という言葉を思い出して、「だったら、書き残したい」と思った。
この後歌われる歌詞はいつか未来の自分にとって救いになる言葉かもしれない、それを忘れてしまって、次いつ聴けるのか、音源化されるのか分からない時間を待つのは耐えられないと思った。

正直、曲が始まって数秒はまだ書き取るか迷ってた。
でも最初にビジョンに映された歌詞「強さと弱さが戦って どっちが勝つかは決まっている」を見た瞬間に、これは絶対書き残さなきゃだめだ、って気持ちが固まった。
いつもだったら幕間とかアンコール待ちとか終演後にしかメモは書かない、ライブ中はライブを楽しむことに決めてるけど、今だけはごめん、って思った。400レベルの席じゃなかったらこんなことしてない。
とにかく、スクリーンに出される歌詞を必死でスマホに書き取った。
消えちゃって書けなかった部分もあるし、英語のワンフレーズとかは変換が間に合わないと判断して諦めた、だから全然正確じゃない歌詞だけど。

未来の私が何かに躓いたときに、この歌詞を思い出せるようにしたかった。

強さと弱さが戦って
どっちが勝つかは決まっている

この世のポジティブな言葉
全部君のものであるべきで
それと反対のものは全部
過去も抱きしめているから
心配しないでいつも味方だから

もしも 太陽 月 どこまでも
違う世界へ離れても
どこからでも一緒に虹を描けるよ
明日が必ずあるわけじゃないからさ 今伝えるの
どんなときも1番幸せでいてね

これ以上強くなってしまうこと
傷つくことに慣れることを
しないで 守ることできるなら
全て投げ出したっていいんだ
信じることをできなくても
自分責めることしないで
1人じゃないんだ
届いてるといいな

優しさの労働に 基準法があれば
君が生きやすくなったりしないかな
頑張る君へ 飛べ
君らしさを忘れないで

過去が変われば
何かが変わるなんて思わないよ
偽りのない愛の奇跡を知ってる
君は君のままで
僕は僕のままで
手を繋ごう
同じ星の下で 同じ空の下で
歩いていこう 進んでいこう

もしも 太陽 月 どこまでも
違う世界へ離れても
どこからでも一緒に虹を描けるよ
明日が必ずあるわけじゃないからさ 今伝えるの
どんな時も一番愛に満ちて
どんな時でも幸せでいて

『今日のキミへ』※曖昧歌詞

「明日が必ずあるわけじゃないからさ 今伝えるの」
この歌詞を書き取りながら、「次にくる言葉はなんだろう」って待ってた記憶がある。文章の流れからして、「がんばれ」とか「味方だよ」とか励ますような言葉が続くと思ったのに、出てきた言葉が「どんなときも1番幸せでいてね」でドヒャァ、ってなった。
こんなにもすべての人に向けたいたわりと愛のうた、かみさまのような人類愛の言葉でありながら、それでいて心の距離の近さも感じる言葉で。
隣で笑顔で寄り添ってくれる、そんな錯覚をする。


トロッコでセンターステージに移動しながら何話してたっけ、たぶん上手側の客席に手を振ったり、そっちと会話したり、だったはず。
あと、昨日一昨日のももクリの話題はこのときだったか、違うときだったか。
「音響トラブルがあって、すごい音がして……あ、この話するとPAさんが悲しい顔するの。だからもうこの話するのやめる」って話。
百田夏菜子の、こういう、「自分の言葉が誰にどう伝わるか」ってことに敏感というか想像力豊かなところ、本当にすごい。

センターステージに着いて、「向こうでピアノを披露したんだけど、実は1曲じゃないの」的なことを言って、センターステージに置かれたプレゼントボックスに触れる。プレゼントボックスがぱかりと開いて、ピアノの鍵盤が出てくるサプライズ。

ピアノを弾きながら『太陽とえくぼ』。
『太陽とえくぼ』を歌う百田夏菜子、歌声が他の曲より可愛さマシマシだったのズルくないですか???今日イチの可愛さ、ここだった。
『ヘンな期待しちゃ駄目だよ…?♡』以上に、最初から最後までずーーーっと可愛くて、オタクはメロメロだった。

ピアノから降りて「ピアノ弾いてると角度が一定になっちゃうから、こっち側の人たちずっと背中向けて歌っててごめんね」的なことを話したかと思いきや、もう一つのプレゼントボックスをオープン。2台目のピアノ。
そう、さっき背中を向けてた人たちが今度は正面から見える配置の。配慮の天才かよ。
二度に渡るサプライズに驚く客席と楽しそうな百田夏菜子。そういうとこだぞ。すき。

ひかり』もピアノ弾き語りで。
この曲の歌詞も大大大好きなんだけど、高校時代の百田夏菜子はこういう気持ちだったのかな、って想像しながら聴いてた。「百田夏菜子」という小説の、高校生の章を読むようなイメージで。

曲のラスト、ピアノソロだった中にバンドが加わり、岡田実音先生の姿がカメラに抜かれ、実音先生がコーラスに入る。
それを見た瞬間、「実音先生のピアノでレッスンしていた高校生の百田夏菜子」が29歳になった今、その逆「自分のピアノで実音先生が歌うステージ」ってどんな気持ちなんだろう、どんな気持ちで弾いてるんだろう、って想像して、涙が溢れた。
「成長」と一言で済ますだけでは言葉が足りない、あまりにも尊く、美しい光景だった。


アンコールは『サンタさん』から。
他メンパートの名前コールを全力で言うの楽しかった〜
「かなちゃんの〜ちょっといいとこ見てみたい」は、ダンサーさんが持ってるバスケットゴールに向けてシュートしていく百田夏菜子。シュートを決める百田夏菜子がすごいというより、百田夏菜子のシュートに合わせて右に左に動くダンサーさんがすごかった。笑
短時間だったけど、ワチャワチャした空気感がめちゃくちゃ可愛くて癒しだった。
次の「もっといいとこ見てみたい」ではサイングッズの抽選。サインはてっきり事前に書いてあるのかと思いきや今書くの、びっくりした。
ももクリDAY1でも『サンタさん』→『マツケンサンバⅡ×行くぜっ!怪盗少女』を披露→また『サンタさん』に戻る、って形で「あ、そっか今『サンタさん』の曲中だったっけか!」ってなったんだけど、全く同じ感覚になった。笑

ラスト『渚のラララ』は前回のソロコンと同じ終わり方。バンドメンバー、ダンサーさん、ウキウキヒューマンの時のダンサーズさんたちも再登場して、行進曲みたいな。前回やった振り付けもそのままで、すっかり忘れてたけどすぐ思い出して踊れて楽しかった。
『渚のラララ』の曲中にいろんなクリスマスの曲が入ってて、行進しながら歌がくるくる変わっていく様も「お!変わった!」「次は何がくる?」ってワクワクして楽しかった。

最後のMCでは、また「今日休んで来てくれた人ー?」と確認。よっぽどお気に入りらしい。
「今日お仕事の後に来てくれたよって人もいる?」と聞いて、これにも多数手が挙がってた。私のフォロワーさんにも仕事してからSSA行くぜって人結構いたから、気づいてもらえて良かったな〜と思ったりした。

あとカメラに向かってウィンクしてくれたのもこの時だっけ。
客席の誰かが「ウィンクして!」と言って、それを聞き取った百田夏菜子が「どこに!?」ってリアクションして、どこぞのカメラを見つけてウィンクしてくれた。
ビジョンにアップになる百田夏菜子、そしてウィンク。
『走れ!』の「君が好き?」ウィンクでアイドルオタクになった私、この世で一番好きなアイドル仕草はウィンクです。大歓喜。
ありがとうございました。ご馳走様でした。

おわりに

事前パンフレットを読んで「新曲は1曲じゃない」と知ってから、今回はきっとカバー曲少なめでももクロ曲・ソロ曲中心なんだろうな~と思ってた。
その予想は当たっており、前回のソロコンと同じところ(センターステージの使い方とかピアノ演奏とか『渚のラララ』で終わるセトリとか)もありつつ、また違ったソロコンの様相で楽しかった。クリスマス当日ということもあって、思ったよりクリスマスソングも多かった(『渚のラララ』の中で披露されたものも含め)。

前回のライブ終わりはもっと「ライブの世界観に没入した」という気持ちが強かったんだけど、今回は「等身大で自然体な百田夏菜子に触れた」という気持ちが強い。
もちろん『それぞれのミライ』とか『空のカーテン』とか、その世界観に没入する素敵なパフォーマンスもたくさんあったんだけど。
それ以上に、新曲の歌詞たち、そして既存曲も、「百田夏菜子の言葉」にたくさん触れられたような感覚が大きくて。
前回よりも、心の距離感が近かった、ような気がする。

私は「百田夏菜子の言葉のオタク」なので。百田夏菜子が伝えたいメッセージを歌にして、歌詞にして、ライブにして届けてくれたこと、それが今回一番嬉しかったし。
これからもずっと、そうでいてくれたら嬉しい。


おしまい

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