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6人のukkaの魅力を語るのに言葉はいらない -BAD TRIP Xmas RAVEレポ-

6人のukkaの終わり、桜井美里卒業公演まであと1日になりました…………。6人のukkaは本当にバランスの良いグループで、その魅力は言葉を尽くすよりもライブで体感してもらうのが一番よく伝わるし、いくら言葉を重ねても100%を伝えられることがない、言葉にならない良さがある……と思っています。

それでも、私にとって6人のukkaを生で見れた最後のライブ、2020.12.26「BAD TRIP Xmas RAVE」の感想を書きます。

概要

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MIGMA SHELTER主催のMIGMA SHELTER、クマリデパート、ukkaのスリーマン対バンライブ。クマリデパートとukkaはそれぞれ45分、MIGMA SHELTERは80分のライブ。

1月までタイムシフト(アーカイブ)残ってるからまだ見てない人はこんなnote読むよりタイムシフト見て!!!!!!

セトリ

M1. overture
M2. 灼熱とアイスクリーム
M3. 214
M4. Poppin'love!!!
M5. それは月曜日の9時のように
M6. リンドバーグ
M7. 恋、いちばんめ
M8. 時間。光り輝く螺旋の球。
M9. キラキラ
M10. おねがいよ

感想

現場で感じたことを中心に、ニコ生のタイムシフトを見て気付いたことも書いていきます。

overtureは空ちゃん(茜空)ではなく、みっぴ(桜井美里)から入場。overtureがバチバチにカッコよくて会場の雰囲気が一気に締まったように感じた。

そして1曲目に夏曲『灼熱とアイスクリーム』。冬なのにまさかの灼アイ!と一瞬思うも、歌い出しを聞いてその意図を理解する。

-25度の退屈を脱ぎ捨てて 加速する太陽と入道雲見てた

みっぴ→あやめ(川瀬あやめ)の"みっちーコンビ"から始まる『灼熱とアイスクリーム』。嫌でもみっぴの卒業を意識してしまうけれど、この歌い出しのみっぴの歌声がまた綺麗だったからひどく泣けた。

こんなにも可愛い歌を歌うのに、最後だなんてひどいよ。

キャラメル・バニラ・チョコレート・ストロベリー 君はどの味が好きですか?

"君"は「チョコレート」と答えたんだろうか? それとも「バニラ」と答えたんだろうか? だから次の曲では

(バニラ シナモン ローズマリー クミン)

なんて調合しちゃったんだろうか? なんて思考を巡らせる、2曲目に披露されたのは『214』。みっぴパートから始まる、可愛い恋の歌が続く。

3曲目に『Poppin' love!!!』が来たとき勝ちを確信しました。
ちょうどこの日のお昼に、「ライブ時間が短いフェスや配信ライブではポピラ干されがちで悲しい。1stシングルの中ではときたまの次に好きなのに……」という話をしたばかりだったので、昼間のあの会話はフラグだったのか? これは私信なのか?! とテンションうなぎ登り。

ポピラは「可愛いだけの女の子はもう卒業よ」と歌詞にあるように、前2曲の可愛い恋の歌よりも強い女の子なので最高。

そうそう、この日の茜空ちゃんはいつもに比べると声量が弱くて、その代わり優しい歌声って印象でした。ニコ生の配信で見るとコメント欄でも指摘されてるように不調?って感じるけど、現場だと配信ほどは悪くなくて、ポピラの

可愛いだけの女の子は もう卒業よ

パートは前半優しく可愛く綺麗なファルセットで、後半力強くエモく地声で歌ってるのが強弱ついてる感じで「あ〜〜良い!」ってなりました。

ここで終わりよ なんて言わせない

(村星)のりじゅ・空・みっぴのパワフルユニゾンパートもカッコよくて最高。

短いMCを挟んで、ukkaの可愛い恋の歌群の頂点に君臨する『それは月曜日の9時のように』が4曲目。(※意見には個人差があります)

ここまで可愛い曲続けたこと今まであった?ってくらい可愛さ濃縮セトリで最高〜〜! 前3曲でもう可愛さのボルテージが上がりまくってる中で、それをさらにそれ9で越えてくるという流れがもう良すぎた。
それ9は最推し曲ということもあって、曲がかかった瞬間から興奮が最高潮に達しました。
2階後方席・着席指定というハンデにも負けずフリコピ・赤ペンライトぶんぶんぶん回しました。楽しかった!

再三noteやTwitterで「横顔にキスしたい」のオタクだと名乗ってるんですが、今日は(も)空ちゃんを見るのに一生懸命だったのであやめちゃんがみっぴに「横顔にキスしたい」したのはニコ生のタイムシフトを見て知りました。もっと全体を見ないといけないですね。反省。

そんな茜空さんの本日の「横顔にキスしたい」は、横髪をファサッと耳にかき上げてから少し強めに?弾けるように?頬を指さすという、美しさに魅了されていたらチャーミングさも後からやってくる超最高なやつでした。
遠くて表情があまり見えなかったのが残念すぎた。

それ9から『リンドバーグ』『恋、いちばんめ』という今度はukkaの現時点での看板楽曲とも言える3曲が続きます。

これは『リンドバーグ』のせい(おかげ)だと思うんですけど、ukkaのオタクってクラップめちゃくちゃ上手いですよね。いろんな現場行く度に実感する。(他が下手ってわけじゃなくてね。ukkaのオタクが上手い)
コロナ禍でコールが禁止になってから、元々手拍子の入ってた楽曲意外にも「コールが入ってた曲に手拍子が入った」とか「アイドル先導で手拍子を入れるようになった曲」とかがたくさんあると思うんですけど、その中でもukkaの現場はクラップがめちゃめちゃ揃ってるし音が大きいと思う。
ニコ生配信にもちゃんと『リンドバーグ』の名前コール代わりのクラップがしっかり聞こえてて、オタクの熱量と愛を感じた。

この日私は2階上手側にいたんですけど、空ちゃんパート(下記太字)の

Ohリンドバーグ、Ohリンドバーグ、この空が青いのは
Ohリンドバーグ、Ohリンドバーグ、君のためなのさ

が真正面かつ空ちゃんが2階席方向に腕と顔を向けており、完全に私宛のレスでした。(※意見には個人差があります)(座席真正面の立ち位置だったのはホントのホント)
ごちそうさまでした。優勝です。

『恋、いちばんめ』は空みっぴ、みっちーコンビ(みっぴとあやめ)がハモるパートがあって、とても可愛さと綺麗さが両立してる良いパートなんだけどこれが聴けるのも今日で最後かぁ……と悲しみ混じりに聴きました。この日も可愛かった。

3人・3人に分かれて客席に向かって"はないちもんめ"を2回やる振り付けのシーンの1回目で、空ちゃんが隣のあやめちゃんと手を繋げなかった?かなんかであやめちゃんに笑いながら顔で訴えかける瞬間があったんですが、ニコ生で確認したらもう一組の方がカメラに映っていて詳細を確認できませんでした。(´・ω・`)

2回目では無事手を繋げてますが、空ちゃんが横向いてしっかり手元確認してるシーンがニコ生でも確認できました。

あと、これはライブの初めから、めっちの声量がいつもより絞られてる?マイクとの相性が悪い?感じがあって、本人の調子はそんな悪くなさそうなのに、いつもの"会場中を制圧するパワフルボイス"が足りないな〜と思ってたんです。それが恋いち辺りから解消されて、歌い出しの

恋愛相談うけたら 恋してることに気づいた

で「あ、大丈夫そうだな」って思って、そのあとの

友達だっていっても、季節はきれいだ、もうちょっとなんか見たいな

はなちいもんめ、あの人がほしいの

のときに「あ〜これこれ!これだよ!」って"いつもの"制圧される感覚に嬉しくなっちゃった。

MCでみっぴが「今日はニコ生さんで配信があり、カメラが3台もあります。みなさん、アピールしちゃってね?」とメンバーに語りかけて、水春が「ちゃんとアピってるよ!」と言った後に空ちゃんのアピールシーンが抜かれてたんですが(かわいい)、みっぴが語りかけてる途中で水春さんはカメラ1台一人占めする勢いで近づいてたくさんアピールしてまして、なのに配信ではそれが一切抜かれていなかったのが可愛そうだったのでここに書き記しておきます。

ラストスパートは『時間。光輝く螺旋の球。』『キラキラ』『おねがいよ』でエモにエモを重ねていくミルフィーユかパイの実かというエモセトリ。

正直ここまでの流れでときたまはやらないと思ってた。むしろ『ウノ-ウノ』が選外なことに驚いた。

イントロのとき前髪で顔が隠れて表情の見えなかった空ちゃんが歌い出し直前で髪をファサッとかき上げたシーン(本日二度目)が美しさとエモさ極まってて息を飲んで見てました。ニコ生だと横からの角度でチラッとしか映らないのが惜しい。正面から見ると「うわっ、歌い始める前からヤバい」ってビンビンに感じました。

その後の水春パート

ほんのすこしだけ 目を閉じて思い出せ

のところの頭回す振り付けでもその仕草にゾクッとするような美しさがあって、「曲に憑依してる」って言葉が相応しいと思いました。(これはニコ生にバッチリ入ってる!見て!!)

これは水春の歌の良さ(この日は高い水準で安定して良かった)も相まって、楽曲の空気が作り上げられていく様を見ました。

ときたまのサビ前、照明が後ろの数個以外全部消えてサビ入った瞬間一斉に点くっていうシーンがあったんですけど、そのときの影姿になった6人がまためちゃくちゃカッコ良くて興奮した。

顔も衣装も何も見えない歌ってもいない、情報が遮断された状態から一転全てが放たれるあの瞬間、6人のパワーの塊を全身で受け止めるあの感覚、何度でも味わいたい。
中でも歌声は本当に圧巻で。こんな小さな会場では収まりきらないパワフルユニゾンボイスに制圧されました。

そしてラスサビ前の

【芹澤】ドアが閉じてく
【桜井】夜がやってくる
【村星】かすれて 消えてく
【川瀬】忘れたくはない おぼえてて
【茜空】時間(とき)はまるで 街はまるで 光輝く 螺旋の球(たま)
【水春】無限の星くず はじけて 頬をかすめた

ここに"6人のukka"のカッコよさが全て詰まってました。全員カッコいいんだもん。
そして、ただ"カッコいい"だけでなく、その中に6人の関係性や積み重ねてきた年月、磨いてきた表現力、作り上げてきたステージ、そこに生まれた絆の強さを感じるパートでもありました。
バラバラの声が6つ、なのに芯に同じ熱さを感じる力強い歌声でした。

これがもう見られないなんて、あまりにつらい。

ときたま後半で感情激重になってしんどいため、『キラキラ』のイントロですら爽やか清涼剤のような空気に感じて一旦心を落ち着ける。
フリコピの楽しさを思い出す。うん、楽しい。曲名の通りみんな声や表情がキラキラしてる。

……そんな心の平穏もつかの間、

【芹澤】破れ 蹴飛ばして
【桜井】壊せ 物語を
【村星】光れ 胸の奥
【川瀬】目指せ 手を伸ばして
【茜空】何度でも 何度でも
立ち上がれ 歌え 声を上げ 響け

既視感すげーーーーーな!!! ご丁寧にパート順まで同じ(水春はこのあと全員パート終わりの「追いかけて」とラストのフェイクでソロになってる。これも素晴らしい)。

推しこと茜空さん、前半に調子云々って話も書きましたがそれをひっくり返す最高のロングトーンでした。「響け」のあとの「Wow」のところも胸のど真ん中にビシビシ響きました。
決めるべきところで決めてくる姿、最高に美しかったです。

これで終わってしまった……あ、(芹澤)もあちゃん最後の立ち位置間違えてスッと入ってきたなウケる、などと思っていた直後に始まる『おねがいよ』、心の準備ができてない!!! 完全に油断してた。

前半の恋セトリの流れと後半のエモセトリの合わせ技、『おねがいよ』。大好きな曲、最後にこれが見られるんだって思ったら寂しさより嬉しさが勝って涙が止まらなかった。
比喩ではなく本当に涙でステージがにじんでしまって、慌てて涙を拭って最後のパフォーマンスを目に焼き付けた。

ラスサビ前の空ちゃんの

【茜空】泣けちゃうわ

で感情をガンガン揺さぶられたところに

【桜井】お願いよ!
月がゆれる夜は
ふたりで同じなキスをしよう
約束ばかり
言いたくなるわ
叶えていたいわ

の可愛く美しくも芯の通ったみっぴのオチサビが抜群に良くて、これが最後とかどうとか関係なしに本当に素晴らしいパフォーマンスだったから感動で泣いた。

最後のMCはみっぴの卒業ライブの配信をさらっと伝えるだけで、即退場。おかげで『おねがいよ』の余韻が残って放心状態でした。
なんか……振り返ってみれば「これも最後だった、あれも最後だった」と思うのだけど、ライブ中はあさって1人卒業しちゃうなんて思えないくらい、いつも通りの楽しいライブでした。45分間という短い中でも全力で魅せてくれる、ukkaらしいライブでした。

おわりに

書いてるうちに日付越えちゃって今日いよいよみっぴのラストライブですね。告知があったとおり、2部19時から生配信もあります。(←盛大に勘違いしてて16時半からでした!!!追記)
このnote読んでくださった方は、6人のukka最後もぜひ見届けていってください。

リンクと告知ツイート貼っとこ。

https://w.pia.jp/t/ukka-pls/

※ラストライブの配信アーカイブ期間は2021/01/03 18時まで。
5人体制の初ステージの日だね。


はぁ、とりあえずラストライブ前に書き終えて良かった。本当は特典会のこととか5人への応援の気持ちとかも書きたいんだけど時間も時間(現時刻深夜2:45)だし明日も仕事なので、今日はここまで。
明日仕事やだ!!!!!!!!!



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