夫の行ってきますで起床。起きられずベッドの中でチキンレース。結果、バッタバタになって眉毛パウダーを床に落として粉が散らばった。うわああああと掃除機かけてうわあああああと雑巾で拭いて出発。そんな中でも生ゴミだけの袋だけは手に持って出た。偉すぎる。家の近くに土鳩が止まってデカい声で鳴いていた。2日連続だ。巣を作られてはたまらない。あと私は鳩が好きじゃない。昨日は姿が見えなかったけど今日は道路からよく見える低い位置にいて丸見えだった。ほんともう、こういうところ。こういうところが好きじゃない。外敵を舐めくさった図々しさ。睨みつけて生ゴミの袋をぶん回して威嚇した。土鳩はちょっとだけビクッとして黙った。

いつもの電車にギリギリで間に合わず。まぁいいかと次の電車に乗った。これだと本当の本当にギリギリになる見込みだ。少しでも早く着きたくて乗り換え駅で早歩きして階段を駆け上がり既にホームに入ってた電車に飛び乗った。息が切れたんだけどマスクがあるせいで息がうまく吸えない。マスクをつまんでスペースを作り下を向いて必死に呼吸を整えた。あー苦しかった。

無事間に合って出社。ふんふん仕事を進める。いつにも増してやる気が出なくてパソコンの前で5分くらいぼんやりしてしまった。おうちにかえりたい。

昼は外に出た。なんか魚介類がいいなと思いながら近くのイタリアンを覗く。魚介類のトマトソースのパスタがメニューにあったのでよしと決めた。

おいしい。おいしいんだけど隣の席と間隔が近く、また隣に座った女がひと時も黙らずずーーーっとベラッベラそれなりのボリュームで話しているので(もちろんマスクなんかしてない)あまり気分良く過ごせなかった。最初は男性1人で座ってたからおひとり様だと思って隣を選んだのに。くそう。

少し早めにお店を出た。戻って仕事の続き。かえりたさは変わらない。はーあと思いながらやり続けていたら部長からボーナス支給されたよというメールが部員みんなに配信された。おお。と思ってシステムで明細を確かめる。ふむ。金額はありがとうございますという感じだが2割も差っ引かれていることに気絶しかける。それはオラの金だ！返せ！返せよ！！

ほぼ定時に退勤。帰るよ連絡を入れたら夫から俺はもう少しと返事がきた。夕ごはんどうする？と相談される。さっと食べたいからどこか行かない？と言われていいねと返した。回転寿司に行くことで話はまとまった。

夫の到着予定より20分くらい先に目的の駅に着いた。近くの本屋さんに入ってぐるぐる物色。冬休みはたくさん本が読みたいな。今回はだいたいのあたりをつけただけで買わずに出た。

夫が着いた。お店に向かってすぐ歩き出す。ラストオーダー30分前に入れた。よっしゃと次々頼む。1人1つのタッチパネルで頼む形式だったので各々で思い思いに頼んでいたのだがふと横を見るとすごい勢いで皿が積み上がっていたので震えた。

しらうおのつみれが入ったお味噌汁を頼んだ。この間の鍋にスーパーで買ったつみれを入れたのだけど全然美味しくなくて、たぶんその記憶を上書きしたかったんだと思う。おいしかった。お腹いっぱい、満足してお店を出る。バスで帰った。

はーおいしかったねぇと言いながらリビングでごろごろしてすぐ、お腹に不穏な気配。…あれ？…あれ？

訝しんでる間にも気配は濃くなり近年稀に見る腹痛に襲われた。ぐああああなにこれなにこれいたいいたいいたいいたい…！！

波がおさまったところでトイレに駆け込む。また腹痛。まってまってまってまってお腹の中千切れるこれどっか破れてるぜったいまってまって

…ふぅ。

出るものが出てとりあえず落ち着いたけど不穏な気配は消えない。一度リビングに戻って夫に大丈夫？と心配されながらううう…と呻いていたらまた波が来てトイレへとんぼ返りした。最初ほど痛くは無かったが出し尽くした感はあった。良かった。どうなるかと思った。一応まだ座っておこうと念のためトイレに篭り続けていたら夫がノックしてきてすまんが…その席を譲ってもらえないだろうか…とトイレの前で騒ぎ出したのでハイハイちょっと待ってと言いながら出る。変な歩き方した夫が入れ替わりにトイレへ吸い込まれた。

やっと落ち着いて紅茶を飲みながらKindleで買った漫画を読んだ。2冊くらい読んだところで夫がもう寝ようかなと言って階下に降りていった。少しして私も資源ゴミをまとめて持ちながら下に降りる。歯磨きして寝室に入るとやっぱり夫がまだ起きていた。寝ようよと繰り返し言って寝るのを邪魔されていつのまにか就寝。