「仕事」＝「絶対的正義」みたいな考えがあるよなと思う。

仕事なんだから

たったこの一言の「支配力」の強さに私たちは
どれだけ心を蝕まれてきただろうか

その弊害は

自己主張＝悪

という考えを生んだように思う
それこそ後ろ盾が大きくなるほどに、その「悪」という考えが「正義」によって裁かれるようにもなってしまった。

でも、世の中というのは、時代によって正義を変える。
いまある正義が、別の時代では「最悪」とされたことがいくつもあるだろう。
今は許されても、未来に許されるとも限らない。

だって、世界に分かりやすい「指針」は与えられなかった。
それは、その時代を生きた人たちが勝手に決めてきたものだ。

だから本来は、この世界は全てが曖昧で分からないものなのだ。
分からないからこそ面白いのに。
人という生き物は「安心」と「安定」を求めるあまりに、それを「はっきり」させる力を不必要に使ってきたのだと思う。

いま、非常に不安定で揺らぎの大きい時代になっているなと思う。

人が自分たちのエゴで「はっきり」させていたものを、時代というものに巻かれてまた、「曖昧」にされている状況。

こんな時でも強い人というのが

しっかりと自分を持っている人

だと思う。
自分という人と向き合って、自分をちゃんと生きている人。
人の正義で揺らぐのではなく、自分の正義で生きる事が出来る人。

自分の正義を平気で揺らがす「社会の事情」「大人の事情」を持つところとの付き合い方が問われている。
「個性」の時代を生きるために。
その先へと向かう力が・・・私は、「Tスクエア」の考察の中にたくさんヒントがあったなと思いました。

今日は、Tスクエアを１つずつ見てきたからこその最後の「まとめ」をしたいなと思います。
結局、Tスクエアがもたらしている事は何なのか。
強い「葛藤」とそこに「問題」を持ち込む力を与え、私たちは何を受け取っているのか。
書いてみようと思います。

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