見出し画像

契約金アップのためのSOW作成

社内SEとして日々、社内システムの保守運用を管理しています。

最近、保守運用ベンダーさんから、
来期は単価を上げて契約させてもらいたい
と打診がありました。

契約金アップの理由が
担当者の年次が上がるので
ということだったのですが、
さすがにそれだけの理由では
承諾できませんでした。

どうすれば、
双方納得いく形で
契約金の合意ができるのかなと
考えたときに
SOWで認識合わせすればよいと考えました。

SOWとはStatement of workの略で
作業範囲記述書になります。

1か月の間に
どんな作業を何回やります
というのを双方でまずは
合意します。

その後、単価を上げる場合には
以前のSOWと比較して、
XXの作業が追加になり、
新たにXXのスキルが必要なので、
単価を上げます、といった説明が可能です。

人月を追加する場合には
XXの作業をこれまでは10件でしたが、
来期は20件対応します、とすれば、
人月の追加根拠としては十分かと思います。

金額の調整はなかなか難航しますが、
根拠が明確であれば、
社外向けにも社内的にも
納得しやすく、スムーズにいくのではないかと思います。

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?