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外側から自分を見てみる

他の人の状態はよく分かる人でも
自分の事となると一気に目が
曇ってしまうものだ

それは頭の中に自分はこういう人間とか
普通はこうあるべきという
親や世間から植え付けられた概念があって
それがありのままの自分を見ることを
遮ってしまうから

それでまだまだ充分じゃないとか
何もかもが足りてないとか
自分に落第点をつけちゃうのだ

この社会では何でもオールマイティに
平均して良く出来ることが良いことと
されていて 不得意な事や苦手な事の
ある人はまるで不良品扱いされる

音やエネルギーに敏感な子供は
弱いと言われ この世界において
めんどくさがられる

自分は何故他の人のように
色んなことが平気じゃないんだろうと
自分にダメ出しするようになる

社会では多様性の時代とか個性尊重とか
差別を無くそうとか 色々と
うたってはいるものの
その主張が建前だけなのが
余計に厄介な時代になっている

外界の刺激に敏感な子供だった人は
どこかビクビク構えながら生きている

自分の中の子供がこれ以上傷つかないように
壊れてしまわないように
なかなか心と身体を世界に開けないでいる

そんな私たちに必要なのは
少しの勇気と外界から自分を眺めてみること

外界と言っても世間の目ではない
そんなイルージョンは通り越して
鷹の目みたいに高いところから見てみる

平面を歩いている蟻には遠くの先が見えない
ように 私達も近視眼的になりがちだから

空から 海から 地底から 宇宙から
自分を眺めてみる必要がある

そして外界の刺激に反応して
内側に篭ってしまうのではなく
自分自身の感覚を自由に解き放ち
自然な状態に戻していく意思を持つ

そうすれば 自分が守られ 
祝福されていることを
ちゃんと感じられるはずだ









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