西表島ジャングルナイト。〜八重山諸島ツアーその2

西表島に来て感じたことは、ここはもったりした緑の島だということ。
以前訪れた与那国島は「岩石」という印象。
与那国島も西表島も中国大陸から分かれてできた島だということで地層は同じだそうですが、海流や地形の影響で自然環境も違ってくるんですね。

さて今回の旅の目的の一つは星空観測。
娘が南十字星を見たことがないので一度見て見たいと、南の空の星座盤と星空アプリを片手に夜空を見上げる予定。
しかしお天気は曇りで星がよく見られないかもということで、「お天気が良ければ星空も見られるかもしれないジャングルナイトツアー」に参加。

足元がかなり汚れるということでゴム長靴を履いて出発。
ボーイスカウト以来のヘッドランプを装着し、ガイドさんを先頭に参加者5名の皆様で真っ暗なジャングルに入って行きます。

暗くてマジ、怖い。
何にも出てこないでくれ〜〜、という思いです。

前日に降った雨でかなりぬかるんでいる道無き道をしばらく進むと、
かなり大きなオカ貝。


そして○○カエル。

きわめつけは、、、ハブ。

長さはおそらく1メートル弱と、まあ小さいですけどね。
これ位なら噛まれても死なないってガイドさんは言ってますけどね。
でもじわじわと動いてるんですよ;
娘は写真も撮りましたがこちらに掲載はしません。

もうここから早く離れようよ〜;。

色々な虫の声や鳥(フクロウ)の声を聞きながらようやく浜辺に出ました。
そこで様々な水辺の生き物を見つけてガイドさんが説明して下さいます。

そして、いました、ヤシガニ!

ガイドさんが出会った中でもかなり大きい方のヤシカニだそうです。

いろんな生き物を堪能して、またあの小さいハブのいる場所を通り(やっぱり動いてる;)、無事にスタート地点に戻ってきました。
いやあ、かなり怖かったけど楽しかったです!

ドリンクサービス付きのツアーだったので、宿に戻ると参加者のみなさんや宿泊客の方とで飲み会となりました(“ゆんたく”というらしい)。
私はお酒が飲めないのでジュースでしたが、日本酒の好きな娘は初めての泡盛に舌鼓。美味しかったらしい(笑)。
お相手して下さった宿の方がかなりのお酒オタク、男性陣もお酒が飲める方々だったので、どんどん違う種類の泡盛の古酒を出してこられて、お話もかなり盛り上がりました(みなさん、明日は大丈夫なのか?)。

途中八重山ミンサー織りの話になり、特徴的な交互の「五」と「四」の絣柄の紋様の意味を教えていただきました。

通い婚の風習のあった時代に、女性の方から「来てね^^」と男性に手渡す合図だったそうです。

旅で出会う一期一会の方々も出会うべくして出会った方々。
それは「どこそこの○○です」なんていう社会的な肩書きがなくても楽しく語り合える仲間という感覚。
40年ほど前に来たという方や釣り好き、ダイビング好きの方など、みなそれぞれ目的を持って自由に楽しく笑顔で過ごす時間を共有できて、本当に楽しい時間でした。

続く。


Mary


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