見出し画像

③天の地上投影~黄金三角形で列島を覆う

天の地上投影のため、星々を地上に刻印したもの。それが名神大社などの有力な古社ではないか?

名神大社などの現在地を地理院地図にプロットする。名神ではないものの一之宮などの有力な古社も印を分けてプロットした。

半径約180kmの円を十等分することで得られる黄金三角形が列島を全体的に覆う。これらは、星座を配置するための基準線だと考える。

ハブとなる神社が黄金三角形の頂点となっている

目的は
・北天の星座を北方の守護『玄武』と重ねる
・黄道の星座(二十八宿)を南方の守護神『朱雀』に重ねる
ためだと考える。そのため、地上絵を描くポイントとなる神社は以下の種類に分けられる。

①黄金三角形グリッドを構成する神社(円心となりハブ的な役割)
②星座を構成する神社(頂点の星座周辺にあり、オリオン座・北斗七星・南斗六星などを象る)
③朱雀を描くため構成される神社(気多大社・水若酢神社が翼の頂点)
⇒大鳥大社を中心(要)として
④玄武を描くため構成される神社(六角形=亀甲と稲妻型の蛇)

重複する神社もある。

玄武と朱雀の図
元となる星図があったと思われる。
東国の玄武の図

■玄武の図を構成する神社
東国の玄武は、六角形=亀甲と黄金三角形で構成される稲妻型の蛇を合わせたもの。東国を覆う巨大な六角形を描くための基準線は、日光男体山・立山雄山・富士山を結んだ一辺およそ170kmの正三角形をベースに描かれていると考えた。

この六芒星を構成する神社は
①度津神社②気多大社③熱田神宮④三嶋大社(伊豆半島にあったと考え、白浜神社付近を想定)⑤鹿島神宮・玉前神社中間⑥宇奈己呂和気神社
また三霊山を結ぶ中間には諏訪大社・秩父神社がある。

山は不動のものであるから、作図・測量のベンチマークとなる。

北天の星座配置と玄武の図が重なる。


つづく


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?