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生きた証を残したいと思ってた

小学校低学年の頃だったと思う。

なんとなく、ただ漠然と、「自分が死んだら何も残らないのかな、だから何か生きた証を残さないといけないな」というようなことを考えていた。

その当時は、まだインターネットなど全く普及していない時代だったので、生きた証を残すためには、テレビに出るような有名人になるか、何か発明するしかないのだと思っていた。

子どものくせに、どうせ自分は何者にもなれないと諦めていた僕は、ただの歯車になろうと決心していた。(歯車とか大層な表現は思いついていなかったけれど、そんなことを思ってた)

それなのに、大人になってみたらインターネットが広まっていて、誰でも情報を発信できるような社会になっていた。

インターネットを使えば、いとも簡単に、自分が生きた証を誰かの記憶に刻むことができる。昔では考えられないほど素晴らしい社会になった。

だから僕はブログを書いているし、写真も撮れば、こうしてnoteに日記を残している。

誰かの役に立ちたいというよりも、自分という人間が存在したんだということを記録したい。そんな想いの方が強い。

そんなエゴの塊のようなブログだけど、今ではたくさんの人に読んでもらえるようになった。書いた記事をシェアしてもらえるようになった。

自分が考えていることを誰かと共有する喜びを知ると、もっと書きたくなる。表現したくなる。届けたくなる。

だからこれからも、僕はクリエイティブに生きていたいと思っている。その中で、心に刺さるものがあったら、広めてもらえると嬉しいな。

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