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Mitakaの使い方(プラネタリウム編2)

 Mitaka ではたくさんある天体の内、いくつかを選択して限定表示することができます。その限定は、デフォルトでいくつか行われています。
 プラネタリウムモードで星座線や星座絵を表示させる際、全ての星座と「選択された星座のみ」の表示を切替えることができます。デフォルトの「選択された星座」は「ケンタウルス座・おおぐま座・オリオン座・こと座」です。

「選択された星座」のオリオン座・おおいぬ座を表示

この「選択された」天体を追加したり変更するのには、「Mitaka 説明書」の「5.1 設定ファイルについて」にあるように、
  \mitaka\programs\selection.dat 
で行います。「選択された星座」も以前はそこで編集したのですが、ver.1.7.3 からは
  \mitaka\programs\default_commands.mcd
で行うように変っていました。これは説明書には書かれていません。

「選択された星座」の指定場所
「選択された」においぬ座を追加し、アステリズムを表示

「\mitaka\programs\default_commands.mcd」を使うと便利なこともできます。ただし Mitaka の重要な設定ファイルなので、間違った編集を行うと、Mitaka が起動できなくなるので、注意が要ります。
 説明書の「7.7 ショートカットキー機能」にあるように、いろいろな機能を特定のキーに割り当てることができます。そこで、プラネタリウムでよく使う星座関係の表示の切り替えをファンクションキーに充ててみました。

ショートカットキーを登録

上の例では、「F5・星座名」「F6・星座線」「F7・星座絵」「F8・星座境界線」「F9・選択された星座」「F11・アステリズムの表示」「F12・アステリズム名」を登録しています。なお、F10は何かに割り当てられているようで、利用できませんでした。

ファンクションキーで星座を簡単表示

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