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鉄は熱いうちに打ての二極化。 『鉄』が表すクリエイティブとクオリティ

『あとでやろう』
『明日にしよう』
そう思って先延ばししたことは誰にでもあると思います。
勉強でも仕事でもプライベートでも。
『めんどくさい』
『やりたくない』
そんな思いがあるから先延ばしにしてしまう。

でも、本気で『やっていこう』と思ったことに関しても、『あとでやろう』『明日にしよう』と思い、行動しなかったことがありませんか?

周りからの刺激や自分の中の考えがまとまって、『よし行動しよう!』そんな思いがあった。
それなのに、気づいたら『何も変わらない日々』だったことがありませんか?
作業にしても、習慣にしても、行動挑戦にしても、始めなければ何も変わることはありません。
それと『本気』な思いも時間が経てば弱くなっていきます。
一日、一週間、一ヶ月と経つほどに、『本気』というものは弱く薄く、なくなっていきます。

鉄は熱いうちに打て』ということわざを知っていますか?

誰しもが聞いたことがあるものだと思います。
ネットで調べると、
鉄は、熱して柔らかいうちに鍛えることができる。
精神が柔軟で吸収する力もある若いうちに鍛えるべき。
ということわざになります。
たしかに実際に感じるものだと思います。
でも、私が思う『鉄は熱いうちに打て』は少し違います。
意欲が満ちている時にこそ『行動』する価値がある。
そんな意味でもあると思っています。

鉄は熱いうちに打て。
本気で思ったからこそ、本心で感じたからこそ、すぐに行動していこう。

今は個人の時代です。
この時代だからこその『行動力』は大事にすべきものだと私は思っています。

『熱くなる』ための『燃える』思い

鉄が『熱くなる』には、鉄を燃やしています。
ちなみに、燃えるための『』はどうやって燃えているかご存知ですか?

燃えるための条件は3つです。
『点火源』
『供給源』
『可燃物』
の3つから『燃える』ことができます。

可燃物は燃えるものです。
供給源は酸素、点火源は火種になります。

焚き火というものは薪(可燃物)と周りの酸素(供給源)に火をつける(点火源)が揃ってできるものです。
『燃える』ための条件はこの3つです。

私は思います。
『鉄』という結果がある時、『燃える』ことができて『熱いうちに打て』が可能になる。
だからこそ、『燃える』ための条件は大事ということになります。

「いやいや、焚き火でもするのか?」
そう思われるかもしれん。
たしかに、燃えるための条件は『火』に関するものです。
しかし、"現実と置き換える"ことはできます。

『点火源』は思考や論理などからの行動になります。
なにかの思いや考えが『行動』というものを起こします。
『供給源』は環境です。
火では酸素ですが、現実では家や職場、カフェなどの場所になります。
『可燃物』は物事になります。
職業、役柄、立ち位置からある仕事そのものです。
趣味や興味あるものにも同様に含まれます。
さて、現実に置き換えた時見えてくるものがあります。
この3つが揃って『燃える』ことができると語りました。
『供給源』と『可燃物』がだけあっても燃えることはありません。
『点火源』と『可燃物』だけだと燃えても持続しません。
『点火源』と『供給源』だけではなにも起きません。
3つ揃って初めて『燃える』ことができるのです。
現実でも同様です。

あなたが行動しても結果に繋がらないのは、3つが完全に揃っていない可能性があります。
原因探しにも有効です。

さて、私が語りたいことは、『点火源』の存在です。
点火源があって初めて『燃える』ことができるのです。
燃えることができないということは、『ただただ仕事をしている』ということになります。
『やる気がない』
『生きがいがない』
それは『点火源』がないからです。

現実の仕事はこの『点火源』がないものばかりです。
『供給源』や『可燃物』が完全に揃っていないことも確かに存在します。
でも、"ないなら揃えれば良い"のです。
環境を整えて、物事を整理する。
そして、行動して『燃える』。

これができてこそ『』という結果が打てるようになります。
熱して柔らかいからこそ鍛えることができるのです。


『火種』の二極化

私は『点火源』となる『火種』が大事と言いました。
そして、『行動』が火種になるとも言いました。
その『行動』の中の『本気』についた語っていきます。

ー行動をするキッカケとは?

外的要因と内的要因になります。
外的要因は周りの刺激で行動するキッカケです。
応援やアドバイスをくれた。
情報や知識から行動をしようと思うことです。
内的要因は自分自身からの気づきや思いから行動をすることです。
『やりたい』と思ったから行動した。
興味があるからやってみる。

あなたにも経験があると思います。
外的要因と内的要因の両方からキッカケとなって行動したのを。

ー『本気』とは?

外的要因や内的要因から行動しようと決意する。
それが本気です。
冗談抜きにやっていこう』そう思うのが本気です。

この本気はなにもないところからは出ません。
急に"人が変わったように"本気になることはありません。
何かしらの要因(外的か内的)があってこその本気です。
"人が変わったように"本気になるのは、キッカケがあってこそです。

ー『火種』存在

火種があるからこそ『燃える』ことができます。
そして、『燃える』ということは本気で行動することです。
そのキッカケとなる外的要因や内的要因は大事な存在です。

外的要因や内的要因の二極化。
この『二極化』を忘れないでいきましょう。


『鉄』の結果

『鉄』は結果と語りました。
熱して柔らかいからこそ鍛えることができるのです。
そして、鍛えた結果が成果となるのです。
形や質がそのままの結果になります。
鍛冶屋をイメージしてくれるとありがたいです。
(私はゲームからのイメージですが‥)
依頼に対して形あるものを作る。
できた『鉄』が結果である。

今の世の中では『決まった正解』がない。
だからこそ『鉄』の決まった形もないものです。

『鉄』の形は結果の形。
仕事の可否、成功失敗、順調悪化などなどやクリエイティブなもの。
『鉄』の質は結果の質、そのままですね。
クオリティや精度を意味します。

個人の時代において、クリエイティブなものが必要です。
他にないもの』だからこその注目と力があります。
しかし、クオリティの低いものは人は集まりません。

鉄は熱いうちに打てと言います。
熱して柔らかいからこそ鍛えることができる。
そして、加工も同様に熱して柔らかいからこそできるもの。

しかし、柔らかくなくてもできるもの事実です。

クリエイティブなものを作るためには『鉄』だけあればできなくはありません。

『鉄』をガンガンと叩き、伸ばして加工していく。
そうしてできていくものにクリエイティブは生きてきます。
決して"熱くなくてもよい"もの。
しかし、熱することにも意味があります。
柔らかいからこそ鍛える。
これは柔らかい時に叩くことによって、硬度や密度が高まるのです。
有名な包丁はそうやって鍛えているので簡単には刃こぼれしないもの。
これがクオリティです。


『鍛錬』とクリエイティブにクオリティ

鍛冶屋での鍛錬とは、『鉄』を熱して柔らかいようにして叩きます。
それがクオリティにつながるからです。
叩くことによって硬度や密度が高まります。
加工するときも熱して柔らかいからこそ、自由が効きます。
叩いて伸ばして加工するだけでなく、何かしらの染料を混ぜたり、型に流すことで、加工では不可能なものを作ります。
それがクリエイティブなオリジナルです。

鍛錬することは、現実で言うところの勉強でも仕事でもプライベートでも、『日々繰り返し行動挑戦をしている』ことになります。
そうやって『』という沢山の結果を出しています。
今は個人の時代と言いました。
沢山の『鉄』で個展を開くことも可能です。
クリエイティブなオリジナル。
そして、安定したクオリティ。
それができてこそ、個人は光を持つでしょう。

まとめ

『鉄は熱いうちに打て』ということわざを題材に行動挑戦と掛け合わせてみました。
どのように思うかはあなた次第です。

熱について、鉄について、意欲について、書いていきました。
行動や挑戦には『熱意』という熱が必要です。
その『熱意』があるからこそ、素晴らしい『鉄』が出来上がるでしょう。

あなたの人生に良い『鉄』を。


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