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"無知の無知"の恐ろしさ。

無知の知を聞いたことがありますか?この言葉は人生において大切な言葉です。この言葉を理解し、実践することで今までとは全く違うように行動できるようになります。
そして、"無知の無知"。これは最悪なまでに恐ろしいものです。人間だからこそ、無知の無知で居続けてしまう。変わる事を自らしようとしないのです。あなたはどうですか?

そもそも無知の知とは?

知っている人は多いでしょう。でも、一応ながら軽く説明します。無知の知とは単純に無知である事を自分で知っている。という事です。ある物事において自分は無知である事を認める。そんな感じです。

そして、無知の無知とは?

無知の知から分かると思いますが、無知であることに無知。自分が知らない事を知っていない。知らない事を認めない、それ以前の問題です。

それが恐ろしい?

ここで疑問に思うことがあります。それの何が恐ろしいのか?そう考える人は居るかもしれない。何となく気づいている人もいると思います。

まず、人間について。人間とは面白いことに自分の知らないことに恐れます。ですが、無知の無知である人間は、知らないにもかかわらず知っている気になる。『私なら大丈夫だろう』そんな考えを持つような存在です。

今の時代は私なら大丈夫だろうと判断して何も行動しなかったら、何も得ません。なぜなら、行動した人が挑戦した人が成功する時代です。そこで、自分なら大丈夫だろうと言って何もしなければ、何も得ません。

行動や挑戦をしてこその人生において、
この考えは恐ろしく嫌なものである。

平均以上効果の存在

聞いたことがありますか?『平均以上効果』という言葉を。この言葉は、「あなたの能力は平均よりは上ですか?」と問われたら、平均よりも上と答える人が多い事を言います。そして、これは無意識のうちに自分を過大評価している事を示します。

有名なところでは、『運転技術』ですね。
沢山の人に「あなたの運転技術は100満点中50点以上ですか?」と聞いた時、8割以上がYesと答えます。これが平均以上効果の表れでもあります。

運転と言えば、高齢者問題にもありますね。最近は嫌なニュースをよく見ます。この問題も結局は平均以上効果の表れです。

さて、平均以上効果と無知の無知の関係性について語っていきます。

関係性を挙げると

まず、平均以上効果とはそもそも無知である事を知らないことが故です。自分ができない事を知らない。無知の無知である事を意味します。

結論を言えば、無知な無知だから平均以上効果を表してしまうものです。

最悪な事故でも何でも、自分ができない事を知らない事を少しでも知っていれば、起きていなかったと言えるでしょう。

無知の無知と平均以上効果はそんな関係性です。

対策、対応について

あなたが無知の無知であるかは、私にはわかりません。無知の知でも無知の無知でも、判断するのはあなた自身です。そして、そこからどうしていくのかを決めるのもあなた自身です。

但し。無知の無知は恐ろしい。
これだけはお忘れなく。

さて、対策と対応についてです。

対策については簡単です。そして、大変なほどに難しいものです。それは"認める事"です。言ってしまえば、無知の無知である事を認めて、無知の知にするというものです。

自分が無知である事を認めることは、人によっては苦しいかもしれません。でも、これを認めることができなければ一生無知の無知です。そして、無知の無知でいる事を決めた人間は決して、行動や挑戦において良い結果を残せません。

認め方は自分で自分を見る。考える。といった事です。客観的視点で自分を見て、その行動から自分は何を考えているのか?それを確認します。また、自分自身に『なぜこれにしたのか?』『何でこれを選んだのか?』自問自答するだけです。

最初は違和感があったりするかもしれません。でも、続けていくうちに自分という存在を自分で改めて確認をすることができます。
その確認した先に無知の知があります。

さて、対策についてです。周りの人間が無知の無知であったときに、被害が出る可能性はあります。その時の対策になります。一番は避けることです。関わらないようにすることです。無知の無知は自分で認めようとしない限り、一生そのままです。例え教えるようにしても、「うるせぇ」の一言です。

無知の無知は自分で知らないために、侮辱された気分になります。例えこちらが丁寧に教えてたとしても、それは侮辱になります。なので私が一番は避けることと考えています。

無知の無知

上記では、行動や挑戦をやめると書いていました。なぜ、無知の無知がそれにつながるのか?それを語っていきます。また、無知の無知であることの危なさを他にも書いていきます。

行動と挑戦をやめる。なぜやめると思いますか?やめる理由としては単純なものばかりです。
「自分に向いていないから」「才能がないから」「忙しいから」そんなものばかり。これらは単純な言い訳でしかないです。

無知の無知だからこそ、できているのか?できていないのか?その判断ができません。そして、その不安定なものに人間は恐怖を感じます。だからこそ、適当でも単純な言い訳をして、やめるのです。

また人間は楽をしたいものです。無知の無知のため、後どれくらいやるのかわからないです。だから、楽をしたいために言い訳を言って、辞めていくのです。

知らないからこそ、続けられないのです。ですが、知らない事を認め、自分にできる事をやっていくようにすれば変わります。

無知の無知だから危ない。言ってしまえば、知ったかぶりをする。平均以上効果と同様に『自分はできる人間』と判断します。自分はできると判断しているので、自信あっての行動です。だからこその事故であったりします。他にも人間関係のトラブルの発生にも関連しています。

あなたについて

あなたは自分のことをどこまで知っていますか?無知であることを知っていますか?

無知であることを認めるのは、自分の弱さを見せることにもつながる。だからこそ隠すようにしてしまうものです。でも、今の世界では、その考えはむしろ逆効果になっています。

昔は弱みを見せたらやられる。そんな時代でした。でも、今の時代は弱みが人の共感になったり、失敗が教訓になります。だからこそ、無知の知は強いのです。

無知の知。自分が知らないことを知っている。これは、この時代においては強いです。知らないことを知っているだけです。それでも強いのです。

何か始めるときに知らないことを知っている。認めているからこそ、人間は教えをお願いできます。無知の無知では教えをお願いできません。この違いが大きく人生に変わっていきます。

行動においても、知らないことを知っているからこそ、興味があり行動することができます。更に今は情報があふれています。知らないことを知っていれば、ただただ情報収集に大きく力を入れられます。

今のご時世では情報は溢れるばかりに存在します。その中に突っ込むことができるかできないでも人生は大きく変わるでしょう。

まとめ

無知の無知は恐ろしいものです。本人は無知であることを気づけないのだから。

だからこそ、客観的視点や自問自答で自分の無知を知ろう。そして、無知の知になろう。知らないことを知っているということは、あとは知るだけですから。


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