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「自分よりもできる人なんかいっぱいいるし」っていいわけはもうやめようよ

私、結構人をそそのかすのが好きでして、誰かと話してて、「〇〇に興味がある」「〇〇がやりたい」みたいな話になると、「じゃあ、やってみたら?」とそそのかしちゃうこと多いんですけど、そういうとき、けっこうな割合で帰ってくるのが「いや、自分よりできる人がいっぱいいるし」という謙遜なのか卑屈なのかよくわからない言葉。

ぶっちゃけ、その言葉聞くと、ちょっとイラっとします。

「自分よりできる人がいるからやらない」っていうなら、たぶん、それ本当に好きなことじゃないか、謙遜のふりしてにげているかのどっちかだと思います。

私は自分がとにかくそれをやりたかったから、文章を書くことを仕事にする道を選びました。

正直、文章が私よりうまい人は、世の中にたくさんいらっしゃると思います。

先輩ライターさんの文章を見て「ああ、これかなわないな…」って思うことなんかしょっちゅうだし、自分の文章のダメかげんにいつも落ち込んでます。

でも、「私よりうまい人がいっぱいいる」って思っても、それでもやるし、やらないといけないんです。

できないかもしれない、それでもやる。なぜなら、自分がそれをやりたくてやるって決めたから。

好きなことをやり続けるって、そういうことでもあると思うんです。うまくいってもいかなくても、とにかく、自分が「やる」って決める。

それをする以前に「私よりできる人がいる」とか、何もしないで思ってるんだったら、たぶん一生何もできません。

やりたいことがあるのにできない…とくすぶってるなら、とにかくなんか始めちゃえばいいとおもうんですよ。

その肩書で名刺作るとかブログ開設するとか、あるいは、誰かに「これがやりたい」って相談するとか。(ただし、相談のときに「私よりうまい人がいる」謙遜はなしですよ)

「やる」って決めたら、できることがいっぱいあると思います。

それに、「自分よりできる人がいる」かどうかも、結局は実際にやってみないとわからないんですよ。やらないでそれを思ってるんだったら、それは、手前の勝手な妄想に過ぎませんから。

実際にやってみたら、意外とできるかもしれないじゃないですか。

まず、それを見極めるためにも、いいわけをやめて、始めたらいいのにと思います。





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