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今が一番青春していると聞いて幸せな気持ちになった話


宝塚の話ではなく、ジャニーズの話。

私がジャニーズ事務所所属の中間淳太さんに興味をもってから、今年の秋で10年になる。
この前も神奈川公演にお邪魔したが、それも3年ぶりで、現場があったら行くくらいのゆるヲタになっているので、ファンとは言い難い。
でも、なんとなく彼の動向は気になる。元気でいないと心配になる。

そんな彼が「今が1番青春している」と言ったと聞き、幸せに感じるとともに、なんかぶわーっと色々なことを思い出した、一ファンのつぶやき。


淳太くんに出会った2012年。私はめちゃくちゃ進路について悩んでいた。色々あり、目指していた道を諦めて違う道に進もうと心を切り替えたが上手くいかず…
心の支えだったジャニーズも、好きな関ジュくんが退所してしまい、どん底の状態だった。
淳太くんと出会った(?)のはそんな時だった。

2012年秋、中山優馬くんのソロ曲発売記念の握手会。汐留だった気がする。

別の記事でも書いたが、私は中山優馬くんも好きだったから、優馬と握手できるのを楽しみに行った。
直前で関ジュが来ることが発表されたが、「好きな子は退所したから自分には関係ないし」と拗ねた感じで会場に向かった。

携帯のメモに残っている感想を見ると、
桐山→中間→小瀧→藤井→神山→優馬
という順番で握手したようだ。

記憶が曖昧だけど、その日の淳太くんは、少し長めの髪でパーマかけていたのかゆるふわカールで、私のツボに刺さる髪型だったからかもしれない。柔らかい笑顔でありがとうと言われた瞬間、私は中間淳太に堕ちました…

優馬目当てで行ったはずなのに、のんちゃん以降の握手の記憶が無い。淳太くんの柔らかな笑みが私を捕らえて離さなかった。

その後淳太くんについて、改めてドル誌やらネットで無意識に調べるようになった。彼の人となりを知るに連れて、ときめく自分がいた。

しかし、このときめきに戸惑った。私はもう、退所という悲しみを味わいたくない!でも、あの柔らかな微笑みを忘れられん!!

そう、私は勝手に淳太くんが近々退所すると決めつけていた。
レベルの高い大学を卒業して尚且つ25歳になり、周りの友達は大企業で社会人生活を送っているであろう中で、中間財閥?とはいえ、絶対このまま事務所にいて良いと思っているわけないと勝手に決めつけていた。

色々葛藤するうちに、無限の可能性があるのに、あえて事務所に残っていることがどれだけの重い決断であるかをヒシヒシと感じた。

それまでは、好きなJr.が退所した反動で、残った関ジュと、彼らを応援し続けられるファンが羨ましくて仕方なかった。
でも淳太くんのことを知るにつれ、辞めるのも大変だけど、残ることも、何も保証がないまま時間を消費していく辛さがあることを知っていった。

ときめきというものは抑えられないものでね…
私は淳太くんが退所するまで見届ける!これが最後の応援するJr.にするんだ!
とまたまた勝手に決めつけて腹を括って密かにファンを始めた。

2012年冬~2013年。全国ツアーが決まってから、なんとなくデビューの機運が高まり「〇〇くんはあの映画に呼ばれたからデビューする」「××くんはあの曲に振り分けられたから、危ないかも」などの憶測が飛び交っていた。
私も、ちょっとこれは行けるかも!と思ったり、やっぱ年齢的に難しいか?と、一喜一憂する日々。退所を見届けるとか腹を括った自分はどこへ行ったのやら。

そして2013-2014カウコン。デビュー発表からの諸々は、メンバーが1万字インタビューに全てさらけ出しているとおり。

もちろん、ファン側の私も混乱した。
私に関ジュの楽しさを教えてくれたのは優馬w/7WEST。好きなJr.が辞めるという退所の悲しさ、淳太くんを好きになって、事務所に残ることの大変さ、色々な感情を知っただけに、まずは7WESTが一緒にデビューできないことが悲しかった。なんで神ちゃんと流星いないの??と。

奇しくも2014年1月4日のあけおめコンの初日に当選。ユニット曲も無し、衣装もバラバラで名残惜しそうに挨拶するメンバーを見て、何かが変わることを実感した。

それからやってきた、喜び爆発の2月5日…

そのあとは数えきれない「はじめて」を淳太くん、WESTからもらった。

グループとしてのはじめてのドル誌の表紙。片っ端から買い漁って、並べて眺める時間は幸せだった。

グループとしてはじめてのアリーナコンサート。寒い中6時間くらいグッズ列にに並んでも平気だった。

SNSで知り合ったWESTファンの子たちと、初対面とは思えないほど会場で盛り上がったツアー。
はじめての特番、レギュラー番組、CM出演、京セラドームコンetc…沢山の思い出ができた。

初めは関西地区だけの放送しかなかったけど、今や関西以外でも番組が見られるようになった。
まさに
TO BE KANSAI COLOR -翔べ関西から-
次は東京ドームでの思い出を作れるのかなと、心の中で思い出の予約をしてみる。

退所まで見届けようとか超失礼な想いから始まった淳太くんの応援。あっという間に10年経とうとしている。

この前淳太くんが、「今が1番青春している」と言った。本当に素敵なことだと思う。

私も、10年前の進路に悩んでいた自分が聞いたらびっくりするだろう仕事をしていて、今が1番楽しい。

淳太くんへ
あの時関ジュで頑張る姿を見て、私も進路を切り替えて頑張ろうと思えました。
その時と同じように、今もあなたが元気で頑張っているから、私も頑張ろうと思えます。
お互い年取ったから、無茶し過ぎないように、これからもキラキラ輝く姿を見せてね。

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