見出し画像

日記【人にはひとの乳酸菌と地獄とぜいぜい】_20231212


人にはひとの

乳酸菌。地獄。そしてぜいぜい。人にはひとの「ぜいぜい」があるんだという話。十人十色,三者三様,千差万別の「ぜいぜい」。

ニュース! オモコロウォッチ

ご存じか?

説明
オモコロ編集部の3人(永田、原宿、ダ・ヴィンチ・恐山)が気になるニュースを語るラジオ番組です。 聞いても社会のことは何も知れません。

https://www.youtube.com/@news_omocorowatch/about

ここ1か月ほど朝ギリギリで身支度をする傍ら,ラジオNIKKEIの代わりにオモコロウォッチを聴く生活を送っている。
オモコロウォッチ,これだけ聴いてりゃ世の中のこと全部わかる。
社会の色々をよく眺めている3人が,ネットの其処此処に転がっている「ネタ」を自分の哲学フィルターを通して解説してくれたりしてくれなかったりする。

【021】ぜいぜいでやらせてもらってます

めちゃめちゃ簡単な内容のまとめ ↓
▼夜行バスの運転手が休憩中にカレーを食べたことに対してクレーム(※1)がきた話
(※1概要:店員が客前で堂々と賄いを食うなんてマナーとしてどうなん?的な方面のやつ。)
▼原宿さんのご息女に関するツイート(※2)がバズって色んなリプ(※3)が寄せられた話
(※2原文: 娘がドリルの問題文の「なさい。」という言い方が気に入らなくて全部「てね。」に直すという作業を始めていて、「いいぞ!」と心がおどった。)
(※3概要:バズったツイートには肯定的な反応も否定的な反応もどっちも来るよねっていうようなこと。)


そんな話題を踏まえての

こういう所でまとめる力が必要なんだろうけど,この辺全部流れで覚えておきたいから,以下文字起こし。


原宿:みんな闘ってるなって思いました。ぼくは。

永田:どういうこと?

原宿:みんな、現実っていうものとすごい闘って、その、いやいやこんな優しい世界だけじゃないんだから…

永田:(現実は優しいだけじゃないってことを)早めに教えてあげな、みたいな?

原宿:早めに「〜なさい」とか命令形みたいなのでも気にしないような、強くなった方がいいんじゃないみたいな意見を持ってる人も、この人はやっぱ戦ってきたんだろうなっていう。
いろんな現実と戦ってきて、踏み躙られて、もう「ぜいぜい」ですよ!

原宿・永田・恐山:「ぜいぜい」!笑

原宿:いやでも、もうみんな「ぜいぜい」なのよ!みんな「ぜいぜい」。
みんなだからそうやって、なんかポジティブに「ナントカしてね〜」とか「ナントカした方がいいよね」って言える人もいれば、「いや、社会っていうのはもうそんなことは許されない。自分だけの形を作ることなんて許されない。適応した方がいい。そっちの方が悲しみが少ない。」これもやっぱり一個の戦いの帰結として、あるんですよ。
でも、どっちの道も「ぜいぜい」なんですよ。
ホントに厳しい。こう、現実を生きるっていうのは辛いんですよ!
こうやってさ、戦っていくっていうのは辛いですからみんな「ぜいぜい」の中でひとりひとりがそういう生き方を作っていってるんだなっていうのでね、ぼくはすごいいいなと。
大事なのはやっぱどっちの戦い方をしてきた人も,2つの勢力がさ手を取り合った方がいいんじゃないかっていう。
このバスのクレームもさ,「サービスエリアで飯食っちゃ何がいけないんですか?」っていう人と「客前でご飯食べられるとなんかちょっとテンション下がんのよね」っていう人たちがさ,もっと会話をしてなんかさ。

永田:そうね。切り捨てちゃだめよね。

原宿:切り捨てちゃだめ!どっちも切り捨てちゃだめで。どっちもやっぱつらかったんですよ、人生。

原宿・永田・恐山:笑

恐山:なるほどね。

原宿:どっちもやっぱきついんですよ、生きるっていうことは!このでもきつい「ぜいぜい」同士が連帯をするっていうのがおれは大事だと思ってます。

永田:す~ごい。アツいねえ。

原宿:「ぜいぜい」同盟!!!

永田:「ぜいぜい」同盟!笑

原宿:おれたちは「ぜいぜい」同盟を組んで、きついなあ!と!この「ぜいぜい」の気持ちが分かる人たちが俺たちの上に立ってくんねえかなっていう、そういう気持ちをもっと出していかなきゃいけないんじゃないかっていう。



自分の汚泥を直視してしまった話

職場で。2個下の後輩が業務量過多でパンクしそうになっていた。もうこれ以上は無理だと泣き出した。周りの上司は,先輩は,メンタル面のケアをしなければとよくよく話を聞き,業務面のケアとして後輩から一部業務を引き取った。
めでたしめでたし。めでたし度で言うなら100%。

私を除いて!

その後輩と同じ勤務年数の頃,私は九州全県の案件をひとりで担当していて,まあ,しんどかった。
もう無理だと泣いても,熱出して動けなくても,早朝出勤深夜残業で眠たくても,やらなくちゃいけなかった。仕事だったし,誰も代わりはいないかったし。

「泣けば誰かが助けてくれていいよな。」

後輩の心の安寧を喜ぶよりも先に,真っ先ににそう思ってしまった。


死にて…

あんまりだこれは…先輩として,人として,あんまりだ…
自己嫌悪の嵐。ダメでしょうこれは。人としてなんか確実に間違った感想な気がする。
思ったより自分のこと「良いヤツ」って思ってたんだなあと思って,なんかもっと落ち込んだ。

そんな時に聴いた

ぜいぜいの話。
自分が思っていたより全然良いヤツじゃあなかったことも,「泣けば誰かが助けてくれていいよな。」なんて最悪なことを考えていた事実も全然無くならないんだけれども,でもまあ確かにあの頃私には私の地獄があったし,彼女には彼女の地獄があるのだろうと思えれば,最低な人間にしては多少マシな帰結なのかもしれないと思った。
思わせてもらった。


優しくて、良い人間になりて~!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?