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エンジニアがスタートアップに飛び込むなら、シード期がベストな理由【ストックオプション】

こんばんは。ホテル・バケーションレンタル横断検索比較サービス「Stayway(ステイウェイ)」を運営する、株式会社Staywayの佐藤です。最近、SNSを始めたので、フォローしてください。
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私は公認会計士、戦略コンサルティングファームなどで、経営アドバイザー、M&A等を担当してきたいわゆる「ファイナンス系の社長」です。2013年から2015年まではアメリカ・シアトルで働いていたこともあるので、日米の労働環境・仕事に対する価値観の違いも理解しており、グローバル性?も備えているつもりです。

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(USオフィス時代の会社メンバーとのボランティア活動)

■起業の経緯はこちら↓

一方、Staywayを創業してからは、Webディレクター、Webマーケター的な役割も担ってます。ワイヤフレームを書いたり、超簡単なコーディングをしたり、Web広告を回したり。「事業戦略構築、ファイナンス、インターネットサービス」のハイブリッドな感じになっています。

先日資金調達を発表しましたが、現在当社ではエンジニアの採用を積極的に行っています。


代表の私が多くのエンジニアの方にビジョンを共有し、食事をして、仲間探しをしています。

そこで感じているのは、「ストックオプションの価値についてもっと理解していればいいのに・・・」ということ。
ちなみに先日Plug and Play 渋谷でエンジニア採用イベントがありました。
(参加するつもりはなかったのですが、たまたま作業スペースの横でイベントが行われてました)
そこで元nanapiの和田修一さんが、「エンジニアの成功事例をもっとたくさん作っていきたい!経済的な成功もその1つ」的な事を言ってました。
(なお、プチ情報ですが、マンガファンのためのサービス「アル」を運営するアル株式会社のCTOに就任されたそう)

もちろんそういうことを一切気にせず「とにかくスタートアップで腕試しがしたい、技術的な目標を達成したい」という気概も大事だと思います。

しかし、同じビジョンをともにしながらも一定のリスクを負うなら、成功した先には、一生食べるものには困らないくらいの経済的なリターンを得るべきだと思ってます(もちろん、パフォーマンスが高いことは前提ですが)

スタートアップに正社員で飛び込もうか悩んでいるエンジニアに参考になれば幸いです。

スタートアップに参画する場合、ストックオプションが主なインセンティブとなります。

また、「自由だから~」とか「そのほうが単価高いから~」などの理由でフリーランスを選択している方には味わえないインセンティブになります。

なお、ステイウェイでは、エンジニアには全員ストックオプションを発行する方針です。もちろん、付与割合は能力・経験値・ポテンシャルに左右されます。

そもそもストックオプションとは?

ストックオプションとは、会社が従業員や取締役に対して、あらかじめ定めた価格で、会社の株式を販売するインセンティブ制度。ストックオプションの権利を持つ従業員は、自社の株式を安く購入できる権利を得ます。

ストックオプションを付与された社員は、安価で取得した会社の株価が上昇した際に、それらを売却することができます。保有株式の株価と、市場での株価との差額が、ストックオプションの権利を得た社員にとっての利益となる。

■簡単な例
従業員が株式を1株1万円で購入できるストックオプションを持っているとします。
上場して、1株1億円になったとします。その場合、9999万円が経済的な所得になります。

なお、税制適格条件、税制非適格条件といった税務上の取り扱いの違いがありますが、複雑なので省略します(希望があれば解説します。DMください)。
この辺りを網羅的に理解しているのは、公認会計士CEOの強みかもしれません。

実際どれくらいの価値になるのか?

こう思う方も多いと思います。
Startup DBさんの調査で対象とした23社の、従業員の平均持ち株比率は、約0.36%。想定される株式価値の平均は約6,500万円。ここからストックオプションは従業員に対して多大なキャピタルゲインによる利益をもたらします。
(但し、税制適格の場合、税率20%かかります。非適格ならもっと)

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(Startup DBさんより引用)

最近上場したメルカリは、積極的にストックオプションを配布し、多くの方が経済的インセンティブを得たようです。

ストックオプションは、シードスタートアップが狙い目

理由はたった2つです。
①付与割合が大きい
②企業価値がまだ低い

まずは、「①付与割合が大きい」ですが、従業員数が少ないほうが当然付与できるストックオプション数(SO)が多いです。IPO時までの総付与割合は、希薄化を考えると最大15%程度かと思うので、どんどん配分できるプールは減っていきます。

次に、②「企業価値はまだ低い」ですが、税制適格条件を満たすこと前提とすると、付与時の企業価値をベースにした行使価格になります。
つまり、以下2つで見れば、「企業価値1億円の時に付与されたSO」の方が従業員としては価値が高いです。
・企業価値3億円の時に付与されたSO
・企業価値1億円の時に付与されたSO

私たちStayway(ステイウェイ)の話

さて、現在、ステイウェイではエンジニアを募集中です!事業の拡大期に入り、とても楽しいフェーズだと思います

ステイウェイに興味がある人は、気軽に佐藤までDMください〜。お茶でもしましょう!

ステイウェイ関係なくても、CTOやエンジニアの方で、ストックオプションで困ったら相談してください。(特に会計・税務はがちアドバイスできます)

ステイウェイだけでなく、スタートアップに関わり、エンジニアの圧倒的な成功例がもっと多数出ればいいなと思ってます!


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