完全な作り方ではないけど、これだけあれば作れるよ、というレシピ。ご依頼いただければちゃんと動くシステムを納品することもできます。なお、ここに挙げた製品で実際に動作することを確認しています。なお、無料で最後まで読めますが、もし記事を気に入っていただけたらおひねりをお待ちしております。

用意するもの

PC本体：NIPOGI GK3plus

N95搭載のミニPC。WIndows11プレインストールで起動すればすぐに使えて、この価格。たまに2万円を切っていることがある。

オーディオIF：M-AUDIO M-TRACK DUO

6,000円以下で購入できるオーディオインターフェースで、+4dB入力ができるのはありがたい。

ラジオオートメーション：RadioDJ

音源の管理とスケジュールによる自動再生が可能。外部機器の制御も工夫次第で可能。要MySQL。無料。

ソフトスイッチャ：OBS Studio

ライブ配信の決定版。映像の切り替えだけでなく音声の切り替えも可能なので、スイッチャーとして活用。RadioDJから制御させることでスケジュールによって指定した入力音声を選択。無料。

あとは全部インストールするだけ

上記に挙げた3つのソフトウェアをすべてインストールして、RadioDJ、OBSともに起動できるようにする。M-TRACK DUOをOBSに登録して入力した音声によってOBSのレベルメータが動くことを確認。
続いてRadioDJのスケジュール機能を利用して、指定した音源が再掲されることやOBSを制御できることを確認。

RadioDJによるチャンネル切り替えの瞬間はこんな感じ。

若干もっさり動作するものの、APS未導入でこれまでもタイトな時刻管理をしていない現場では十分な精度だと思います。

設定済環境の納品もできますので、ぜひお問い合わせください。また、RadioDJだけのご利用も可能です。CMや録音番組のほか、音楽の自動演奏もできる優れものです。