運営規模などの問題から、資金力に恵まれているコミュニティ放送はごくわずかで、殆どのコミュニティ放送局ではなるべく経費をかけずに放送運営を続けることが重要視されており、特に高額となる「自動放送運行システム（APS/APC）」の更新が先送りされたままになっている、もしくは当初より導入していない放送局は少なくありません。

Office Stray Catでは、サブスク料金で安価に利用できる簡易柄自動放送運行システムvMix-APSをご提供中です。

vMixとは

このシステムはソフトウェアベースのビデオミキサーvMixをベースに構成されており、一般的なビデオミキサーと同様に、多くの映像/音声ソースの切り替えを行うことが可能で、映像配信業界でも多く利用されているソフトウェアの一つです。

このソフトウェアにスケジュール機能を付加する追加ソフトウェアとしてvMix Schedulerがあり、これを弊社で改良したものがvMix  Controlerです。

vMix Controlerを利用することで、一般的な放送局の自動運行と同等の動作が可能で、アンタイム（任意時刻での送出）やオーバーラップ（複数音源の同時再生）以外の動作はおおむね可能となっています。

接続できるチャンネル数に制限はなく、また、Windowsパソコンで認識できる音源であれば利用可能なので、たとえばスタジオのミキサーにUSB出力があれば、USBケーブルで直接vMixに接続することが可能で、これによりアナログ音声で接続する場合よりも簡単で、ノイズを気にすることなく接続することが可能となります。

また、NDIを標準装備しているため、ネットワーク経由での音声伝送（送受とも）が可能なので、同じLANに接続可能なPCはもとより、VPN接続やNDI Bridge機能を利用して社外からの音声伝送が双方向で可能です。NDIでの音声伝送は遅延がわずか0.1秒程度です（光回線利用時/未保証）。

外部入出力

このほかにも、web APIを経由したリモート操作や、タリー表示（タリー表示は物理的なランプを点灯可能）。また、MIDI経由での物理スイッチを利用した制御も可能となっており、お客様の環境に合わせたカスタマイズができます。以下はタリーランプの実験を撮影したものです。

ご利用料金

vMix-APSは月額サブスクリプション料金でのご提供となり、月額39,800円でのご提供となっています。PC本体はお客様御支給となります。

PC本体を含めた料金は月額45,800円となり、この場合vMix-APSが既にインストールされてえすぐに動作するPCをお渡しします。

なお、いずれの場合も設置作業等が発生する場合は、別途出張料を申し受けます。出張料としては、
・出張基本料　18,000円
・出張技術料　15,000円（2時間までごとに）
となり、東京23区以外のお客様の場合は、別途交通費が発生します。

いずれのプランも、vMix-APS利用権のほか、リモートサポート（vMix-APSにリモートからアクセスして直接操作することで障害復旧等の作業を実施します）、放送全般に関する技術コンサルティングを含んでいます。このため、vMix-APSに関わること以外の技術的な問題解決のお手伝いが可能となります。

お問い合わせ

特にAPS非採用局で自動放送が可能となるソリューションです。ぜひご導入をご検討ください。なお、APS機能をもたない自動演奏のみ利用可能なRadioDJもおすすめいたします。

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