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Lw-APS開発中

Windowsの機能を中心に利用する橋梁版APS「Lw-APS」の製品化に向けて、現在開発を続けています。

動作画面(開発中のもの)

軽量で安定動作

Lw-APSは、これまで販売されているAPSの多くが該当する「専用のハードウェアが必要」という特徴をなるべく踏襲せず、可能な限りWindows標準の機能で動作するよう設計しています。このため、オーディオ入出力に汎用品を利用することが可能であり、安価に長期間利用を続けることが可能です。また、Windowsの基本的な機能を利用するため、今後Windowsがバージョンアップした場合にも利用を続けることができる可能性が非常に高いのが特徴です。
なお、下図はLw-APSを実行しているPCのCPU使用率を示したものですが、第4世代Intel Core i5でも常時30%程度の使用率にとどまっています。ファイル放送中やスタジオからの生放送実施時においても、おおむね6~70%程度の使用率にとどまります。

動作中のCPU使用率

手動放送への移行も簡単

Lw-APSは「制御」と「実際の動作」が完全に別のソフトウェアで動作するよう設計されているため、何らかの不具合が発生してLw-APSのソフトウェアを再起動する場合でも、放送が停止することはありません。このため、何らかのトラブルや災害などのために手動による放送運行を実施したい場合も、簡単に操作権限の移行(Lw-APSから手動へ)が可能で、単純にLw-APSを停止すればOKです。

運行イベントも簡単記述

放送イベントファイルの書式はcsv(UTF-8)を採用しており、Excelやテキストエディタ等、特別なシステムやソフトを利用することなく作成が可能です。1日の運行(4時~27時、変更可能)を1本のcsvファイルに列記し、放送日のファイル名を付けて保存することで、Lw-APSは日替わり処理時に自動的に次の日の運行ファイルを読み込みます。

FCモードにも対応

安価なAPSには非搭載であることが多いFCモード(フェードアウト・カットイン)にも対応。録音番組等の終了部を自動的にフェードアウトさせることができます。

ベータテスター募集中

現在このLw-ASPのベータテスターを募集しています。Lw-APSと必要なソフトウェアをインストール済のPCを最大1か月程度お手元で動作させつつ、ご評価いただくことができます。ぜひ現用のシステムと整列動作させ、動作をご確認ください。なお、ご用意できる数に限りがありますので、ご要望にお応えできない場合がございます。あらかじめご了承ください。

【お問い合わせ】
Office Stray Cat
050-5891-8628
info@stcat.com

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