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#03 体調不良のドミノ倒し

※生理の話をしますので、苦手な方はご注意ください。

今、私は内科(肥満外来)のほかに、心療内科と婦人科に通院しているのだが、一つ何かを治そうとすると次の問題が生じる「体調不良のドミノ倒し」のただなかにいる。

ストレスからか生理が2か月止まったのだが、漢方で体調を整えると、待ちわびていたはずの生理が2週間以上止まらなくなる(1年2か月ぶり2度目)。

ピルでこれを止めることに成功するも時すでに遅く、その後肥満外来で検査のために採血をして、ただでさえ貧血(もともと過多月経+1週間多く出血)であったのを悪化させ、頭痛、貧血と戦う羽目になる。

貧血とは10年来のお付き合いだが、鉄が欠乏すると疲れやすく熱っぽくなる(熱はない)。これは血中で酸素を運ぶヘモグロビンの材料が鉄分なので、少ない分すぐ酸欠になり、疲労や頭痛、貧血を引き起こすのだ。

貧血は悪化するとうつ状態も引き起こすようで、心療内科でボロボロ泣きながら診断書(職務軽減のため、1年ぶり2回目の発行)を書いてもらっていたときの私は、貧血によるうつも加味されていたのかもしれぬ。

そんなわけで肥満外来に足を踏み入れた初回はカウンセリングと採血(そして貧血に陥る)、その一週間後に「貧血」と診断され(やっぱり!)、まずは貧血を治そう、ということになった。

この採血にはかなり苦しめられたが、おかげでいろいろなことが分かった。例えば体重を増加させるホルモンは出ていないこと。勝手に脂肪肝の可能性も疑っていたのだがその症状はないこと、などだ。

「安心してダイエットできますね!」女医さんの笑顔がまぶしい。

2回目の来院では栄養士さんともお話をした。

いわゆる食事制限を言い渡されるのかなと思っていたが、そんなことはなかった。

女医さんとのカウンセリングもそうだったが、体重の増加に伴う仕事内容の変化と体調不良のドミノ倒しについて泣きながら話していたら「ストレスのない食事をして、たまに自分をいたわる食事をしてくださいね」と言われた。

自炊して偉いね、自分を分析できて偉いね、危なくなる前に病院に来れて偉いね、とほめられ通しであった。

まずは、貧血を治す。そして来週は糖尿病の検査をすることになった。(貧血のせいで数値が低いだけかもしれないので)

大いに勇気づけられて泣き通し、病院を後にしたのだが、「とにかくストレスのない生活を」と処方されるあたり、「私の完治って結構遠いのでは」と思わないでもなかった。

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