MariaDB|ナレッジベース「Homebrewを使ってmacOSにMariaDBサーバーをインストールする」(私家版和訳)
Maria DBのナレッジベース記事「Installing MariaDB Server on macOS Using Homebrew」の私家版和訳です。元記事は、これもやっぱり、過去10年以内にリリースされたんでは無いかな?
※2020-10-08時点では、Maria DBのボトル済みパッケージはstable 10.5.5なので、情報自体が古いわね。「公式で使えなくしたコマンドとformulaの埋葬地『boneyard』」 に入ってるものをわざわざ使うのもアレだし、参考程度で。
Homebrewを使ってmacOSにMariaDBサーバーをインストールする
MariaDB Serverは、パッケージ・マネージャーHomebrewを介して、macOS(旧Mac OS X)にインストールできます。
MariaDB Serverは、Homebrew『ボトル』(コンパイル済みのパッケージ)として提供されています。つまり、ソースから自分でビルドしなくてもインストールできます。これにより、時間の節約になります。
Homebrewのインストール後、MariaDB Serverは、以下のコマンドでインストールできます:
brew install mariadb
インストール後、MariaDB Serverを起動します:
mysql.server start
MariaDB Serverを自動起動するには、Homebrewのサービス機能を用いて、launchdのユーティリティlaunchctlで自動起動を構成します:
brew services start mariadb
MariaDB Serverの起動後、ユーザーとしてログインできます:
mysql
或いは、rootとしてログインします:
sudo mysql -u root
MariaDBのアップグレード
先ず、(ローカルにキャッシュされた)brewのインストレーション情報を更新する必要があるかも知れません:
brew update
それから、MariaDB Serverをアップグレードするには:
brew upgrade mariadb
ソースからMariaDB Serverのビルド
Homebrewから入手できる『ボトル入り』MariaDB Serverパッケージに加えて、Homebrewを用いて、ソースからMariaDBをビルドできます。これは、サーバーの他バージョンを使用したい場合や、ボトルパッケージに含まれてない幾つかの他機能を有効にしたい場合に、便利です。
MariaDB Server 10.1.19時点で、ボトルパッケージに含まれてない2コンポーネント(CONNECT及びOQGRAPHエンジン)には、非標準な依存関係があります。これらのエンジンでMariaDB Serverをビルドするには、先ず「boost」及び「judy」をインストールする必要があります。2016年12月時点で、judyはHomebrew『墓場』にあるが、古いformulaはmacOS Sierraでも機能します。下記の手順に従って、依存関係をインストールし、サーバーをビルドします:
brew install boost homebrew/boneyard/judy
brew install mariadb --build-from-source
Homebrewを用いてMariaDB Serverのプレ・リリース版をビルド&インストールできます(例:最新Stable版がMariaDB Server 10.1の場合、MariaDB Server 10.2)。このコマンドを用いて、MariaDB Serverの『開発版』をビルド&インストールします:
brew install mariadb --devel
その他のリソース
- ・mariadb.rb on github
- ・Homebrewのパッケージャー、Terin Stock (terinjokes)
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