舞台『ラストスマイル』感想。

織田さん、星璃さん、寿里さんが出演されている舞台です。
感想というか備忘録です。あとで自分が思い出せるように。
ネタバレあります。あとジオウの最終回にも触れてます。
8/28(水)マチネ、空チーム。

織田君のお芝居が観たい!!!!!!!!と思って情報を観たら
星璃くんと寿里さんも出るんだわーい!ってなって
フライヤー画像に載ってたあらすじだけ読んで観に行ったのですが

観劇前にDVD予約しました。

だって5演??5度目の再演だから6演?
面白くなかったら(そしてお客さんが入らなかったら)そんなに再演しないもんね?

もー期待を遥かに超えた面白さでした。1公演しかチケット取ってなかったのを後悔したけど
今週は土曜日に幽白が元々入ってて仕事もあって
マチネで行ける日がここしかなかった。無念。
DVDが半年後ぐらいにできるようなので楽しみにお待ちしてます…!

序盤はできるだけ織田君定点で追ってたんですが
(メインの所はDVDで観よう…と思って)
だんだん話に引き込まれちゃってもう完全に目が足りない。

メイン、サブ、全景、織田君定点で8個はないと無理。
というかキャスパレの時点で寿里さんのオーラがすごくてもう。。。
かぁっこいいんです!!!!なにあれ!!!!うわー好き!!!!
なんか異次元の美しさだったんですけど…?
あとキャスパレで織田君と星璃君がシンメになってるとこがあって目が幸せでした…!

席も良くて4列目ドセンだったものですから、見上げる必要もないし全体も見えるし表情も見えるしでほんと贅沢な時間でした。

後半にはまんまと全キャラ好きになってしまって
頼むからみんな死なないでー!!!!って思いながら観てた。

モンロンも、っていうか西船橋さんの時点でもう既にかっこよくて
津田沼ちゃんはずいぶんハスキーな声だなって最初思ったんだけどあれだけ叫んでたらそりゃあね…!

銀次さんも好き。
武器くるくる回すのとか盗賊・忍系統の動きがすっごくかっこよかったし似合ってました!

ちょうどタイムトラベルもののジオウが最終回を迎えたあとだったこともあって
時間改変に関していろいろ考えてしまったのだけど

答えは意外と単純なことだったんだなあって…

世界を救うのは一人じゃ無理!!!!!!!

いやもうほんと、状況を良くする為に胡蝶の笛で時間を戻してるのに
しかも先の失敗を踏まえてより良いと思われる選択肢を選んでるのに
やり直す度に被害が広がるんだもん…そりゃメイズン様も絶望&発狂するわ…

蝶のはばたき一つで歴史が変わると言われてるのに(だから笛は蝶の形なのかな)
自分の行動を変えた先でどんな反応が起こるかなんて予想もコントロールもできないですよね。

全滅した時はわたしのライフも0になりそうでした。

自分だけ(もしくは自分とミンシャーだけとか)が助かるならなんとでもなると思うんですけどね。
全員助けるのは一人じゃ無理。津田沼ちゃんと平井さんがいてくれてよかった!!!!!!!!
メイズン様もだから無理だったんだろうなって。
一周目に最低最悪の魔王になっちゃったソウゴも一人だったからなんだろうなって、そんなことを思いました。二周目はウォズがいるから一人じゃないね。

みんな生きててよかった。

戦をしている最中の話なので殺陣シーンがたくさんで
観てるのはすごく楽しいけどキャストさんは体力使うだろうな…!と思いました。
2時間半休憩なし。休憩挟まない公演だと長い方かなと思うのですが
あっという間でした。

女性陣もみんな魅力的で。最初にビジュアルで好き!ってなったのはすみちゃんなんですけど。守ってあげたくなる形をしている…可愛い…。
逆に物語が進む中で一番印象が変わったのはシャオロウかな。最初はちょっとあんまり好きじゃなくて(性格が)。
でも後半になったらシャオロウもめっちゃ無理してたんだなって思って…そんなに肩ひじ張らなくても大丈夫だよ!!!!君の居場所はちゃんとあるから!!!!ランさんと仲良くしてー!!!!

最後まで戦おうとした海王丸幹部の気持ちもわかるんですよね。。。
生まれた時から戦場で、生きることは戦うことで、戦いをやめてなにが残るのかっていう不安だったり。
司ちゃんもかわいかったなー。もうみんな可愛い。

殺陣でいうと星璃君の動きは大剣感があって好きです。初速が遅くて重さが伝わってくる。
もしやと思ったら今回も小道具担当されてるんですね!

ジャンの話をします。
それぞれ思いはありつつも『戦う為に戦ってる』みたいになってるキャラが結構いた気がするんですが(ルーシェンとか戦闘狂っぽいし)
ジャンはそこを踏みとどまってる気がするんですよね。彼だけ盾を持ってるので。
戦や死に対する恐怖をちゃんと持っていて、それでも尚戦場で明るくいられる強い人だと感じました。恐れを捨てた強さはある意味最強だし脅威だけど、それとは違う強さ。
終盤、殺すなっていう指示を受けて戦ってるときに武器をくるっと回して斧の中抜き部分を持ち手にして柄の方を相手に向けるのがすごく好きです。すぐまた持ち替えるんですけど、あの一瞬で『殺さない』っていう意思を自分の中で再確認しているようにも見えて…あと単純に動きがかっこよくて好き。
あれ中抜きがあるからできるんですよね!他のキャラの武器も戦闘スタイルの個性がさらに際立つデザインになってて素敵でした!

ところで作中に出てきた『地球と月の引力が釣り合う場所』が気になってぐぐってみたら
ラグランジュポイントっていうんですね。
主星の周囲を公転する伴星の軌道付近に5か所あるらしいです。
地球ー月系にもあるし、太陽ー地球系にもある。ちなみに実際に月が二つあると安定しなくて月同士が衝突するか片方が地球に衝突するかするらしいので、月のうち片方は引力を無視できるような小惑星サイズのものでラグランジュポイントの一つに安定していたのでは…とか色々考えられて楽しいです。

もう一つの大気圏藻海にある大地はどんなところなんでしょう?漠然とRPGに出てくる空中庭園みたいなものを想像していますが。
光と緑に溢れた場所だったらいいな。

とにかくとっても楽しかった!早くDVD観たいです!

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