ヨルハ Ver1.3a 観劇。

感想と言う名の備忘録。
関係ない他作のキャラ名とか出てきます。ごめん。

行ってきました初ヨルハ!
ニーアシリーズも昨年の舞台2本も全くの未履修で。

H×L TRUMPで♤アレンの織田くんにドハマりしまして…

ヨルハではアンサンブルの出演です。
なのでちょっと悩みました!w
8月に出る舞台のチケットも取れてたし。
でもがっつり殺陣やるよ!と言ってたし(モブアレンの殺陣が好きだとチェキ撮影の時にお伝えした)、
公式見た感じ好きそうな世界観だったので観ることにしました。

多分色々ネタバレありの感想です。
(なにがネタバレかもわからない)

***

結果、行ってよかった!!!!
すっっっっごく面白かったです!!!!

アンドロイド部隊の作戦開始から結末まで、のお話なので
バトルシーンが多くてテンポがいい。

ヨルハ部隊4人は衣装もかっこいいしビジュアルもお芝居もかっこよくて
登場しただけで鳥肌が立った。
ニーアはわからないんだけどスクエニ(どちらかというとスクウェア)のゲームは何本かやってて
スクエニゲームの超美麗ムービーみたいな感じなんですよ…全編通して…
かっこよさと美しさだけで泣けるレベルでした。

レジスタンス(もアンドロイド)のメンバーもみんな個性があって
なんの知識もなくてキャラの見分けがつかなかったらどうしよう…とか思ってたんですが杞憂でした。
レジスタンスの子たちにはお花の名前がついててうっかり繭期をこじらせそうになる。

ローズ隊長が大好きです!!!!
ダリアさんも好きだけど!!!!
公式サイトにはキャラビジュアルじゃなくて宣材?かな?っていうお写真が載ってて
ローズさんものすごい美人だなーとは思ってたんですが
男気溢れる隊長!って感じで
でもやっぱりお顔はめちゃめちゃ美人で(レジスタンスだから汚れた感じのメイクなのに)
カテコで優しく微笑みながら客席を見渡してて

作中でもレジスタンスメンバーからすごく慕われて信頼されてるんですけど
説得力がすごかった…。
うわー好きー!ってなったもん。

どんな物語でも『この子の魅力が作品全体の説得力を左右する』っていうキャラがいると思うんです。
そのキャラの魅力で周りの子やストーリー全体が動いていくというか…行動の動機になるような…うまく言えないけど。
(TRUMPならソフィとアレンかな)

今作ではそれがヨルハ二号、ローズ、リリィあたりになるのかなと思いました。
いやみんな魅力的だったんだけど!ストーリー上の役割として!

リリィはほんっとに可愛くて、
『わーすごい役にぴったりなハスキーな声の女の子だな』と思ってたら
観劇後によくよく公式見たら『男性キャストのみで』って書いてあって…
つまり染色体XYでお生まれになったということでよろしいのでしょうか…
作中で『女みたいなやつ』とか言われてたからてっきり女の子(生物学的な意味で)が演じているんだと思ってました!!!!

ローズ隊長への信頼とともに、
リリィを守りたいっていう気持ちもレジスタンスが1つになる大きな要因だと思いました。

これは多分二号の魅力にも繋がっていて、
二号がヨルハ部隊やレジスタンスからの信頼を得たのは
リリィをウイルスから救うシーンがきっかけだったと思うんです。

ウイルス感染するのはレジスタンスの他の子でもよかったのかもしれないけど、
他の子だったらレジスタンスメンバーは二号の言う事に耳を貸さずに攻撃の手を緩めなかったかもしれない。

序盤の二号はなんというかへなちょこで、
優柔不断で頼りない感じだったんですが

彼は人一倍優しく、それが彼の強さであるということが
ここで提示されるんですよね。
本人は気づいてないんだけど。

人(アンドロイドだけど)は守るものがあるから強くなれる。
これはローズ隊長にも言えると思う。
途中でリリィを逃したのは、あのまま連れて行ったらまた能力を使ってリリィは死ぬからっていうのもあると思うけど
リリィとデイジーが逃げ延びていると思えばこそ戦い続けられる、諦めない理由になるからっていうのもあったんじゃないかと思います。
地上に逃げてもサーバーを破壊しないと結局やられちゃうしね。
これは完全な妄想だからすごい的外れかもしれない!

でもそう考えるとこの三人の魅力は共通してるところがあったり相互に影響しあってたりするのかもしれないなと思いました。

ヨルハ部隊の他3人について。
四号はおしゃれで可愛くて自信家。長剣かっこいいよー。
段差から飛び降りるとこがぴょんっじゃなくてふわりって感じで、他のシーンもずっと余裕があって強い!かっこいい!好き!ってなる。
でも強いがゆえに戦闘にあんまり恐怖を感じてないっぽいところがちょっと危なっかしい。
アタッカーっていうのは近接戦闘タイプってことなのかな。なのにガンナーの十六号に訓練で勝ちまくってるのすごい。
なんか全然似てないんだけど、どうもジュリオちゃんみがあって…語尾の処理の仕方とかなんだけど。

十六号は考えるより先に口や手が出ちゃうタイプなんだけど、後悔してちゃんと謝りに行くのかわいい。
ちゃんと銃が背負えるようになってるのかな?出し入れは自分ではできないのかな…一回では細かいところまではわからなかった。
サイズ感も含めてタイプが似てるダリアちゃんとのシーンがすごくいいです!!!!

二十一号はスキャナータイプ、サポート向きの機体ってことかな?
ロングコートの形がいい、かっこいい。
あんまり感情を表に出さないけど、いつも冷静なようでいて意外と自信がなかったり
分析力に長けてるから二号のこともよく理解していてウイルス感染のことを言わなかったり…うわーん!!!!無理!!!!

司令部2人のお芝居もよかったです!
ワカバちゃん可愛いーと思ってたらカテコで並んだら意外と背が高くてびっくりした。役で見てると子供みたいだったから…
ワカバちゃんが必死にヨルハ部隊を援護しようとしてるところとかすごい好きだった。

司令官もかっこよかったな。
初めから様子がおかしかったから作戦には裏があるんだろうなと思ってて、想定の範囲内だったからヨルハ達に関してはわたしそんなに絶望しなかったんだけど
司令官がクリーニングされちゃった方がむしろ悲しかった…!

赤い少年は声色の使い分けと動きの機械感が本当に上手。
アコールさんはビジュアルがよかったです!
なんかどうやらヨルハの世界はループしてるらしくてその全てを観測してる。らしい。
ここらへんは原作知ってたらわかるのかな。
同じ機体があって記憶を共有してるのはクラウド的なとこにデータを保存・共有するみたいなことなのかなーなんてぼんやり考えながら観てました。

肝心の(?)織田くんですがアンサンブルなので、最悪お顔出てない可能性あるなと思って行ったので
機械生命体の時はあーやっぱりそうだよねと思ったけど
キャスパレの時はマスクとフード取っててちょうどお席に近い側のサイドにいてくれたので
ダンスも観られてよかったです(*´˘`*)

なんとなく織田くんはサルエルのイメージがあって
機械生命体はみんなサルエルだったから
なんならみんな織田くんに見えたw
多分小さめの子が二人くらいいたからどっちかだと思う。
機械生命体も強さが何段階かあるんだけど
ちゃんとそれが殺陣を観てわかる感じだったのですごいなーと思いました(語彙力)!

キャスパレめちゃめちゃかっこよくて!!!!震えた!!!!

会場中に舞台にスクリーンがかかってたので
投影して奥の舞台も観えるやつだなって思って見てて。
同じようなのはフェアステ(フェアリーテイル)で観たことがあったんですけど
その時はサイド寄りの席だとキャストさんの動きと投影された映像がズレてしまっていたので
今回もサブセンだしちょっとズレちゃうかもなと思ってたんです。

でも今回は全っ然気にならなくて!!!!
なんでかなと思ったら
フェアステの時はキャストさんが止まってる所に技のエフェクトを出すからズレてしまってたんですが(火竜の咆哮とか)
今回は客席側に敵機がいる設定で
銃弾が当たったエフェクトを出したり
剣を振る通り道にエフェクトを出したりしてたから気にならなかったんだと思う。

あと司令室のところとか、
投影されてるのは前のスクリーンとステージ奥の平面…だと思うんだけど
球状に映像が取り囲んでるように見えたりしてすごかった…!
背景にゲームっぽく場所の名前が表示されたりするのもかっこよかったですし
キャスパレもキャラ名がセットの一部に投影されたりとかもーみんなかっこいいよー(´;ω;`)

あと音楽もすごく良くて!パーカスとギターとヴァイオリンの生演奏も入ってて…贅沢…素敵でした…!
パーカスは動かせないけど、ギターとヴァイオリンはキャスパレでステージ上段に出て弾きまくってくれる。最高。
これはほんとに劇場であの音楽を浴びてほしいと思いました。

なんか舞台ヨルハずっと観てる方からしたら当たり前のこととか頓珍漢なこと書いてるかも。

絶望っていうワードが割と聞こえてきたのですが
わたしは『二号ー!!!!!!!!かっこいい!!!!!!!!』ってなって終わりましたw
でもそれも二号にとっては新たな絶望の始まりなのかもしれないなとも思う。なんとなく。
グランギニョル的なね、単体で見たら希望もあるじゃんって思うけどその先を知ってたら更に絶望が深くなるってこともあるから!!!!
とはいえどぼどぼに泣いてはいるんですけどね。序盤から泣きまくり!

公演期間が短すぎるよー!DVD出るかな!?
もうスケジュール的に劇場では観られないので、ニコ生は観ようと思います。
7/6のマチソワだよ!ヨルハ公式さんのTwitterは割と情報が流れてっちゃってるからニコ生からヨルハで検索した方が早いかもしれない。

わたしは7/4マチネ観劇だったんですが、正直セリフは結構噛んでましたw
でもそんなことより全体の熱量が1つになって素晴らしい作品になってるなって思いました。
まあ推しもよく噛んでるから慣れてしまったかもw
これは個人的な好みなんですが、わたしは感情大爆発120%な芝居が好きなので
噛むことを気にして80%に抑えるよりは役に気持ちを乗せてほしいです。出し切った姿が観たい!!!!

ニーアオートマタ、ゲームも気になりだしてしまったんですが
舞台ヨルハはゲーム本編の舞台化じゃないんですね?
スピンオフ的なオリジナルストーリーなのかな…?

スピード感があってあっという間だったけど
緊張して息が止まってたみたいで観劇後ちょっと頭痛かったし
自分の腕やらかばんの紐やらタオルやら握りしめて観てたせいで体もガチガチでしたw
途中の一息タイムなかったらほんとに腰が爆発してたかもしれない。

なんかまだ書ききれてないことたくさんある気がする…。
思い出したら追記しよう。

とにかく観に行ってよかった!最高でした!

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