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«Chanson de Rémi»

«Chanson de Rémi»
- monologue pour Harpe Solo avec sons électroniques
邦題:《レミの唄》
編成:Harpe, Ordinateur
作曲:2010年
初演:2010年10月24日
公演名:《Sound Creators Festa 2010》
会場:洗足学園大学
演奏者:斎藤 葉(Harpe)/大久保基雅(Operateur)

解説
19世紀フランスの作家エクトル・マロ Hector Malot (1830-1907) による児童文学の長編《Sans famille》(『家なき子』の邦題で知られる)は、子供時代の初めの出逢い以来、今もなお強い愛着を感じている物語のひとつである。“En avant!(前に進もう)”と云う言葉には人生の様々な局面で援けられた。本作は、その主人公レミ少年の奏でる竪琴の音に想いを馳せつつ、コンピュータを伴うハープのモノローグ小品という体裁を採っている。

少年の辿った波瀾の旅路は、真実の家庭の幸せに包まれて終着した。さて、その次の一歩は如何…

(初演時プログラム・ノートより)

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